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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2023年06月19日
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カテゴリ:神秘体験空間
シュタイナーによると、人間は睡眠中、前世を夢のなかで、カルマを通じてみているという。古代人は、前世からカルマを学び、古代叡智を、夢から知った。

古代人は、人間がカルマの運び手で、人間の宿命は、物質界で、悪魔の手に堕ちることなく、ジョーカー=ババを引かずに、カルマをできるだけ早く解消する、ババ抜きのトランプゲームをしているようなものだと知っていた。

トランプゲームは、物質界をよく象徴化している、もしかすると、夢の解釈からできたのかもしれない。トランプは恐らくタロットカードに由来するのだろうが、タロットは生命の樹やカバラの古代叡智を起源にしているので、夢の分析と関係があるかもしれないが、また別の回に譲る。

ちなみにトランプという言葉は、「切り札」という意味をもつらしく、アメリカのトランプ元大統領は、悪魔の切り札だったのか、馬鹿の切り札だったのかはわからないが、お騒がせの切り札だったのは明らかだろう。いずれにしろ、アメリカ人には悪夢のトランプだろう。

アメリカははやく他の国に、ババを引いてもらわないと負けて地獄に堕ちるかもしれないが、他の国にも、プーやら、菌やら、毒災者のババが盛り沢山なので、少し前には、この国にもアホというババがいたが、ババだらけの地獄に堕ちる椅子取りゲームなのかもしれない。とにかく悪夢から一刻もはやく目を覚ましたいものである。

現代人は唯物論に染まっているので、夢をみても、ほとんど言葉にできないか、見知っている物質界に置き換えてイメージするので、意味不明な世界を語るしかできないが、シュタイナーによると、前世をみれるような、夢を語れるような人が出てくるという。

それが水瓶座の時代で、アクエリアスの時代といわれている。

うお座の時代が終わり、アクエリアスの時代がはじまると、恐らく、唯物的支配が終焉を迎え、権力や支配力が薄れていき、所有概念を捨て去る時代がくるといわれている。

所有概念が、共有概念に、地球をレンタルする概念に代わるので、金持ちが単なるゴミ集めになる時代ともいえる。簡単にいえば、物質的な束縛から精神的に解放される精神文明の時代がくるだろう。

人間は物質的に表現される芸術のアートのなかに、自らのカルマをみて、美を感じるのである。それは物質的感覚で美を感じるのではなく、精神的な感覚、前世で自らが体験してきた記憶の蓄積により、物質的感覚を超えた超感覚で、現在という時間で生きるから、天使たちと共につくりあげた共通の遺産や絆としての、神秘性の美として感じ取れるのである。

だから、芸術品を唯物論の価値で、金銭で勘定するのは、野暮な悪人の仕業で、詐欺師の遣り口である。もういい加減、金銭勘定はやめないと、人間はどんどん獣の動物に退化していくだろう。

かつての透視学であった神学が、宇宙全体や人類を一つにつなげていたバランスの神をみれなくなり、退化し、数学や物理学になって、いまや投資額のための占術学などになってしまっている。

このままカネ勘定の精神退廃が進み、どんどん退化すると、人間は、株式相場に寄生するAIウイルスの存在と獣化するだろう。霊のゼロはどこまで行ってもゼロの無であり、数えても有限にはならない、無限の存在なのである。

有限な勘定を進め、霊性を失い、冷静に、物質性の悪魔の誘惑を見極めないと、金銭の勘定マシンと化するだろう。AIが進化すればするほど、人間も、AIと同じ存在と退化していくだろう。

教育の場において、もはや何の困難も体験せずに、安易にAIに身を委ねれば、その場は快適に過ごせるが、苦悩し、創造する人間という立場を捨ててしまうだろう。

神が与えた苦悩こそ、人間への愛で、親が子に与える愛の鞭なのである。それは神が、子に、神に成長してほしいと願う祈りなんである。

来るべきアクエリアスの時代には、人類に対する苦悩、神の愛の祈りが、一介の占術家でも、魂の心を照らせば明らかになる。伝教大使=大聖者の一灯照隅万灯照隅である。

例えば、以下の占術家は次のように予想している。

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☆       ☆       ☆

ものを持つことではなく、不要なものを持たないことが重視されます。

個性が重視され、一人ひとりが自分らしさを追求できる時代が訪れ、結婚や恋愛にも自分らしさを求めるようになります

お金をどのように使うのかが重視されるようになります。

幸せに生きるためには、思い切っていらないものを手放すことが大切です

住む場所や働く場所にとらわれてきた価値観を捨てることも、幸せへとつながっていきます。

自分が本当に求めているもの、自分が本当に大切にしたいものをしっかり考えることが大切です。

願いを文字にして書くことです。
         
          ☆       ☆       ☆

この一介の占術家が紹介しているのをまとめると、自らのカルマを理解する事で、自分に必要のないものはもたず、必要なものでもレンタルで済まし、精神的な価値観を重視する事にある。

つまり、物質は、自分を映す鏡でしかなく、物質的な鏡を通じて、自分を正確に映す精神的な鏡をつくれば、物質は不要で、それが結局は、自分という個性の存在を見極める事にもなる。

例えば、結婚は、物質界で、自分を映すのに最適だと感じた、対極にある鏡を、常に携帯する事でもあるが、自分の中にどれだけ他者への愛情があるのかの確認作業でもあるといえる。

自分がどれだけ物質界に染まり、物質性を求めていたのか、が結婚により明らかとなるだろう。遥か昔の、精神的な時代では、離婚があり得なかったのは、精神的な前提で、結びついていたからである。

この一介の占術家が見通したように、物質文明は終焉を迎え、精神文明がはじまるのがわかるだろう。特に経済システムが大変革するだろう。

というのも、おカネがもはや金属や紙などの物質ではなく、供給が追い付かないほどの、消費欲や物質欲のせいで、従来の貨幣システムでは、限界を迎え、電子化されるようになってきたが、それはつまり、目に見える経済から目に見えない経済に代わっていくのを意味し、同時に、目に見える物質的な権力による支配、上下関係や服従関係などの人間関係が、ある意味解消されていくだろう。

そして、目に見えない精神的な、道徳的に平等なつながりを構築していくようになっていき、物理学でいえば、古典的な物質力を基にした力学から、観測論を重んじた量子力学的な関係になっていくわけである。

従来の価値観、つまり、権力者による戦争へのエゴは、人類から道徳的になくさないと、人類が滅亡に向かって突き進んでいくのは、人類が核兵器を手に入れたときから、月の植民地を通じて、地球を監視し続けてきた高次の宇宙人の頭痛の種でもあったわけなんである。

核兵器という物質界で最強の物質欲の至上兵器を、つまり、物質性の克服ができるかどうかが、アクエリアスの時代の始まりに必須の通過儀礼で、道徳的な改心のはじまり、悪夢からの目覚めなのである。

人間の物質欲のエゴ、権力欲が最高に高まったは核兵器を、キリストのなかに生きる道徳精神で、カルマの十字架刑に架け殺す事が、今必要なのである。

悪夢から目覚め、アクエリアスの時代を共に人類は生きるべきなのである。

キリストは、人類を、獣の道から解放し、神の子の道を、天国への階段を、この地に敷いたのである。

キリストのなかに生きるため、悪魔ルシファーやアーリマンに染まってしまったエゴを殺すために、シュタイナーの人智学的医学を紹介する。

         ★       ★       ★

 成長と共に現れる症状のなかに、この対極的(動的平衡)な関係が発見できる。だから、次のような配慮が重要である。

 極端で深刻な症状だけを診ずに、比較的軽い症状で、治療も容易で、その必要性が曖昧でわからない患者に、「その症状を早く取り除かないでいられれば、軽い症状で済みますよ」と言わなくてはならない事もある。

 というのも、人体は、そう易々と治るような単純な仕組みにできていないからである。治療自体に何の問題もないが、次のような配慮が必要となってくる。

 次のような人物も珍しくはない。「自分は色々な病気に罹り、色々な薬と治療も経験してきたので、高齢になったときにはもう健康になれる要素が見当たらない」と言い張るような人物で、自分は常になんらかの病気に罹っている、と思い込んでいるような人である。

 このような人たちには、次のような意識を呼び覚ます必要がある。

 「当人が思い込んでいるほど、症状は悪化しない。」

 当然、このような意識は、影の面も持っている。しかし、このような人物は、「あなたは病気ではない」と言われてもしかたないだろう。

 さて、このような事実全般を、光のなかで見る必要がある。つまり、人間は生まれてすぐ、物質(肉体)体をもち、7歳から14歳まで、エーテル体が強く働いて、物質(肉体)体に加わり、更に妊娠では、エーテル体が、肉体から再度追い出され、複雑な状態となる。

 更にまた考慮すべきなのは、アストラル体が、バランスを保りながら加わるのは、14歳以降になってからで、自我が加わるのは、更に後になってからだが、例えば、自我をあたかも外にあるか、のような、また物体として想定してはならない。

 起きているときの、覚醒状態では、自我は、決して人体の外になく、肉体に加わり、共同活動が高まる。従って、人体に障害(=他の3つの体に不協和音)があるときは、自我が他の3つの体のなかで正しく機能するのに何らかの困難が生じている、のである。

 そこで、次のような結論に至る。

 「今日(1920年)の医学は、この事実を知ることなく、既にずっと以前から、自我が、他の3つの体(アストラル体、エーテル体、肉体)と共に完全になる困難さについて、自我と他の3つの体との闘いについて示唆に富む描写ができる処まで来ている。」

 勿論、唯物論の時代に生きているので、この闘いを、内面(精神)に見れるわけではない。しかし、このような闘いを、もし、熱曲線(体温の推移)で正しく描けば、その特徴をほぼ正確に写しとれる。だから、このような関係を洞察するには、様々な病気の熱曲線(体温推移)を追求すれば明らかになる。

 確かに、この事は、治療にとっては、病理学よりも、さほど重要ではないかもしれないが、理解しておくべきで、少なくとも一般にも、広く周知される必要がある。

 というのも、例えば、肺炎、もしくは腸チフスの症状を、霊的に洞察するには、熱曲線(体温推移)の経過についての見解が必要だからである。

 肺炎で現れる体温を、熱曲線(体温推移)で記述し、主要な2つの曲線の違いを調べれば、その比較から、危険な経過と、危険でない経過の違い、つまり、介入が妨げられた自我の反応が、全く違った形で現れる、のがわかる。

 例えば、肺炎の熱曲線(体温推移)のはじめは「自我の介入」を表すが、それから平熱よりも急激に降下すれば、反発が表れる(下図参照)。このような熱曲線(体温推移)急激な降下では、自我のはじめの介入努力による、後から反撃(反発)の可能性が示される。

 また別の曲線(下図、赤線参照)、つまり、次第に消散していく消滅型の経過では、反発の可能性が次第に少なくなり、失われていき、不規則な熱(体温)の降下を辿っていくが、これは危険な経過といえる(自我に反発力がない)。

 

 特に、他の3つの体(アストラル体、エーテル体、肉体)についての自我の働きを見通すのによい事例は、チフスの熱曲線(体温推移)である。この曲線から、自我が、実際にどのように闘っているのか、の明確な像が得られる。

 このような紛れもない自然科学が、医学に流用されていく事例から、人間の4つの体(自我、アストラル体、エーテル体、肉体)の考慮が不可欠なのが示される。医学上の混乱は、科学が唯物主義になり、物質(肉)体上の観察だけに限定してしまった事により起こった。

 しかし、物質体上の出来事は決して単独で起こるのではなく、重要なのは、物質体上の出来事を起こしている4体の性質が等価=同一ではない、という事である。

 何故なら、物質体内部では特にエーテル体が働き、そして、アストラル体、あるいは自我の働きにも左右されるからである。物質上の出来事でも、それを特徴づけ、そのなかで働く、高次の人体に従えば、全く別の性質を持つようになる。





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Last updated  2023年06月20日 15時12分41秒
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