>>>奄美地方が梅雨明け 平年より2週間遅く 過去3番目の遅さ
7月13日(土)11時,鹿児島地方気象台
https://www.jma-net.go.jp/kagoshima/ は,奄美地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
平年の奄美地方の梅雨明けは6月29日頃ですので,平年よりも2週間ほど遅い夏の到来となりました。1976年に並び,過去3番目に遅い梅雨明けです。
今年の奄美地方は5月14日の梅雨入りから約2か月の梅雨となり,平年より長い梅雨入りとなりました。期間降水量は平年よりも多い地点が多くなりました。
▼気象庁の発表
奄美地方の梅雨明け
平年より14日ほど遅く,昨年より17日ほど遅い
・梅雨明けには平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。
・春から夏にかけての実際の天候経過を考慮した検討の結果,期日が見直しされる場合があります。
▼梅雨期間降水量(5月14日から7月12日まで)
奄美市名瀬 975.5mm(648.1mm)
沖永良部 879.0mm(432.4mm)
※値は速報値でカッコ内は平年値。
梅雨期間が60日間と長かったことや,梅雨前線の活動が活発なタイミングで雨が強まったことから,名瀬の期間降水量は平年の1.5倍に達しています。
奄美地方が梅雨明け 平年より2週間遅く 過去3番目の遅さ
週間天気予報 (この先の天気・気温)
明日以降も梅雨前線は奄美付近には南下せず,日差しの出る日が多くなることから,梅雨明けとなりました。
梅雨前線がしばらく日本付近に停滞するため,九州から関東の梅雨明けは7月下旬以降となりそうです。
⇒⇒ 鹿児島地方気象台 ⇒ 梅雨明けに関するお知らせ
https://www.jma-net.go.jp/kagoshima/update/chosa/jma-kagoshima-20190713.pdf
奄美地方は梅雨明けしたと見られます。
奄美地方では,太平洋高気圧に覆われて概ね晴れています。向こう一週間は,湿った空気の影響で雲が広がる日もありますが,太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。 このため,奄美地方は7月13日ごろ梅雨明けしたと見られます。これは,平年より14日遅く,昨年より17日遅くなります。
◆奄美地方の梅雨入り,梅雨明けの時期
梅雨入り 梅雨明け
平年 5月11日ごろ 6月29日ごろ
昨年 5月27日ごろ 6月26日ごろ
今年(速報値)5月14日ごろ 7月13日ごろ
(平年の梅雨入り,梅雨明けは,1981~2010年の平均です
梅雨入りを発表した5月14日から7月12日までの降水量の合計(速報値)
○気象官署等 降水量の合計(ミリ) 平年値(ミリ)
名瀬 975.5 648.1
沖永良部 879.0 432.4
○アメダス 降水量の合計(ミリ) 平年値(ミリ)
中之島 1217.0 1034.2
平島 1006.5 //
諏訪之瀬島 975.5 //
小宝島 976.5 //
宝島 952.0 //
笠利 736.0 578.6
喜界島 837.0 464.2
古仁屋 1178.5 539.8
天城 1010.0 494.2
伊仙 1064.0 468.0
与論島 986.0 398.4
(各地点の平年値は,1981~2010年の観測値に基づくものです)//:期間の不足等の理由により,統計値がありません。