>>>高千穂の夜神楽 規模縮小し公演
ことしは宮崎県高千穂町の夜神楽が,新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して行われています。
秋の実りに感謝する高千穂町の夜神楽は,例年,11月上旬から翌年の2月の上旬まで行われていますが,ことしは新型コロナの影響で規模を縮小しています。
高千穂神社では,2日間で33番の神楽を奉納していますが,ことしは7つの神楽に減らしました。
本殿で行われた式典のあと,神社の神楽殿では,高千穂に伝わる天岩戸伝説で岩戸に隠れた天照大神を迎え出す場面が披露されます。
このほか町内の18の地区で行われている夜神楽も,ことしは観光客を迎えない対応や,夜神楽そのものを中止する対応を取っているということです。
▼夜神楽日程表
https://www.town-takachiho.jp/top/soshiki/kikakukanko/2/5/1955.html
令和2年度の高千穂の夜神楽については、新型コロナウイルス感染拡大をうけ、高千穂町の各地区で奉納される今年度の神楽はほとんどの地区で神事のみを執りおこない、夜を徹しての神楽舞いは一般公開を行ないません。
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高千穂の夜神楽
宮崎県高千穂町は八百万の神の住まう里。幽玄な夜神楽に心奪われる麗しの山里でもあります。
古事記・日本書紀によると,天照大神は地土の人々を治めるために孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を地上に天降りさせました。これが天孫降臨であり,その場所が高千穂の嶺でした。
>>>高千穂神社-高千穂18郷88社の総社
高千穂神社は、天孫降臨の地である高千穂に建てられた神社と伝えられています。稲のまつりの場である「高千穂」は古代の日本のあちこちにありました。これが平安時代になると,天孫降臨の地は現在の宮崎県北部の高千穂町だと考えられるようになりました。
高千穂町は五ヶ瀬川(こかせがわ)の上流に位置します。その地のの山々は、熊本県の奥地の阿蘇山へとつらなります。阿蘇山は有力な火山であり,古代には神の山として恐れられていました。こうしたことから高千穂神社の祭祀は、何らかの形で阿蘇信仰と開わっていると推測できます。阿蘇信仰につらなる穀霊のまつりの場である稲横山が、高千穂神社に発展したのでありましょう。
ご祭神は天孫降臨で知られる迩迩芸命(ニニギノミコト)をはじめ、日向三代の夫婦の神々と神武天皇の兄である三毛入野命(ミケヌノミコト)。境内には一つの根で結ばれた「夫婦杉」があり、杉の周りを夫婦で手をつないで3回まわると、夫婦円満、家内安全、子孫繁栄、三つの願いがかなうといわれています。
◆高千穂(たかちほ)神社の由来
天孫降臨の地として知られる高千穂。この地の中心部に位置する高千穂神社の創建は垂仁天皇の御代で1900年ほど前と伝わります。高千穂18郷88社の総社として信仰を集め,広い神域に老樹に囲まれて本殿,拝殿,神楽殿などが建ち,鉄製の狛犬と本殿は国の重要文化財です
平安時代から中央の記録にしばしば登場する大変由緒ある古社です。
・住所:西臼杵郡高千穂町三田井1037
・高千穂バスセンターから車で3分,徒歩15分
・駐車場:境内自由50台
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