最年少タイトル獲得を目指す藤井聡太七段(17)は18日,第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組1回戦で,羽生善治九段(49)に113手で勝利した。両者の公式戦での対戦成績は藤井七段の3連勝となった。
同リーグは紅白,6人ずつに分かれて総当たりで対戦。紅白の優勝者で挑戦者決定戦を行い,勝者が木村一基王位(46)に挑戦する。
終局後,藤井七段は「羽生九段との対局を楽しみにしていた。王位リーグは白星スタートができて良かった。まだ続くので気を引き締めて指していきたい」と語った。敗れた羽生九段は「藤井七段との対局は楽しみにしていた。(王位リーグについては)次から新たな気持ちで指したいと思う」と話した。