コアラが当園に来た経緯
昭和50年5月に「コアラを鹿児島に連れてくる会」が発足し,市民レベルでの誘致活動が始まりました。その後,昭和55年9月のオーストラリア政府のコアラ輸出禁止解除を受けて,鹿児島市長がオーストラリア大使館にコアラの輸出を要請,庁内に「鹿児島市コアラ誘致推進会議」を設置し,クイーンズランド州政府との協議を経て,昭和59年10月にオス2頭,翌年の昭和60年にメス4頭が来園しました。
コアラについて
コアラは夜行性あるいは薄暮性で、巣を作らず樹上で眠る樹上生活動物です。コアラの手足はよく発達し、長く、とがった爪を持ち、枝や幹を登るのに大変便利です。体毛は短く厚く密生し、背面は暗い灰色、腹面は白色から灰白色です。大きく丸い耳には毛がふさ状にはえています。
また、コアラの通称としてコアラ・ベアーやネイティブ・ベアーがありますが、クマの仲間ではありません。
分布と生息地
コアラは、オーストラリア東部に生息しています。熱帯から冷温帯にかけて平地の森や疎林など様々な場所で見られます。最近は、宅地開発などでユーカリの森が減少していて、コアラの数も減少しているといわれています。
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ユメ(メス)
2015.1.2生 | リオ(メス)
2015.12.10生 |
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ブンダ(オス)
2010.9.15生 | アンブラ(オス)
2013.3.28生 |