>>>奇跡のシェフ”神尾哲男さん死去 ステージ4のがん闘病14年生き抜いた
発売2カ月で15万部のベストセラーとなった「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」(幻冬舎)の著者で,フレンチシェフの神尾哲男(かみお・てつお)氏が入院中の前橋市内の病院で5月4日死去した。64歳。北海道出身。末期がんと診断されながら,独自の食事療法を続け14年にわたりがんを抑え込んだことから“奇跡のシェフ”としてマスコミに取り上げられた。
著書『
がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事』によると,51歳の時にステージ4の前立腺がんと診断され,医師からは「生きているのが信じられない」と言われたという。その後,手術,抗がん剤投与などの治療をしたが,好転しなかったことから「俺は料理人。食事でどうにかしよう」と決意。前橋市で飲食店「レストラン&ライブ ポコ」を開業しながら食事を徹底的に見直し,地元産の旬の素材を取る,生命力の強い野菜を食べるなどを実践してきた。
がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事 [ 神尾哲男 ]