|
テーマ:60年代以前の音楽(99)
カテゴリ:60年代以前の音楽
“Laura Lee / Snowtime” by Neil Sedaka 1957 3月13日、ニール・セダカさん82歳の誕生日でした。 彼のソロ・デビューしたのが1957年で、その時のレコードはちゃんと CD化されているかどうかもきちんと調べずに、『恋の日記 (The Diary)』を事実上のデビュー曲と考えて良いのかと思っていましたが、2年ほど前に手に入れた4枚組の “NEIL SEDAKA 4CD・FOUR CLASSIC ALBUMS PLUS SINGLES” の中にしっかりデビューシングルの A&B面の2曲も収められていました。
自分で持っていながら、きちんと調べなくて、ここは反省しなくては。 この4枚組の CD というのは、初期のアルバム4枚がしっかり聴けるのはもちろん、アルバムに入れられなかったシングル盤をきちんと網羅しているので、いわゆるコンピ物やベスト盤とは一線を画す、優れた企画だなと思っています。ソロ・デビュー前年のトーケンズ (The Tokens) 在籍時代の2曲も入っていますよ。 トーケンズ時代の2曲 “While I Dream / I Love My Baby” のB面はニール・セダカがうたっていないようだけれど、A面 “While I Dream” では、実に初々しいセダカの声が聴けます。 それにしても、これら4曲は全てSedaka/Greenfield 作品、つまりニール・セダカ作曲 / ハワード・グリーンフィールド作詞によるものだということなので、この時点でこの若いコンビは末恐ろしい存在だったということがわかる。ただし、まだこの時は曲はヒットしませんでしたが。 ソロデビュー・シングルB面の “Snowtime” は、見事なロッカバラードで、こちらをA面にしたら売れたのではなかろうかと、あらぬことを考えてしまう。それほど出来が良いと感じてしまいました。 ずいぶん前のことですが、トーケンズが Doo-Wop の範疇に入れられているのを知った時に、なるほどと思ったのを思い出しました。白人 Doo-Wop グループってね。 1950年代の終わりの頃の白人コーラス・グループは、いわゆる R&B, Soul 系の影響を受けたものが多かったので、コーラスのスタイルが、確かに Doo-Wop と呼ぶにふさわしいものが多かったということでしょう。 ニール・セダカのサウンドの原点も、実にこの辺りにあることが、当時のシングル盤の作品群を改めて聴くと、よくわかりますね。 それで、作詞家のハワード・グリーンフィールド氏ですが、誕生日が1936年3月15日で、命日が1986年3月4日ですから、3月はこのソングライティング・コンビのことをもう一度思い起こすべき重要な月なんですね。 “Laura Lee / Snowtime” by Neil Sedaka 1957 ********** 3月13日の穴沢ジョージの “Good Old Music” のオンエア曲です。 1. Laura Lee 2. Snow Time (以上、ニール・セダカ) 3. Lucky Lips (Ruth Brown) 4. Lucky Lips (クリフ・リチャード) 5. 早く家に帰りたい (サイモンとガーファンクル) 6. For No One (ビートルズ) 7. この胸のときめきを (ダスティ・スプリングフィールド) 8. 間抜けなキューピット (コニー・フランシス) 9. 間抜けなキューピット (ニール・セダカ) 10. 悲しきクラウン (ニール・セダカ) 11. 悲しきクラウン (伊東ゆかり) 12. Today (New Christy Minstrels) リクエスト曲は、5.ウィンカー・ダッソーネさん。6.尻焼原人さん。7.酋長Kobaさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は、穴沢選曲でした。1.2.&9.10.は、この日がニールセダカの誕生日(1939.3.13生,82歳)で。Happy Birthday! 3.&4.は、本日の聴き比べ。因みに、8.&9.と10.&11.もニール・セダカ絡みの聴き比べです。8.は、ニール・セダカが作曲し、翌年本人がカヴァーしたのが9.です。12.は、毎年 3.11 には必ず聴く歌。 以上。次回もよろしく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.18 23:52:54
コメント(0) | コメントを書く
[60年代以前の音楽] カテゴリの最新記事
|