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ちゃむのバレエとオペラと海外TVドラマの日々

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2011.08.18
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カテゴリ:11本を読む
午後に長時間の会議を入れていたので、お盆モードなのにがっつり残業。


通勤時間の楽しみは、最近ではこのダルジール警視シリーズ。
分厚い割に、私はすごい勢いで読んでしまいます。




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ダルジール警視シリーズ も17作目になり、ちょっと角度が変わったでしょうか?
社会派ミステリー→本格派ミステリー(連続殺人犯ドンデン返し系)というふうに。


今回は、聖三位一体と揶揄されるダルジール、パスコー、ウィールドの3刑事より、新人刑事が活躍します。結構情けない顛末ではありますが。


私は、このシリーズはどの1作も退屈だと思ったことはありません。
どういう趣向であれ、作家のペダンチックなところがとても好きです。
今回は、‘言葉’に凝った犯人のせいで、聖書やシェイクスピアを出典とする引用が多いのですが、それとても原典まで私もたどってみようかと思うほど楽しい。


・・・個人的な好みの問題ですけど。


ストーリーと構成はお見事。
でも、犯人も新人刑事クンもこのままでは終わらないですよね、きっと。
彼らが何気に通常の生活に埋没していくようなら、必ずしも勧善懲悪でないところがヨーロッパの作品のいいところだと、改めて思うかもしれません。


今後の展開の中で、今回生き残った主要な登場人物が今後どうしていくんだろう・・・という興味とともに、まだまだシリーズが続いてほしいと願っています。
(当分は未読の作品があるので問題ありませんが。。。)





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Last updated  2011.08.20 00:14:09
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