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カテゴリ:神秘体験空間
前回は、人間の覚醒意識が、物質界での破壊活動から生まれ、破壊活動を基に、自我認識を獲得しているのを、量子力学のパラドックスで、論理破綻を基にして紹介した。
重要なのは、人間が太陽光などの物質光を下に、破壊活動を行う事にある。暗闇では自我認識の基に活動するのは困難なのである。物質界で活動するには、可視光が必要である。 だから物質界での破壊活動には可視光が必要で、可視光は、別名黒光であり、堕天使悪魔の領域である。つまり、人間は、堕天使悪魔のお蔭で、物質界で破壊行為を行え、自我認識を手に入れ、つまり自由を理解するわけである。 人間は、可視光の下に自由を得るから、フランス革命を起こしたフリーメーソンが、自由の国アメリカに、自由の女神像を送ったわけである。自由の女神像が掲げる松明=トーチアビラは、万物を見通す神の目でもある。 万物を見通す目とは、低次な意味では、人間の自我で、高次の意味では、霊我、心眼を指す。だから、低次な自我は、物質界を破壊する事で獲得できる知識から生まれ、高次な霊我は、物質的な知識を超え、霊界で神のバランス力により創造され、再生する癒しの叡智から生まれる。 さて、シュタイナーによると、人間は太古、地球であって、アダムカドモンだったという。その時の人間は、頭だけの存在で、勿論、物質的な形態ではなく、いわば熱だけの、エネルギーの存在だったという。 太古の地球だった人間は、今の太陽に近い存在のなかで、つまり太古の太陽のなかの地球として、太陽の生命力のなかで、母胎のなかの胎児のように、太陽と共に地球人間として生きていたという。 胎児が母胎から、酸素や栄養を供給されるように、太陽の生命力の不可視の光を霊光というが、当時の人間の頭だったアダムカドモン全体に、霊光が照らされ、満ち溢れていたので、まさに神から生まれたエデンの園で、創造活動を日々楽しんでいた。 霊光の生命力=エーテルをどれだけ体内に摂取できるかで、増殖力や繁殖力、生殖力が決定されるが、人間が太陽のなかにいたときは、いまの人間の頭のなかの血液の血球のように、まるで、下等生物の豊富な繁殖力のように、熱の火の頭だけの体を繁殖させて生きていたという。 この地球の太陽紀が終わり、太陽が、地球から出ていってしまうと、地球は生命力を失い、気体の天体から、液体の天体になったという。液体と言っても、いまのような可視の物質性のものではなく、不可視の存在だった。 太陽が出ていき、外から地球を照らしたので、地球には昼夜ができ、太陽光=霊光が照らされた場所で、どれだけ光が保持されたかで、生命力の維持に強弱が生じ、活動の進退が生じた。 この活動の進退から、人間にはアストラル体=こころが生まれた。 やがて、活動の進退が極端になるのを回避するために、地球から月が出ていき、地球は、現在のように、物質化した固体の天体となった。 そして、人間は、物質界を昼に覚醒意識で起きて生きる事で、自我の火を灯すようになったが、同時に、肉体を灯す、その火を失う事で、覚醒意識も失い、その火の眩しさに馴れて、霊語を忘れ、睡眠中の意識も失っているので、死を経験するようになった。 しかしやがて、アクエリアスの時代になり、夢のなかで、前世がみれるようになると、霊語を取り戻し、再び、死を乗り越えるようになると、ヨハネの黙示録で預言されている。 さて、古代叡智を読み解いた古代インドのヴェーダ哲学では、生命力の源である叡智、霊光の浸透度による3つの状態を、タマス、ラジャス、サットヴァという霊語に近い表現で示していたらしい。 例えば、菩薩という言葉は、ボーディサットヴァの略称だが、仏教ではボーディを、悟り、菩提などに訳しているが、恐らく、魂の状態を表す言葉のようにみえる。つまり、英語のボディである。 ヨガ用語集 / Glossary of yoga | ヨガ教室・ピラティススタジオ・スタジオマーティ 東京三田慶応・駒沢大学・新横浜・横浜反町・大阪本町・Tokyo Yokohama Osaka (studiomarty.co.jp) つまり、魂の状態がサットヴァな人を、菩薩と呼んだのだろう。上記のヨガ用語集や仏教では、ボーディだけで、覚醒状態としているが、覚醒意識とは、現代人がもつ自我意識の事で、サットヴァの意味が重要なんである。 現代人は、当時の意味を理解せずに、現代語化するから、菩薩が俗物のような存在になってしまうのである。菩薩とは、霊魂がサットヴァの状態にある人だから、物質界の死を超えて、霊眼を獲得した人という意味である。 簡単にいえば、いわば修行を得て霊能者になった人の事で、生まれつきの霊能者とは違うのである。 いかに困難な修行をしても、霊視できなければ、天使や神々と交信できなければ、菩薩とはいけないわけで、霊界から拒否された霊魂は、ラジャスであり、霊界を自ら拒否する霊魂は、タマスなわけである。 簡単にいうと、人間は独りで生きているわけではない、のが充分にわかっている人が菩薩で、わかってはいるけど、なかなか行動には移せない人が、輪廻転生を続けるラジャスな人で、独りで生きていると思い込み、独善的に生き、他者を犠牲にして、物質欲で名誉や栄誉を究めようとする人は、地獄の闇に落ちる傾向にあるので、タマスな人というわけなんである。 ヨーガというのは、サンスクリット語で、「つながり」を意味するらしい。だから、天使たちや神々との、「つながり」をみつける、意識のバランス法なのである。 現代人にはいま、昼と夜の意識があり、昼は起きているが、神々の生命力は不可視の存在なので、物質的な衣服や、外見に囚われ、つながりがみつけられない。また夜は眠っているので、身近にいるのに、昼の意識の名残で、つながれないわけである。 シュタイナーは、宗教の英語読みのリリジョンは、「再びつながる」という意味を持つと説いている。宗教は、つまり、破壊の自我が創造の霊我にサットヴァし、神々の霊力の生命力と、再び、つながるのを目指した学問なんである。 ヨーガは、人体には宇宙とつながる7つのチャクラ=チャンネルがあり、霊的な天使たちが流すユーチューヴや、地上波やBSまがいのネット霊言葉のネット霊動画を受信するのに、まず人間がその受像機にならないといけないと教える。 そして、7つの天使たちが、天体から流す、土星、木星、火星、太陽、月、金星、水星の叡智の波動意識に合わせる、霊的な共鳴チャンネルをつくらないと、受け取れないので、そのチャンネル=チャクラを開発する方法なんである。 チャクラ - Wikipedia ★ ★ ★ 霊的な観察から洞察できる、天体と金属の関係についての研究を、極端な性質を反映する事例からも着手できる。 受胎前の、太陽上位の天体(火星、木星、土星)の作用が、受胎後の肉体に反作用を誘発し、骨化や硬化の活動を行うのを以前述べた。骨化や硬化は、天体の作用とは真逆の反対(反映)像となる。 だから、骨化や硬化を促進させるには、人体に、土星の鉛を与えればよい。動脈硬化の研究の為に、鉛中毒を引き起こしてはならないのは勿論だが、重要なのは、自然が、実験(施行)する際に現れてくる現象を、土星との関係から探求し、鉛の作用と、人体との間に内的な親和性が成立する、のをみつける事である。 鉛の活動=プロセスと、人体の骨化と硬化の関係を、徹底的に研究すべきである。 同様に、錫の活動=プロセスから、以前述べた水頭症と、その反対の症状(脳脊髄液減少症=低髄液圧症候群)との関係も研究できる。 そしてその際、人体上下の、頭部と下腹部との対極的な関係に従って、全体の活動とバランスを取りながら成長する、幼児期の活動のなかに、錫と同じ作用が見つかる。 さて、この水頭症と、その反対の症状の相互関係が、後の年齢になって、肺へと進展するのを既に述べた。その際、(数世紀来の医学文献を正しく読んで理解すればよいが)、肺炎や胸膜炎に付随する症状に関係する活動と、鉄の活動=プロセスとの親和性が読み取れる。 更には、この関係を、血液のなかに鉄があるお蔭で、血液が健常な活動を行える事実まで探求できる。血液のなかの鉄の活動を、肺にまで探求できる。 そうすれば、水頭症とその反対の症状(脳脊髄液減少症=低髄液圧症候群)との関係が、肺にまで進展した場合の、鉄の活動についての見解が獲得できる。このような成長における極端な事例は、相互に入り組んでいる。 このような人体の相互のバランス調整関係から、外界との関係を洞察できたとき、薬の治癒効果に到達できる。 だから、人体の霊的な観点を尊重するなら、観察者に直観力が生じるのに疑いはないだろう。この直観力は、どんな診断にも重要で、特に、多様な事象を総合的、統合的に観る必要がある。 いかなる診断も、患者がどう生き、今までどう生きてきたのか、今後どう生きていくのか、という人生全般に目を向ける必要がある。「今後、どう生きていくのか?」とは、次のような意味である。 現在の人体のなかには、既に、残りの人生を加味して、特にエーテル体が費やす活動が、萌芽の形で(前もって)素質として準備されている。 更に述べた、鉛、錫、鉄の人体への効能について、金属の特性との関係から探究するなら、鉛、錫、鉄の対極に相対している、銀、水銀、銅の人体への効能にも到達できるだろう。 以上は、特に、金属薬の投与を薦めるわけではなく、また金属の作用が、他の物質のなかにも含まれているので、金属を見本として、人体のなかの相互作用を指摘したい為に述べただけである。 従って、例えば、銅は、鉄に対して対立関係にある。この関係から、例えば鉄の作用が強過ぎれば、それを抑制する反作用を、銅から取り出せばよい。 特定の症状のなかで鉄の作用が明らかに強すぎるのがわかるなら、銅や、銅に類似の物質、またこれから述べてゆくが、植物などから、反作用を得て、この症状に適用できる。 さて、このように多面にわたって見てきたので、多くを要求しすぎたかもしれない。とはいえ、これまで述べてきた知見を活用していくなら、研究をどのように進めていくか、そして、このような研究から、医学研究制度や医学制度の改革に、効果的な知見を、どうやって引き出せるか、などが理解できると期待したい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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