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カテゴリ:60年代ジャパニーズ・ポップス
“ティーンエイジ・クレオパトラ” by 弘田三枝子 1963 弘田三枝子さんの訃報に接したのは7月28日の朝だった。 僕にとっては姉のような存在だった。無論面識はないが。 彼女の歌の数々が、ちょうど僕の小学6年生の誕生日ごろから高校1年生になる頃 (1961秋の終わり〜65春) までの間、ずっと僕の中に入り続けていたから、心の中では他人のような感じではないということだ。 上記の約3年と数ヶ月は、日本のみならず世界のポピュラー・ミュージックにとって最も華やかな時代で、様々なジャンルの音楽が世界中を駆け巡っていたんだなあと、改めて感じるところだが、スパーク三人娘や昨年亡くなった森山加代子、そして弘田三枝子などは、まさにその中心にいたのだった。 弘田三枝子のカヴァーものの中には、本国であまりヒットしなかった曲も多かった。例えば、ここで何度か取り上げた『悲しきハート』や『ティーンエイジ・クレオパトラ』(『私のベイビー』のB面) のような隠れた名曲に、みナみカズみや漣健児の名訳が付いて、これらを堂々と歌ったパンチのミコちゃん。忘れることはない。 8月1日のラジオでは、弘田三枝子追悼特集ということで、代表曲を8曲 (下記「8月1日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲」参照) かけましたが、翌日曜午後の山下達郎氏のあのFM全国ネットの番組でも1曲かけたとのことでした。 で、彼の選んだのが『悲しきハート』とのこと。やはり1曲選ぶとなったらこれですよね。全国ネットの人気有名番組でこの曲を流してくれたのは、大変嬉しいです。僕の番組でも、今回も選曲の中に入れてしまいました。ただ、エンディングには『ティーンエイジ・クレオパトラ』を流して、在りし日の彼女を偲んだという次第です。 ご冥福をお祈りします。 “ティーンエイジ・クレオパトラ” by 弘田三枝子 1963 ↓エアコンの効いた部屋より玄関の方がいいらしい **********
8月1日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。 1. 子供ぢゃないの 2. 悲しき片想い 3. ルイジアナ・ママ 4. 悲しきハート 5. 恋と涙の17才 (以上、弘田三枝子) 6. Bang Bang (シェール) 7. Bang Bang (シエラ) 8. Little Man (ソニーとシェール) 9. Petit Homme (ダリダ) 10. 渚のデイト 11. 砂に消えた涙 12. ティーンエイジ・クレオパトラ (以上、弘田三枝子)
リクエスト曲は、5.酋長kobaさん。6.ウィンカー・ダッソーネさん。ありがとうございました。 上記以外は、穴沢選曲です。1.~5.と10.~12.は、先月21日に亡くなった弘田三枝子さんを追悼しての特集でした。 それでは、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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