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カテゴリ:映画
児童虐待、消えた老人、現代型貧困など様々な要素のはいった映画である。
杉原千畝やチャーチルの映画もよいのだが、こうした映画をこそ総理は見るべきではないか。まあ、見たって何も思わないのかもしれないけど…。 映画に描かれているような話は、一世代前の日本なら、非現実であり荒唐無稽なものだった。 けれども、今なら、消えた老人も児童虐待も、すぐ隣で起きていても不思議ではない。 「家族」だが、その「家族」は、けっしてほのぼのとか心あたたまるという感じの家族ではない。 万引きをするために子供を利用し、金を得るために老人を利用し、そして万引きという犯罪だけでつながっている「家族」。それでも皆で海に行くこともあり、そういった思い出は虐待されている幼女にとっても、孤独で貧しい生活をしてきた老女にとっても、貴重な思い出となる。 現在の貧困は孤独と二人三脚だ。 そんな孤独な貧困者が万引きを絆にして一瞬つながっているのが万引き家族で、これは現代日本の貧困を描いた映画であるといえる。ごちゃごちゃしたボロ家は生活臭が漂ってきそうだし、海水浴の場面も美しい景色というよりもひたすら暑そうだ。海外に紹介されても、美しい日本を紹介するという映画ではない。 今の日本の貧困…たしかに貧困だろう。子供は学校に行っていないし、父も母も定職にはついていないし、姉はどうやら風俗に勤めている。ただその一方で飢えている感じは全然しない。夏はやっぱりソーメンねえ…といっておいしそうに素麺を食べる。まあ、このあたり認識は様々なのかもしれないが、日本で格差が拡大し、万引き家族の父のように働き盛りだが定職のない人が増えていったとしても、いや、そうなればなるほど「日本には貧困はない」、「腹いっぱい食えるのに何が貧困だ」という声もますます大きくなっていくように思う。 幼女には全身に虐待によるやけどの痕があり、少年も自分の出自については口を閉ざす。 警察が無能でないかぎり、幼女の虐待に気づかない方がおかしいし、少年も行方不明者との身元照会くらいは確実にやるはずなのだが、映画のストーリーではそうした形跡もない。よく考えると突っ込みどころ満載なのだが、今の日本社会の一断面を描いたものとしては佳作なのだろう。 正直、個人的には好きな部類の映画ではないのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した直後、仏・フィガロ紙は「ノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典氏や、文学賞のカズオ・イシグロ氏、ピョンチャン五輪でメダルを取った選手たちへの賛辞を惜しまない日本政府が、是枝監督のパルムドールには異なる態度だ」とし、米・ハリウッド・リポーター誌も「英国で育ち、英語で書き、あまり日本語を話さないカズオ・イシグロ氏にでさえ」称賛を惜しまない日本政府の、是枝監督への冷淡な姿勢を取り上げた。
仏・ルポワン紙も「日本政府を当惑させたパルムドール」という見出しで、「今回の日本政府は、簡単にお祝いのメモを読み上げただけ、しかも記者の質問に答える形だった」と、いつもの積極的でうれしそうな態度との違いを指摘。安倍政権の下にある「日本社会の分断という不幸な現実を告発した作品」であることや、「貧困層を救う代わりに、貧困を自己責任に帰すのが今の日本政府の態度だ」という分析も紹介した。 (共同) 「万引き家族」は、安倍政権の態度が海外で話題になった作品でしたね。 日本国民にしてみれば驚くに値しないニュースでした。 社会派というよりは、小津安二郎風の市井の人々を淡々と描いている作品が多いのではないでしょうか。 と言っても見た作品は、「誰も知らない」「歩いても歩いても」「海街diary」「そして父になる」くらいですが。 (2018年06月29日 08時24分42秒)
問題提起として造った作品ならば、賞は要らん。ある現実や
ある事態を見てどう思うかは、観客に委ねる。そうして造られた作品をなんでお偉いさんとかに見せて、社会運動化するのか、映画自体見た事はないけどね。そのお偉いさんだって、ああーそうですか、で終わり、むしろただの作品で終わるよ。 七詩さんがこれを社会問題みたいに扱うのが変、安倍総理に見せも、それで…で終わり、むしろ大きな賞いうものか、カンヌ国際映画祭云念か、と言える作品か、監督の考慮に近い観客は出てくる、ただそれだけのこと、自身としては、ただの作品だけどね、 (2018年06月29日 13時03分11秒)
maki5417さんへ
アベ氏の脳内ではこんな日本の恥部を描いたような映画は称賛する気もない。サヨクはキョーサントウはぼくちゃんの頭の中では悪なんだもんね…といったところなのかもしれません。 でも、映画の中で「父」がなれない建設現場にでて、怪我をし、労災がおりれば遊んで暮らせると期待する場面、クリーニング工場を解雇された「母」が「ああ、正社員はいいわねえ」とため息をつく場面…あれはあれで現実の一断面でしょう。 仕事がない、仕事があってもブラックしかないので続かない…まあ、今日もそんなブラック化を推進する法律がめでたくとおったようですね。 (2018年06月29日 20時07分17秒)
赤いオーケストラ荒木さんへ
映画の見方は様々で傑作かどうかとメッセージ性の有無は関係がない。 メッセージ性皆無でも好きな映画はありますし、一方強烈なメッセージを秘めた「遠い夜明け」や「ホテルルワンダ」はあれはあれで傑作です。 「万引き家族」もメッセージ抜きの鑑賞もできますし、「貧困告発映画」なんていうと製作者の本意には全く反すると思うのですが、それでも為政者の方に見てもらってなにか感じてほしいとも思います。 (2018年06月29日 20時11分24秒)
パルムドールを受賞して以降、SNS上で「文化庁の補助金を受け取っていながら、日本の恥部を描く反日映画を作った」と攻撃されたり、政府の「祝意」を受けることを是枝監督が「公権力とは距離を保つ」と断ったりした。
そんなニュースをマスメディアが拡散することで、映画の知名度が大きく広がった。 これに対し、反日朝日が是枝監督にインタビューしているが、興味がある回答をしている。 ここで、是枝監督は東京・目黒で少女の虐待死や、新幹線の殺傷事件にもふれている。 そのメセージは深いが引用はしない。 また、反日朝日は同監督の著書「万引き家族」について、美術家・横尾忠則氏の書評を掲載していて、うそ偽りのヒューマニスティックな〈家族〉は、この「万引き家族」によって封印されたとある。 これだけはチョコと引用(笑い)。 映画も見ていないし著書も読んでないが、先日の警官の拳銃を奪って殺人事件を起こした若者も家庭に問題があったようで、何か共通したものを感ずることができた。これが感想。 (2018年06月29日 21時47分15秒)
Ryu-chan6708さんへ
メッセージにこだわる必要はないのですが、「日本のすばらしさ」を描く映画ばかりになったらそれはそれで退屈なことでしょう。赤軍の英雄的活躍や社会主義のすばらしさを描くソ連の社会主義リアリズムなるものがどんなにつまらなかったかと考えればわかります。 消えた老人、児童虐待、高校生の風俗バイト、フリーター…みな今の社会の断面でしょう。 (2018年06月29日 23時35分08秒)
七詩さんへ
>消えた老人、児童虐待、高校生の風俗バイト、フリーター…みな今の社会の断面でしょう。 偉そうなことは言えないが、「断面」というより、「底辺」のような気がする。特に「うそ偽りのヒューマニスティックな〈家族〉」の崩壊」はーーー。 (2018年06月30日 08時25分33秒)
>今の日本の貧困…たしかに貧困だろう。
外国から日本を見て、或は日本に居住する外国人が今の日本をみて今の日本は確かに貧困と云われると、外国人の誰もが違和感を感じる事でしょう。 家庭の崩壊は富裕層にも貧困層にもあることで、貧乏必ずしも家庭崩壊とはならない。戦前、戦後の今より遥かに国民一人当たりの所得の低い時代でも今に見られる家庭崩壊は少なかった。 幸福度はお金の有る無しとは必ずしも結びつかない事を併せて考察する事が肝要である。 映画自体は空疎な評論家の宣う家庭論、世相論などの限定枠を超えて、人間の断面を鋭く描いていたからこそ、映画って面白いと多くの人の共感を呼んだのでしょう。 (2018年06月30日 09時28分56秒)
まあたいして政治色の強い作品でもなく、右派、左派ともになぜにそう政治と結び付けたいのか理解に苦しみますね。
そういえばアカデミー賞受賞した辻一弘氏にも「惜しみない賛辞」が贈られてたのでしょうかね~~ まあ20年ぶりの受賞となりましたが、過去にも受賞している人がいますし、2度受賞した今村昌平氏のときはどうだったのでしょうね? まったく分野の違う者を比較して一方はこんなに称賛されているのになんてのは戯言でしょうね。 貧困にもいろいろあって今あなたが語ってるのはあくまでも「相対的貧困」であって「絶対的貧困」ではないというだけの事、 要は「回りと比べてやや貧乏」ってのが今言う貧困で、だから圧倒的に生活に支障をきたすというような貧困は今のところ我が国にはほとんど無いというだけのことです。 それを現代的貧困と言い換えてるだけの事、そりゃ10億の年収がある人と比較したら年収五千万の人は貧乏なんですよ、それが相対的貧困。 数億の年収があって当たり前の国、世界においては数億の年収が無い人は「貧困」とみなされるのですよ、それが全世界的に見ればどんなに「裕福」であろうともね。 で、確かに社会の底辺を描いた作品なのでしょうけれど、じゃあその底辺が現実的に広がっているのかといえば縮小されてるのが現実で、 じゃあ正社員で雇用されるものの数が減っているのかといえば増えているのが現実、 映画、作品としてよくできているかどうかと、それが現実と一致しているかどうかは別問題。 映画はフィクションですからね、想像の世界で現実ではない。 (2018年06月30日 13時08分09秒)
七詩さんへ
まあ安倍は映画を見に行くだけもましでしょう。 ネット右翼はどう? たまには、こども食堂で食べたほうがいいですね。 昨日は、赤坂でいつものマスコミシンパとのお食事会です。 6時34分、東京・赤坂のイタリア料理店「キッチャーノ」。曽我豪・朝日新聞編集委員、山田孝男・毎日新聞特別編集委員、小田尚・読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員、石川一郎・BSジャパン社長、島田敏男・NHK名古屋放送局長、粕谷賢之・日本テレビ取締役報道解説委員長、政治ジャーナリストの田崎史郎氏と食事。9時31分、東京・富ケ谷の自宅。 NHKの島田は最近見ないと思ったら名古屋局長でしたか。 スシローもちゃんといますね。 明恵夫人が居酒屋をやっているなら、安倍の方は「安倍こども食堂」をやってみたらどうでしょう。 シッポきりの佐川や福田も使ったらいいですね。 (2018年06月30日 19時32分10秒)
>描かれているような話は、一世代前の日本なら、非現実であり荒唐無稽なものだった。
だからそんな事はないって。児童虐待は見えなかっただけ、コインロッカーベイビーズが流行したのはもう40年も前の話ですし、子供に万引させる親の話はかなり前からドラマの定番ネタ。現在不安定とされる職種は当時からありました。就業人口が少なかっただけの話で、貴方の大好きな「普通」の影で痛みを押し付けられていた人は確実に居た。 それが顕在化してきたのは、日本型格差のなれの果てでしょ。つまり、「高齢化」「普通の人とそうでない人の格差」を特徴とする格差、べらぼうな金持ちがいるわけでもなく、誰もが汲々と保身に走る結果、金回りが悪くなるために発生する停滞…それを少しでも改善に向けて成果を出しているのが安倍政権なんですな。 >そんな孤独な貧困者が万引きを絆にして一瞬つながっているのが万引き家族で、これは現代日本の貧困を描いた映画であるといえる。 絆があるなら何処が孤独なんです?万引老人の孤独さは、ある種の孤独と犯罪のスパイラル現象ですが、こういうのとは違いますよ。 >日本で格差が拡大し、万引き家族の父のように働き盛りだが定職のない人が増えていったとしても、いや、そうなればなるほど「日本には貧困はない」、「腹いっぱい食えるのに何が貧困だ」という声もますます大きくなっていくように思う。 いやその通りですよ。「定職のない人でも生きていける」のは、ある意味で社会発展の恩恵ですから。上記の通り、日本型格差は能力によって序列化された格差ではなく、「普通」の人とそうでない人の格差、「普通」から脱落した人が増えることで格差が拡大しているだけで、社会発展の恩恵が貧困者にも行き渡っているならば、それは必ずしも絶対的に貧困だとは言えませんね。ボクはこれが良い構造だとは思いませんが。 (2018年06月30日 20時09分26秒)
さてあるブログである方が安倍総理はどうやって歴史に名を遺すつもりなのかなどと書いている人がいましたが、
結果として安倍晋三は政治の世界に長く名を残すことになるでしょうね。 間もなく安倍晋三の在任期間が佐藤栄作を抜いて戦後最長、戦後最も長く続いた政権となります、秋まで持ちこたえれば桂太郎を抜いて歴代最長となる可能性もありますね。 これには多分に運があります、何度も言っているように野党が無能すぎる、替わりになる政党が無かった事も要因ではあります。 が、ですね、歴代の長期政権にはある程度の共通点がありましてね、それが経済と雇用の安定です、 度重なるもりかけ報道にもかかわらず、安倍政権の支持率は再び回復傾向に入ってきました、また持ちなおしてきておりますね。 安倍政権の強みは外交戦略で経済戦略は弱いと思われがちですし、実際そういうところも無くはないのですが、 現実問題として安倍政権という長期政権を支えてきたのは雇用の安定と経済の安定です。 だからこそ多くの国民が政権の交代を望まない、大きな変化を望まない投票行動に出ている結果がこの長期政権に結び付いているわけです。 どんなにもりかけで騒いでも決定的に支持率が落ちない、落ちても回復するのは経済と雇用が安定しているからです。 その恩恵を最も受ける若年層の支持が高いのも当然の結果ですね。 左巻きの人には残念な結果なのでしょうけれどそれが現実ですね。 (2018年06月30日 23時14分11秒)
Ryu-chan6708さんへ
今の社会問題がうまくおりこまれていると思いますが、根底のところに嘘っぽさがあってあまり好きなタイプの映画ではありません。それに万引きは窃盗であり、日常的に万引きをしていた状態が明らかになっても処罰されないのも変ですしね。 まあ、一種のファンタジーと言えばそれまでですがその割には後味がよくないです。 (2018年07月01日 21時21分33秒)
・曙光さんへ
子供の頃の同級生には貧しい子もいました。 引揚者だったり炭鉱離職者だったり東北の山奥から転向してきたり…と様々な背景が今にして思えばあったのですね。 別に子供の家が貧乏だからって気の毒とも思わなかったし、貧乏な子が貧乏だから差別された、あるいは差別したということもない。 中学になれば貧乏で部活が限られる、合宿に行くかねがない…そんな悲哀を感じていた子もいたかもしれませんが、逆にそれがバネになって成功への動機づけになる場合もある。 ヨイトマケの唄にでてくるような例は高度成長期には数多くあったと思いますよ。そういう上り坂の時代の貧乏と今の貧乏とはなんとなく違っているように思います。 (2018年07月01日 21時29分51秒)
ふぁみり〜キャンパーさんへ
ただし、社会の一角では餓死や凍死も起きています。どこまで一般的かはわかりませんけど。 万引き家族は貧困を描いた映画なのですが、そこに描かれている貧困はやはり相対的貧困ですね。鍋の中で煮えているトウモロコシやソーメンがおいしそうなこと…。 ただ映画の中の貧困がそうだからと言って、現実の貧困がそうだということにはならない。少なくともあの映画は「貧困を告発する映画」ではないということです。 (2018年07月01日 21時40分05秒)
maki5417さんへ
映画そのものは貧困を告発というのとは違うと思いますが、アベ氏の脳内ではああいう映画もサヨクに分類されるのかもしれません。 「高度プロフェッショナル」の残業代をタダにする法案が成立しましたが、定義は省令まかせですので、そのうち飲食店の店長も「プロフェッショナル」になるのでしょうね。ブラック企業が蔓延すれば、過労死だけでなく、離職も増え、それは不安定雇用者や無業者の増加につながるでしょうね。高度プロフェッショナル法は高度ぷー太郎増加法案と思う所以です。これって経済界が要望した法案ですが、次には解雇自由法案が控えています。 そしてカジノ。これもどうやら外国の業者が参入する可能性もありますし、日本人の金を巻き上げて外国の業者に流出させるバカげた結果になるかもしれません。多くの国では外貨獲得のためにカジノを設置しているのですがニッポンはわざわざカジノで国富を流出させるおまぬけがことになるのかも…。 とにかく今の政権はひたすら国民を不幸にしたいとしか思えません。 ああ、恐ろしい。 (2018年07月01日 21時55分26秒)
鳩ポッポ9098さんへ
様々な論評をみると確実に格差や貧困は広がっている。 ただそれが不満層の爆発とならないのは「絶対的貧困」でないからなのかもしれません。映画に描かれた貧困と現実の貧困は違うし、この映画自体も別に貧困告発の映画ではない。 ただ、パチンコ屋などをみると、あきらかに貧しそうな人が多いですし、実際、生活保護を受けてパチンコに行っている人もいる。それが悪いというのではないのですが、パチンコを楽しみ、缶ビールを飲める(毎日かどうかは分かりません)のが日本の貧困なのでしょう。 ただ一方では餓死とか凍死というニュースもありますし、実態はどうなのでしょうか。 (2018年07月01日 22時04分12秒)
ふぁみり〜キャンパーさんへ
現政権を支持することが「安定」や「現状維持」なのでしょうか。 高度プロフェッショナルに残業代を支払わなくてもよい法律が成立しました。この高度プロフェッショナルは省令で範囲を決められますので、そのうち飲食店の店長なども含まれるかもしれません。 その次には解雇自由の法案もでてくるのでしょうね。 若い人が安倍支持と言っても一体どんな人々が支持しているのか、年収や雇用形態との関連はどうなのか…そのあたりがきになります。若い人と言っても一律ではないのですから。 (2018年07月01日 22時12分33秒)
七詩さんへ
そうですね、今年の2月に朝日新聞が調査した世代別の内閣支持率ですと・・・・ 29歳以下の内閣支持率は54%、不支持率は25%です、 30代の内閣支持率は45%、不支持率は24%です、 40代の内閣支持率は46%、不支持率は34%です、 まあ3月以降の朝日の世代別のデータ見つけられたなったのでちょっと古いですが、3月以降の時事通信社の世代別内閣支持率のデータも40代までは支持率が不支持率を上回っています。 はっきり言って一部の裕福な若者だけが支持しているというレベルではありません、大多数の若者が現政権を支持してるんですよ。 はっきりいて現状内閣支持率が低いのって50代以上の層の支持率が低いからで、言っちゃなんだが老人にしか支持されてないんですよ野党は・・・ まあこういう言い方をしては何ですがもう定年でどうせ働いてないでしょ?あなたは・・・って人にしか支持されてないのが今の野党なんですよ。。。。 >現政権を支持することが「安定」や「現状維持」なのでしょうか。 その通りですよ、現時点において安定した経済状況、安手した雇用状況を生みだしているのが現政権ですから、現政権の進んでいる方向性に、まあ大きな反対が無いから現政権が支持されているんですが何か? 国民の多くは政権が交代すると現状の安定した状況が失われる不安があるから支持しないのですが何か? 現時点で高プロが適用されるのは極一部の経営者層のみで、全体の数%くらいのものです、適用されたら無制限に拡大されるはずってあり得ません、その場合専門職が国内の企業にとどまる理由がなくなりますので普通に辞めます、高ブロは極限られた専門職に対しての法律で海外では普通にある法律ですが何か?、海外だと普通に10%とか20%とかの比率でその制度で働いて今回の国内での高プロは比較して至って限られた層に限定されてますけれど何か? で、その働き方改革関連法案で残業時間には罰則付きの制限ができ、同一の仕事をしたらパートでも非正規でも同一の賃金を払うようにという規定ができました、ついでに高プロも休日規定が定めれれているので上限なしに残業させてOKなんてことは現実的にあり得ませんが何か? >少なくともあの映画は「貧困を告発する映画」ではないということです。 少なくとも絶対的貧困を告発する映画ではないです、また絶対的貧困というものは現時点の日本では極極限られた話でしかなく、またその層が広がっている現実もない状況ですが何か? ちなみに七誌さんが時々言ってる貧困率とかなんかのデータは全て相対的貧困を示すもので絶対的貧困の話ではありません。 (2018年07月01日 23時23分40秒)
七詩さんへ
>様々な論評をみると確実に格差や貧困は広がっている。 ではそのデータを示してください、 様々なデータから確実に格差や貧困は広がっていないという結果が出ていますので・・・・ (2018年07月01日 23時49分37秒)
七詩さんへ
同感です。 カジノはいりません。 博打場をIRというところが姑息です。 高度プロフェッショナルも同じですね。 どうしてもというなら外国人専用とすべきです。 日本人でやりたい奴は、韓国かマカオでやればよいでしょう。 (2018年07月02日 01時22分16秒)
>様々な論評をみると確実に格差や貧困は広がっている。
何度も言っていますけれど、格差と貧困は別。景気が良くなれば自然と格差は拡大します。だからといって、失業率が下がり、最低賃金が上がり…そういう状況で恩恵を受けるのは低所得者ではありませんの? >ただそれが不満層の爆発とならないのは「絶対的貧困」でないからなのかもしれません。 というか、あなたが奇しくも言っている「ヨイトマケ」の時代、あの時代は苦学して上に行くというのが一つのセオリー。エンジニアにならなければ、親と同じようにドカタをやっている、それが「負け組」の烙印を押される事になる。しかし、翻って今はどう?高学歴高難度資格保持者でも、高卒以下の扱いを受ける奴なんて珍しくない、学歴コンプレックスを抱えた団塊親を恨んで、世をはかなんで生きている若者も少なくはない。変な話、ドカタでも親方やっている方が家持ち家族持ちになっている時代でしょう。 そういう人たちにとって、低賃金で馬車馬のように働いている身近な正社員は、社畜にしか見えんでしょ?たかだか年収ベースで100万円程度も違わないのに、あいつらアホちゃうかと(笑)一方で、都市部なら非正規社員でも年収300万ぐらいなら無理せず稼げる時代、無理に結婚もする必要もない…となれば、不満が爆発する理由が何処にある? (2018年07月02日 01時48分59秒)
ふぁみり〜キャンパーさんへ
例えばこんなサイトですか。 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/54265 統計ではこのくらい困っているかは出てこないのですけどね。 収入や雇用形態は統計でつかめますが、同じ収入でもシングルマザーの年収200万円と3000万の年収のある夫を持つ主婦の年収200万とでは全く違う。結局は個別事例の集積なのですね。 (2018年07月02日 19時44分52秒)
maki5417さんへ
あの治安維持法だって「治安維持」なんてもっともらしい名前をもっていましたものね。国民弾圧拷問虐殺法というのが正しいです。 高度プロフェッショナルも実際には飲食店の店長あたりがどんどんこどプロフェッショナルに認定されるのでしょうねえ。 まあ、そういう過労死、失業、貧困なんてものが身近にならないと、いつまでもパンとサーカスに踊って「アベちゃん、かっこいい。日本すごい」でハッピーなのでしょう。 (2018年07月02日 19時49分28秒)
鳩ポッポ9098さんへ
意外に不満爆発にはならないのには「絶対的貧困」ではない…というのがあるのかもしれません。年収が低くても、結婚せずに、親の持ち家に同居していればそこそこ楽しく暮らせる…そんなところなのでしょうか。 (2018年07月02日 20時00分38秒)
七詩さんへ
何を言ってるんです? そのサイトで言ってる貧困は「全て」相対的貧困の話であなたが言ってる絶対的貧困のはなしではないです。 他者と「比べて」貧しいというだけのことで生活に支障がある、生きるに困るような貧困の話ではありません。 貧困率のデータで出てくるのは他者と比較してそれよりも貧しいという貧困だけです、だから「相対的」貧困率っていうのですよ。 そんなのは貧困率の出し方を知ってれば当然に理解できる話です。 で、そういうところを指摘されるとその人たちは「そんなデータは見せかけだ」というんですよね、 で、政治・行政による格差の救済の必要性を求める人ってなぜか不思議なことにその行政の救済措置の一環である所得の再分配を行う前のデータを持ってくるんですよね、なぜでしょうね?、 過度な格差を緩和するために税制による再分配という制度があるんじゃないのですか? なぜその再分配を行った後のデータでの検証ができないのでしょうね? そのデータは「都合が悪から」じゃないのですか? 例えばそういう人達がよく持ち出してくる相対的貧困率、 なぜか検証してるのはいつも所得の再分配を行う前のデータ、 で再分配後のデータを見てみると確かに落ちてはいない、けれどちょっと落ちたりちょっと上がったりでだいたい横ばいってところだったりしますね、 以前ジニ係数って出しましたよね、あれって国際的に格差を評価する極々一般的な数字なんですよ、 で、そういうものを示されると、 「そのデータは日本には当てはまらない」というんじゃないですか? よくまあ人のことが言えるものだと思いますけれどね。 まやかし、ペテン師の手法ですね。 前にも言いましたけれど、もともと日本の格差はそんなに小さくない、 もともと小さくない格差は前からあったということです、 一億総中流社会なんか幻でしかなかったのですよ、まだそれが理解できませんか? 日本の格差は前から相当にあったのですよ。 格差はあって当たり前だ、その通りですよあって当たり前です。 前にも言いましたが格差の無い社会なんて糞みたいな社会です。 才能が有っても無くても、努力してもしなくても、同じようにしか評価されない社会なんか糞です。 格差は悪じゃない。 で、格差の話がしたいのか貧困の話がしたいのかは知りませんが、 要は格差が広がったことによって貧困層が拡大していると言いたいわけですよね? 拡大してません、以前は貧困層とみなされなかった層が所得分布の変化によって貧困層とみなされるようになったというだけのことです、 肝心なのは最低限のセーフティーネットをどこに敷くかです。 それが低いと思うのなら格差云々ではなくなぜそう思うのか書いたらいいじゃないですか、 あなたが添付した先に書いてあるのはそもそも「他者と比較して」貧しい人が増えてるっていうことを言っているだけです(まあそれもかなりいい加減なことを言ってるようですがそれを置いておくとしても)、あなたが言うような絶対的に貧しい本当の意味での貧困層が広がっていっているということは全く書いてありませんでしたよ、 そもそも七誌さんは何が言いたいの? 格差が全くない社会、努力した者もしてない者も、才能がある物もない者も全く同じ給料、全く同じ所得、平等な社会でなくて均等な社会、悪平等な社会にしたいわけですか? そんな社会で努力しようなんて人はいませんよ、皆が均等に貧しくなるだけの話です。 違いますよね?、じゃあまず格差が悪って考えを捨てましょう、 格差はあって当たり前のものです、もともと日本の社会は格差の無い社会じゃなかった、 そこから出発してじゃあどこにセーフティーネットを敷くんだって話をしたいわけでしょ? まずそこを理解しないと話が変な方向に飛ぶんですよ・・・・ (2018年07月02日 22時57分59秒)
七詩さんへ
すみません、 出だしの1小節で書いちゃったけれど全部読んだらその人の言ってることかなり正しいわ・・・・ >「一億総中流」という言説が流布し、あたかも格差や貧困の問題は日本からなくなったかのような幻想が振りまかれた。 その通り、細部の認識はちょっと違うけれど大筋はその通り、 以前から日本には格差があり、バブル期を通して広がっていった、 で最近になってようやく格差が少ないという幻想から目覚めて「ひょっとして日本は格差が大きい国なんじゃあないか」と今更になって気づいただけの事。。。。 >一方に、格差拡大は事実であり、これは是正される必要があり、貧困は自己責任ではなく社会の問題だと考える立場がある。これは下層階級の、そして下層階級の人々に共感と同情を抱く人々の政治的立場の表明である。 >反対に、格差拡大と深刻ではなく、是正の必要はなく、貧困は自己責任だと切り捨てる立場がある。これは特権階級の人々の、そして格差拡大を放置し拡大させてきた政府や企業を擁護する人々の政治的立場の表明にほかならない。 >さらに重要な争点を一つ付け加えよう。それは、現代の日本社会が階級社会であることを認めるか否かである。 その通り本人の努力と能力に応じた階級社会であってしかるべきということです、 ただとはいってもセフティーネット、最低限のラインを引く必要はあるだろうというだけのことですね。 (2018年07月02日 23時39分32秒) |