9月22日(日) 川内大綱引 <日本一の大きさ・重さの綱を引き合う川内大綱引>
今年で419回目を迎える川内大綱引は,島津義弘公が関ヶ原の戦いに向け,兵の士気を高めるために始めたといわれる薩摩川内市の伝統行事です。別 名「けんか綱」とも呼ばれる,五穀豊穣と商売繁盛を願う祭りで,県の指定無形民俗文化財です。長さ365メートル,太さ35センチメートル,重さ4トンの 大綱を約3000人のサラシを巻いた若者が引きあいます。引き手を妨害する押し隊の迫力は満点で,「ケンカ綱」と言われる由縁です。
発祥は慶長年間(1596~1614年)で,関ケ原の戦い(1600年)を前にした兵を鼓舞するため島津義弘公が始めたとされます。相手の引き手 を体当たりで妨害する「押し隊」が参戦するのが特徴です。 長さ365m,直径35cm,重さ5tの大綱を約3000人の若者が引き合い,「押し隊」と呼 ばれる攻撃隊が相手陣営に攻め込む様は壮絶です。
川内大綱引は,毎年9月22日夜8時から川内川を挟んで南側の「向田地区」で2回,北側の「大小路地区」で1回という3年サイクルで会場を移して開催されています。
当日は朝から自衛隊川内駐屯地,建設業協会,地元の高校生・中学生,一般市民など一丸となって,早朝,大綱を作る「綱練り」と呼ばれる作業から始まりま す。「薩摩川内焔児太鼓披露」や「ダン木祭(安全祈願祭)」,観客が大綱に触れ,引いて楽しめる「市民綱」などが行われます。
・場所:川内大綱引は川内川を挟んで南側の「向田地区」で2回,北側の「大小路地区」で1回という3年サイクルで会場を移して開催されます。
※出所:http://www.satsumasendai.jp/www/contents/1380494055201/index.html
・開催時間:(大綱引の大まかな流れ)
19:00 神事(ダンギ祭り),20:00 市民綱(市民も参加できます),20:15 本綱開始,21:45 終了
・アクセス:JR/肥薩おれんじ鉄道川内駅より ・・・ 徒歩15分 南九州自動車道川内都ICより ・・・ 車で約10分 ・鹿児島空港より高速バス ・・・ 約1時間
※当日は交通規制が行われ,会場となる国道3号線は通行止めとなります。また各種交通機関のダイヤ変更や混雑も予想されますので,事前にお問い合わせの上来場ください。