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カテゴリ:【P7:R14】Kham!!!!!
9月28日。ひぃ~さしぶりに、旅立ち! ひぃ~さしぶりに、チベットへ!
とはいっても、去年山を下りたのは6月末。ついでに初詣にはラプラン行ったんだけど。 いや、それでも久しぶりなんだって! 仕事をチョイ早めに切り上げて、会社の車と会社の運転手を使って空港へ。 そのままチベットへの入り口、成都まで、2時間半のフライトで。1時間くらい遅れたけど。 成都ではSim's Cozy Garden Hostel(Guesthouse)に泊まった。初めて。 ここ、日本人バックパッカーには有名で、今まで会った人たちからも「居心地良くて~ ツイツイ長居しちゃった」って聞いてたんだよね。 でも、ワタクシ、基本的に成都では宿泊しないんで、今までスルーしてた。 けど。 今日はコレまでの反省を含め、事前にバスのチケットを取っておきたい! ってんで、このゲストハウス併設の旅行代理店にお願いして、明日出発のガルゼ(甘孜)までのバス場チケットを購入しておいてもらった。当然手数料などは発生してますよん。 *コレまでの反省* 1、2004年10月 → 夜通しバスが走るもんだと思ってたら違ってて、結局途中までしかいけなかった。 2、2006年2月 → 春節(中華新年)で、ダルツェンドから先のバスがなかった・・・ 3、2007年2月 → 成都についてその日のうちにダルツェンドまで行けたが、次の日のダンゴ行きバスチケットが売り切れてたので1日休み。 ・・・毎回毎回反省君じゃん! 29日は10時のバスなんで、のんびり出発。 昨晩は日本語に飢えているワタクシ、宿に泊まってる日本人と結構話してたんだ。 途中で事故があって、少し時間喰ったけど、18時にはチベット世界の漢世界への出島、ダルツェンド(康定)に。 漢人ばっかり! 流石は国慶節の連休だ! いつもの定宿は漢人で満席だったので、隣のお寺にお参りして別のトコに宿泊。 明朝は6時にバスが出るので、寝坊しないように早めに就寝・・・ さ、30日。 バスはフツーに走って、16時ごろダンゴ(炉霍)に。 1人でバス下りたら、セルタまで行く乗り合いタクシーがあった。スグ出発するらしい。 ので、乗る。40元。(←後で友人に言ったら、高い!って憤慨してた) そのまま『ら~るん』まで行っちゃおうと思ったけど、入り口の『大門』のトコから坂上がる車が無いって言うし、真っ暗だし、大雨降ってきたので、そのまま20kmほど北にあるセルタ(色達)まで行くことに。 車の中では漢女がいたので少し話していたのだけど、途中で漢女が下りた後で運転手が「で?オマエはドコ出身よ?」って例の質問。日本人デース! やっぱり親切になる、チベタン運転手。マトモな宿を教えてくれた。 淡々と移動の3日間でした! でもね、このセルタ以北が『ゴロク』っちう「ディープなチベット」になるのだけど、ここ、オモシロイ! ダルシン(ノボリみたいなタルチョ)が沢山あって、山を覆ってたり一箇所集中型だったり、楽しい! そして、家。2階の床面積のほうが、1階よりもデカイ。そこに干草がたれていたりして、見た事ない景色が広がっていたよ! 今度、ここらに的を絞って、歩いてみよう! 絶対楽しいはず!! 途中で大きなゴンパもあったしね! さて。 明日は『ら~るん♪』なのだけど、外国人、侵入できるのかなぁ? まぁ自分が入れないことは全然問題が無いのだけど、僧侶に迷惑かかんないかなぁ? もし、入れなかったら、またセルタに戻ってこよう。 で! ディープなその先! セルタ以北の『ゴロク』に行ってみよう! 一応7日まで休みにしてある。 7日を過ぎたって、 「ごっめ~ん、今、ソッチに向かってるぅ~ 3日かかるけど・・・」 って禁断の『無責任告知』手段もある! ぐへ。 どっちに転んでも、俄然楽しい。シアワセの大地だ! *チェックポイント情報* タウ(道浮(浮はツクリのみ))の前と、ダンゴに通じる道のタウ側およびセルタ側、結構モノモノしいセキュリティーオフィスが。 てか、迷彩に塗った金属製の檻の中に、兵士3名が銃構えて立ってた。ギュウギュウ詰めで。 特に車をチェックするとかも無かったし、問題は全く無かったのだけどね。 でも万一を考えて、バスの中では日本人とバレないようにしてたよ。 隣の漢人旅行者、オレをナニ人と思っていたんだろ? 普通に漢語で話してくるのだけど、 「なに? 故郷に帰るの? それとも旅行?」 「あの山肌の文字、なんて書いてあるの? ・・・ふーん、おんまにぺめほ、ね」 チベット人と見られていたのだろうか・・・? 『故郷に帰る』っちゃぁ前世的にはソーなのだけど、今回は『旅行』だな。 しかも、チベット文字、読めるし。特にオンマニペメフンの六字真言は言わずもがな。 てか、実は本質を見抜く力を持つ『賢者』だったりして。この漢人・・・ その割には口臭滅茶苦茶きつかったから、話したくなかったんだけどね。 写真1、成都→ダルツェンド 上段左と中は、泊まったお宿。12人部屋のドミに泊まったのだけど、ベッドにカーテン付いてた!しかも個別の灯りまで!びっくり!! 上段右は、お宿近くにあった『ロシア大劇場』。近くにミサイルも配備されてたよ! 下段左は、いつものバスターミナルである「新南門バスターミナル」をバスが出るところ。今回は一番前の席で見晴らし最高! てか、もう4回目だけど・・・ 下段中は、雅安という成都から200km西にある町を越えたあたりから出現する、キゥイの露天。中心が赤色で、「紅心果」って名前で売ってた。当然買わない。 下段右は、ダルツェンド(康定)の川。もう、地図は要らない! 写真2、ダルツェンド→ダンゴ→セルタ→ 上段左は、ラガンゴンパ。漢人旅行者、多過ぎ! ってか、ソレは予想済み。『ココまで』は漢人多いとにらんでた。この先はトンネル効果的に少なくなるよ!(それでも居るけど) 上段右は、バス休憩中。おしっこして、その場で1枚。こんな雄大な景色、銭湯の富士山なんて比じゃあない! 中段左は、ダンゴのバスターミナル付近。モニュメントとか、新しくなってた。気持ちワル~ 中段右は、・・・順番待ちがえた。ダンゴのチョイ前の、トイレ。1回5角。 下段左は、セルタの公安。左手、この画面には入っていないのだけど、この手前に広場があって、乗り合いタクシーはココから。泊まったお宿は、公安のスグ前。 下段中は、車中から撮ったこのあたりの民家。ステキ。手振れ防止機能、万歳! 下段右は、セルタから『ら~るん♪』に行くための乗り合いタクシー。1人6元。てか、「日よけ」をパカっとあけると、TVモニターが付いててビックリ! 因みに、『乗り合いタクシー』と書いてるけど、漢語では「面包車(めんぱぉちゃー)といいます。前列は運転手+1人、中列後列はそれぞれ3人ずつ座ってギュウギュウな、小さなワゴン車。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/12 03:59:31 PM
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