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カテゴリ:海外ドラマ:シャーロック・ホームズの冒険
☆☆英国グラナダテレビ制作のドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」の感想です。ネタバレがあるので未見の方はご注意ください。また、エピソードを鑑賞後の方がより楽しめるレビューになっているかと思います☆☆ 子供の頃に触れるホームズ物語はたいてい「まだらのひも」(私はこれがファーストホームズでした)、「青い紅玉」、「赤毛連盟」、長篇では「4つの署名」、「バスカビル家の犬」等だと思います。どれも動物が出てきたりで冒険色が強いメジャーなものばかりですね。 でも子供達は大人になってから他のホームズ物語に触れて驚くのです。ホームズが失敗する話やコカイン中毒なことを発見し、その他の物語の中に思い掛けないものを見つけて改めてホームズ物語の深遠を覗き込む事になるのです。
例えば「美しい自転車乗り」はレイプで「花婿失踪事件」はインセストというタブーが隠されているらしい。でもこの話はオブラートに包まれる事はおろか、まんまです。前出のようなタブーではありませんが、スキャンダラス・イナフなのは否めないでしょう。今回の悪役は女性収集するエロ男爵なのですから。 中国の陶器と女性収集が趣味のグルーナー男爵。彼にとって陶器と女は一緒です。今までに収集した愛人たちをノートに記録してあるのです。(タイトルは「愛欲日記」)そのノートには女達の写真、名前、細部にわたって細かく記録されているのだとか。な、なんていやらしい・・・。 音楽をかけながら嬉しそうに日記をめくる男爵。ハッキリいって、キモいです。私はどんな事が書いてあるのか気になってDVDを一時停止してみましたが、文章が筆記体なのと画像が不鮮明なのとでよく判りませんでした。名前を誕生日(もしくは愛人期間)らしき日付けが読み取れましたが。 そしてキティのショッキングな硫酸の傷跡!男爵、ひどすぎます。顔が無傷なのが不幸中の幸いでしょね・・・。これにはホームズも驚きを隠せません。そして「愛欲日記」なる存在を知るホームズ。混乱したキティに日記の隠し場所を思い出すようにとせまります。そのときにキティに回された腕に萌え。映像的にアイリーンよりキティの方がジェレミーホームズに似合ってると思います。 案の定、男爵の家来に襲われるホームズ。しかし。ホームズって強いって設定なんだよね?バリツやボクシングの達人なのにこのやられようは一体・・・。ポーキーは余裕でノックアウトしていた相手なのに、どうして??? なんだか本当にホームズの優しいお母さんーってのがすごく感じられて、なにげないけどお気に入りのシーンです。いつも早く部屋から出ていって!と言われているにもかかわらず。こんな偏屈な息子ですけどハドソンさん、これからもシャーロックをよろしくお願いします!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.01.24 22:18:47
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