『鹿児島の焼酎蔵めぐり』
地の酒にはその土地の気候風土,そして文化が刻み込まれています。水と芋、黒糖という大地の恵み、そして気候風土と人がはぐくんだ「本格焼酎」は、まさに鹿児島の歴史,風土,そして人情がはぐくんできた伝統文化でもあります。
「ベートーベンの『田園』を聴いて育った焼酎」。原酒の入った樫樽(かしだる)にトランスデューサー(音楽振動変換装置)を取り付け、クラシック音楽の振動で熟成するむぎ焼酎『田苑』。首都圏のセブンーイレブンの定番商品ともなっている人気焼酎である。
◇焼酎資料館では貴重な品々を展示
田苑酒造は,山間の田園風景が広がる薩摩川内市樋脇町にある。工場には、230年前に建てられた酒蔵を利用した焼酎資料館も併設。
http://www.denen-shuzo.co.jp/
◇資料館は、約230年前に建てられた酒蔵を熊本県山鹿よりそのまま移築したもの。ほのかな灯りに包まれてひんやりと静まる蔵の中には、創業時の道具もあれば、近代化されるまで第一線で活躍していた道具など、焼酎造りに試行錯誤した先人たちが使ってきた様々な道具を見ることができまる。
資料館を見学した後は、田苑酒造の焼酎各種が試飲できます。
・所在地 薩摩川内市樋脇町塔之原11356の1
・電話 0996(38)0345 http://www.denen-shuzo.co.jp/
・工場見学あり/9時-16時 休/年末年始・お盆休み