![2012-1114-taru](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/551ef5ce8786ac82905a0c9431d5f26b80ed4447.19.2.9.2.jpeg)
鹿児島市の桜島は11月9日午後9時53分、今年800回目の爆発的噴火を観測しました。年間800回の爆発は3年連続で観測史上3回目です。昨年は年間回数が過去最多の996回を記録しています。
800回目の爆発的噴火は昭和火口(標高約800メートル)で発生し,噴煙の高さは約2000メートルで、大きな噴石が6合目まで飛びました。
今年は、月別では1月の172回が最多。その後は減少傾向にあり,10月は最少の35回でした。鹿児島気象台は「溶岩流出を伴う大噴火につながる兆候はない」としています。
![2012-1015-sakura01](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/4025916100b7351cf745bc28c4f6d04313f27a89.19.2.9.2.gif)
▼
桜島は姶良(あいら)カルデラ(南北17km、東西23km)の南縁部に生じた安山岩~ デイサイト(SiO2 57~ 67% )の成層火山です。北岳、中岳、南岳の3 峰と権現山、鍋山、引ノ平などの側火山からなります。人口が密集する鹿児島市の市街地に近接しています。