カテゴリ:動向
朝乃山は、2021年、緊急事態宣言中にキャバクラを訪れていたことが発覚し、6場所の出場停止という厳罰が下されました。七月場所(名古屋、7月10日初日)で1年ぶりの復帰となります。
6場所の出場停止は、きわめて厳しい処分でした。このままでは横綱も大関もいなくなってしまいます。番付上、出場停止は休場と同じ扱いであり、休みは負けと同じことになります。大関だった番付は、2021年九月場所で関脇に降格、2022年一月場所で十両、三月場所で幕下になりました。ようやく復帰できる七月場所は、幕下よりさらに下の、三段目で相撲を取ることになります。 三段目では朝乃山の力が違いすぎます。全勝優勝で、九月場所は幕下に番付を上げることが濃厚です。もし九月場所の番付が幕下15枚目以内で、全勝優勝すれば、十一月場所は十両に上がります。十両でも、取りこぼしがほとんどなければ、一場所で十両を通過。幕内復帰は2023年三月場所が濃厚とされます。しかし大関の地位まで戻るには、さらに何場所かが必要です。銀座のクラブで遊んだといってもそれほど悪いことをしたわけではありません。あまりにも過酷な道のりです。 朝乃山は富山市出身です。休場中もがむしゃらに稽古を続けてきました。復帰が楽しみです。次の横綱候補は、やはり朝乃山しかいないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 31, 2022 08:59:33 PM
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