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テーマ:ニュース(99488)
カテゴリ:マスコミ
大阪の強盗殺人事件で赤ん坊を亡くした母親が自殺したという。
出産の後、精神が不安定になる女性は多く、これをマタニティーブルーとよぶらしい。 たしかに、普段はなんということないことでも、産後まもなくの女性だったら不安に思ったり傷ついたりすることは多い。 ましてや強盗殺人という犯罪である。遺された母親の精神的ショックは尋常ではなかっただろう。 そんな母親に対し、マスコミ報道が追い討ちをかけたことは想像にかたくない。 ガムテープで冷蔵庫に縛り付けられていただの、乳児の父親とは結婚していないだの…そんなことをこれでもかとばかりに、実名で報道する必要があったのだろうか。 マスコミ報道のあり方についてはぜひ検証を行う必要がある。 ※ 電車が遅れ、帰宅が遅くなった。 人身事故とはいうが、要するに投身自殺であろう。 年間自殺者30000人。 自殺による電車遅延などは既に日常になっている。 自殺だけではない。 犯罪だって日常のすぐ隣に来ているのかもしれない。 何年か前までは自転車に住所氏名を書くのは普通だった。 そしてやはり何年か前までは電話をとると、まず自分の名から名乗った。 今ではそういうことをしている人はまれである。 自分の名や住所、電話番号が知られることで、どんな犯罪にまきこまれないともかぎらない。 そしてまたやはり何年か前、外国では電車や街中で決して宝石は身に着けない…そんな話を初めて聞いたときは、それは外国の話として興味深く聞いたものである。 しかし今では、この日本でだって街中で高価な宝石を身に着ける人は少ない。 いつの間にか、世界一だったはずの日本の治安も、ずいぶん悪化しているのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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