◆野際陽子さん】元夫・千葉真一が語る彼女の「素顔」と本当の「離婚理由」…「陽子は、俺と結婚しない方が良かったんだ……そう思ったよ」。
野際陽子さんは肺腺がんのため今年6月13日に死去,81歳だった。野際さんは,2014年に肺がんが発覚。「早期発見だったこともあって治療は成功。だが,翌年に再発し腫瘍の摘出手術を行い,完全復活を果たした。今年は『やすらぎの郷』のほかにドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)に出演。映画でも『いつまた,君と~何日君再来~』の公開を6月24日に控えていた。
野際さんは富山県富山市生まれ。3歳から東京・杉並で育ち,立教大卒業後の58年には,NHKにアナウンサーとして入局した。60年から同局「おはようみなさん」の司会などで活躍したが,62年にNHKを退職。その後,フリーアナとしてTBS系「女性専科」の司会を務めた。
63年にTBS系「悲(ひ)の器」で女優デビュー。大学時代に劇団に所属していたこともあって,以後は女優として活躍していく。66年にはあこがれだったフランスのソルボンヌ大学に留学し仏文学を学んだ。帰国後の68年,TBS系「キイハンター」で女優復帰した。同番組は5年間放送され,最盛期には視聴率30%を超える大ヒットとなり,野際さんの代表作ともなった。
NHKのアナウンサー時代から交流のある女優の黒柳徹子(83)と公私ともに交流が深く,テレビ朝日系「徹子の部屋」には女性ゲストでは最多の21回出演していた。
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私の柔軟戦争
『
70からはやけっぱち 野際陽子著 p10~p11
70歳になる頃から、野放図に加速度的に老い行く肉体を少しでも改善せねばと、ストレッチや筋トレを始めた。
根が真面目な性格なので、ほとんど毎日真剣に取り組んだ結果、2、3年後には干したスルメのように硬かった筋も徐々に伸びてきて、開脚130度、前屈は膝に鼻先がつくくらいになった。フニャフニャの筋肉も次第に硬くなり、腕には力こぶのようなものもでき、お腹なども気のせいか少し割れかけているように思えてきた。
そうなると根がオッチョコチョイの私は、180度開脚で上半身床にペックリを目指すぞと、ますます意欲的にトレーニングに励んだ。その頃の、大股を開いた得意そうな姿が、雑誌の誌面を飾ったこともある。
しかし各個人に与えられた能力には限界というものがあるらしく、そこからの伸びが著しく減速した。何しろ70歳を過ぎた老筋肉であるから、少しでも訓練を休むとすぐに元のフニャ筋に戻りたがる。それでも根が前向きな私は、休んだ分は倍の努力で挽回し、2011年の1月まではなんとか微かな進歩を見せていた。それなのに、1月の末からほぼ10カ月の間、私は一度もヨガマットを開かなかった。
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⇒⇒ 週間女性 2017/6/27 ⇒ 野際陽子(81)『やすらぎの郷』に出演中も体調を崩し,緊急入院していた
http://www.jprime.jp/articles/-/9881
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