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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2006年09月07日
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カテゴリ:神秘体験空間
 悪魔の存在の中で最も邪悪とされるのが、ソラトだという。神秘学では、この名は、400+200+60+6=666の太古の暗号法から、明らかになるという。太古では、数字をアルファベットで記していたが、400はT(タウ)、200はR(レシュ)、6はW(ヴァウ)、60はS(サメク)を表すという。TRWSの子音体に、母音を補い、右側から発音することで、「ソラト」となるという。

 ソラトは、悪魔アーリマンのなかでも最も邪悪な悪霊だという。本人は、人類に悪いことをしていると全く思っていないばかりか、人類を教育し指導しているとさえ思いきってしまっているので、罪悪感など毛頭もないという。まるで独裁者である。歴史上の人類の独裁者の全てが、このソラトの憑依を受けていたともいわれる。

 ソラト、いわゆる邪悪なアーリマンは、地球を太陽系、及び宇宙体系から切り離し、自らの砦とするために、人類を誘惑し、堕落させ、獣化し、奴隷化しようと目論んでいるという。ヤクザの手口とそっくり同じものといえるだろう。ソラトが地球にもたらした最も邪悪なものは、666年の周期で行われ、いままで、333年(666/2)と666年と1332年(666×2)にあったという。

 333年には、キリスト教カトリックにおいて、アリウス派とアタナシオス派の論争が起こり、アタナシオス派が勝つが、それが元で、カトリックはローマ帝国のように権威化し、キリスト教は堕落の道を辿っていったという。とくに、初期キリスト教において重要な教えである、キリストが太陽霊の使者であるという見解を見失ってしまったという。

 ソラトはキリストと敵対する太陽悪魔なので、キリストの存在を太陽とは別のものと人類に思い込ませるように画策したようだ。

 666年には、ゴンデイシャプールにおいて、当時の哲学者を集め、学院を開き、人類には、時期尚早な太陽の叡智を3つ授けたという。1つは、遺伝による優生学、2つめは、精神による予防医学、3つめは波動による律動学だといわれている。これらの世界中への伝播は、ムハンマドのイスラムの教えにより阻止されたが、キリスト教カトリックの堕落した教えの権威化により呼応して、唯物観として広まっていき、ロジャーベーコンを介して、西洋において、唯物的科学として誕生したという。

 現在のクローン実験や、性転換手術、臓器移植等や、出産前を含む遺伝子診断等のヒトの倫理に関わる科学技術は、このソラトの学院の流れを受け継いでいるようにみえる。

 1332年には、聖堂騎士団の撲滅を行ったという。聖堂騎士団は、テンプル騎士団として有名だが、人類に聖杯の教えをもたらすものであったが、ソラトの人類を太陽という霊性に向けさせないように、地球に閉じ込める企みのために、巧妙に、唯物論により滅ぼされたという。このために、人類は、カリユガと呼ばれる暗黒の唯物的な時代を送るようになったという。第一次、第二次の世界大戦中、アーリマン的な悪霊たちは世界の指導者に憑依しては、その欲望を満たしたという。

 そして、1998年(666×3)だが、この年を、色々ネット検索で調べてみて、面白いことに気がついた。日本では、1998年を境目として、急激に自殺数が増加するのである。以下のページを参照のこと。
http://yoshim.web.infoseek.co.jp/zanjitsu_051106.html

 自殺の原因の主なものは、デフレ対策からリストラを行い、雇用環境が急激に変化したことが考えられる。この年を賑わせたのは、カレー毒物混入保険金殺人であり、「毒」という言葉がその年を表す字になった。中学生の人殺し事件も目立っており、「キレる」という現象が巷にみられるようになった。世界では、米英はイラクを空爆しており、911を暗示させるものがある。それに伴い国連では人権宣言が行われている。

 このように、1998年は色々なことが起こっているのだが、日本での自殺に関する歴史上、主要なものを考えてみると、金融ビッグバンが挙げられる。金融ビッグバンにより、いままで安定的な銀行が、不安定になり淘汰される時代が到来したのである。金融自由化という名目の基に、行われたのであるが、これにより、中小の日本企業が貸し渋りに遭い、倒産を余儀なくされるケースが続発し、銀行は合併統合の素地をつくり、モノとして売り買いされる商品の地位に堕落し、投機の対象となる。恐らく、この背景には、ソラトの社会唯物化思想が隠れているように思われる。

 ビッグバンという名の宇宙論自体が、唯物論的科学の宇宙論の産物なのである。自由化という名目により、人類は競争を余儀なく激化させ、市場は、ソラトが目論んだように、一部の資本家により機械的なマシンのように統合されていくのである。世界的大資本家のなかに憑依していたといえるだろう。俗にハゲタカファンドといわれたのは、このソラトの目論見を見破った誰かがつけたのだろう。日本でも、このときの国の指導者連中は、無残な死を迎えている。恐らく悪霊にトリツカレタ報いなのかもしれない。恐らく、死んでも成仏できていないだろう。

 霊を商売にする悪徳商売や、悪党悪霊にトリツカレテイルと脅すような連中も悪霊にとりつかれているのであるから注意が必要だ!。新興宗教はとくに危険で、黒魔術の聖地というか地獄地といってもよいだろう。霊媒は厳禁であり、まずは自分の主体的な意見が求められる。霊にとりつかれるといっても、ただ肉体がないだけで、他人の意見に左右されやすい人も、これと同じなのである。自分のことは、自分で考え、判断することが重要なのである。

 1998年のことの、神秘学からの解釈は以下のようなものであるという。1999年に天体がグランドクロスを迎えるにあたって、従来の人間の自我の代表である、宇宙の三つの霊的な力(鷲の力、獅子の力、牡牛の力)が分裂独立的になってくるというのである。この自我の根源の3つの力の配位により、個人の人格が分裂する傾向になるという。この3つの力はそれぞれ、思考(鷲)、感情(獅子)、意志(雄牛)を表し、それぞれ分裂し、独立する傾向になり、これらをバランスよく、再統合しないで、何の努力もしなければ、権力指向の強い暴力的人間、依存症的あるいは狂信的な人間、冷たく無感動な知的人間のどれかになってしまうことになるという。これが、キレるという魂のバランスを失う原因であると考えられるという。

 1999年のグランドクロスの準備、つまり、精神の統一、魂のバランス感覚が、1998年に求められていたことだといえるという。1998年のこれらのソラトの挑戦を克服した者は、1999年に十字架として、世界人類にその統一性を広める役目を果たすといわれていたわけである。これはキリストがゴルゴダの地で行った自己犠牲の愛の宇宙的な集大成であることがわかる。

 日本の多くの自殺者や、ソラトに魂を受け渡した者は、いまでも、霊界において、ソラトの僕として、地獄のような苦しみを味わっているのだろう。
 ソラトの研究は、まだまだ続けたいと思う。





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Last updated  2006年09月08日 12時53分22秒
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