ドクターイワタの認知症ブログ～東海エリア最高の治療実績～

[在宅医療に思う] カテゴリの記事

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  第5回在宅医療勉強会「ホスピス・緩和ケア」

  9月20日に、第5回在宅医療勉強会「ホスピス・緩和ケア」が社会保険神戸中央病院緩和ケア病棟新城拓也先生を講師に迎えて行われました。偶然、名古屋大学在宅医療部勉強会に重なったにも関わらず、多くの皆さんに参加していただきどうも有難うございました。まず、220万人都市である名古屋市内にホスピス・緩和ケア病棟が3カ所しかないことに驚きを覚えました（150万人都市である神戸には4カ所設置されているそうです）。緩和ケア病棟というのは、あくまでも「生活に行き詰まった方が生活できるように援助する場所である」ということでした。従って、家族面会、ペット面会、外出外泊、飲酒・喫煙, 音楽演奏、クリスマス会、誕生会、パーティー、結婚式などすべて自由に行われるということでした。金額的には、一般病棟とほぼ同じで一日38,000円（どんな治療をしても）、部屋代1日1-2万円、食事1日1,000円ということでした。患者さんへのガン告知は入院条件ではなく、手術・抗ガン剤・放射線治療の対象とならないガン患者が入院条件ということでした。入院前に、本人に病状説明に対する意思の確認をするといことでした。「病気の悪い話でもきちんと聞きたいと思いますか？」という質問に「聞きたくない｝と答える場合には、それまでの主治医の「言葉の暴力にうんざりしている」場合が多いようです。「聞きたい」と答えた場合でも、「家族と一緒に聞きますか？」「まずは、良いことからにすますか？」と患者さんの真意を知ることが大切とのことでした。入院後、ガン告知するかどうかは患者さんの意志を基本にケアチーム全体で決めるということでした。ケア目標は、「1週間以内に痛みをとる」「美味しく食事がとれるように」などのように具体的に提示するということでした。治療方法の実際として、(1) 点滴量を500-1000mLに抑え、気道分泌亢進と気道浮腫の増悪を防ぐこと、(2) 鎮痛剤の投与を内服まはた持続皮下注射によりおこなう、(3) せん妄などによる興奮などを鎮静すること、をあげて見えました。家族面談により、患者の病状説明、家族の病状認識の把握、予後の見通し、家族へのケア、ケア目標の提示をおこなうということでした。死別に関しては、亡くなるまで苦痛がないことの保証をし亡くなるまでのプロセスを説明する（食べられなくなる、動けなくなる、考えられなくなる）。最後に、プロ級のバイオリン演奏をしてくださり、盛況の内に会を終えました。新城先生、本当に遠くから来て素晴らしい講演とバイオリン演奏をしていただき、感謝感謝です。

  Sep 21, 2006

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  愛知たいようの杜の関連施設

  9月18日　愛知たいようの杜の関連施設を見学しました。木造建築の木の香りがするとても素敵な建物でした。おばあちゃんやおじいちゃんたちも何だか生き生きしているように思えました。とても良い感じでしょ。グループホーム「ぼちぼち長屋・ほどほど横町」の外観１グループホーム「ぼちぼち長屋・ほどほど横町」の外観２グループホーム「ぼちぼち長屋」の内観１グループホーム「ぼちぼち長屋」の内観２デイサービスセンター「平庵（ちゃらん）」の外観」緊急ショートステイ（兼デイサービスセンター）「レスパイトハウスやさしいところ」の外観床、壁、階段などの内装はもちろん、インテリア、家具、寝具にもからだにやさしい材料を使っている。露天風呂、五右衛門風呂もある。緊急ショートステイ（兼デイサービスセンター）「レスパイトハウスやさしいところ」の内観１緊急ショートステイ（兼デイサービスセンター）「レスパイトハウスやさしいところ」の内観２緊急ショートステイ（兼デイサービスセンター）「レスパイトハウスやさしいところ」の内観３1階はオーガニックレストラン「あたたかなところ・さいさい”」。有機野菜を中心にからだにやさしい食事。

  Sep 19, 2006

• EBA CORPORATION シンポジウム「 ”いのち”　紡いで」

  ９月１６日（土）愛知たいようの杜で開催されたEBA CORPORATION シンポジウム「 ”いのち”　紡いで」に参加してきました。午前中は仕事があり、やっとのことで、午後2時半からの諏訪中央病院名誉院長　鎌田実先生の講演に間に合い、拝聴することが出来ました。諏訪中央病院でのホスピス・緩和ケア病棟のお話を興味深く伺いました。鎌田先生は、患者さんに初めてお会いしたときにはその人の職業や生い立ちなど多岐にわたりいろいろと話を聞くことから始めると言うことでした。その中で、患者さんに希望を与えることが出来ることが必ずあるはずであるということでした。今後、在宅ホスピスをしていく私にとって、とても参考になるお話でした。そして、私だったら何を見つけてあげることが出来るのだろうか？と心の中でつぶやいていました。患者さんの今までの人生背景をを何時間もかけて聞くというのは、パッチ・アダムスの医療にとても似ていると感じました。さらに、鎌田先生は、「人と人との繋がりが大切である」「人と自然との繋がりが大切である」「心と体の繋がりが大切である」ということを強調しておられました。私もアメリカから帰国してから、いろいろな人に出会い、人と人との繋がりの大切さ、有り難さ、必然というべき偶然性をこころから感じており、共感を覚えました。そして、(1)「人と人との繋がりを大切にしする」という、私の患者さんへの接し方は間違っていなかった、(2)「心を癒しや笑いが体の治療につながる」という考えも間違っていなかった、(3) 渓流釣りなどを通じて、人と自然の繋がりを感じてきたことはとても大切だった、、、ということを改めて確信することが出来ました。その後は、和太鼓奏者　壱太郎とフラメンコギタリスト　長尾ゆうたろうのコンサートが「もりのようちえん」で行われました。最後に、この日お披露目の屋外舞台で（棟梁、株式会社エバ社員などによる手製の舞台がこの日のために作られましたが、あいにくの雨のためほとんどは屋内で行われました）幻想的なセッションが行われました。粋な計らいでした。最後に、株式会社エバの社長江場康雄さんがご挨拶をされてお開きとなりました。今日は、とても大切な人と一緒にとても大切な話を聞くことが出来て、本当に参加して良かったと思いました。みなさん、有難うございました。

  Sep 16, 2006

• 在宅医療にインターネットや電子メールが役に立つ？！

  アメリカから帰ってきて、日本の電子メールの普及率の低さに面食らいました。アメリカでは、標準的な家庭では必ずメールが出来るようにコンピューターがセットアップされています。すべての伝達事項は電子メールでなされ、逆に「電子メールを出したのに見てない方が悪い」と言われるほどです。データの送付も画像データ以外はすべて電子メールに添付して行われます。従って、使い勝手の悪いMicrosoft Office (Word, Excel, Powerpoint)が広く普及しています。Officeを持っていないと、送って貰っても内容を見ることが出来ないという不自由さを感じてしまいます。ほとんどの買い物はインターネットを介してなされ、文房具など買いに行ったことはほとんどありませんでした。買い物にショッピングモールに出歩いている人は、コンピューターを使いこなせないまたは買えない人たちということも言えます。ショッピング中毒（shopping addict）の人たちは別ですが、、、、。日本での電子メールの普及の低さの原因に、携帯電話でのメールの普及率の高さがあると思われます。便利であるものの、長文や添付文書ななどの送付には向かないという問題点があると思います。伝言板的には利用できてもそれ以上のものにはならないところが問題点です。電子メールの重要さは、メール内の検索ができることにあります。後になってから色々と調べたいときに、とても便利です。携帯メールでは、しばらく時間が経つと消えてしまうなどの問題があります。アメリカでも日本同様、高齢社会になっていますが、多くの高齢者はインターネットや電子メールが出来る環境にあります。従って、在宅医療をするに当たっても患者さんや少なくともその家族とは電子メールで自由に連絡が取れます。日本もそう言った努力が必要だと思います。家にいても、電子メールで手紙をやりとりをすることで孤独感を感じずに済むし、コンピューターを介してデジカメ写真やビデオと送ることも出来ます。今では、ビデオ電話も簡単に設定することが出来ます。独居のご老人の家にモニターを設置して、様子を観察することも出来ると思います。警備会社がそんなサービスをしているということも聞きますが、ほとんど普及していないのが実情だと思います。もう一工夫必要だと思います。みなさんで一度考えて、良い考えを見つけましょう。

  Sep 7, 2006

• 「レスパイトハウスやさしいところ」

  もーやっこの会に参加する前に、愛知たいようの杜の関連施設「レスパイトハウスやさしいところ」（〒480-1131 愛知郡長久手町長湫西浦63-7 TEL 0561-63-0184） というデイサービス兼、緊急避難目的の患者さんとその家族が一緒に泊まることが出来る施設を見学してきました。「レスパイト」は、休息・息抜きなどを意味します。「レスパイトハウスやさしいところ」は、北欧で普及している「レスパイト・ケア」のように、障害をった方を日常的にケアしている家族などの介助者が、心身の充電をし、リフレッシュするために利用するためのものです。施設長の小林健司さんと介護士の大須賀豊博さんに施設を見学させていただきました。木造建築で、各部屋にはいると木の香が漂い、居るだけで健康になりそうな場所でした。この建物は、大久手計画工房（大久手工房）(〒466-0012 愛知県名古屋市昭和区小桜町3-11　TEL 052-741-2907) の一級建築士大井幸次さん設計とのことでした。家具はデザイナーからの特注とのことで「こんな家具自分にほしい」と思うぐらいでした。１階には一般の方も入ることが出来るオーガニックレストランがあり、入所者と地域の人たちの交流も視野に入れています。部屋はすべてオーガニックの材料で出来ており、「体にやさしいことろ」という意味で施設名を付けています。「こんな家に住んでみたい」というのが私の実感でした。まだ、施設に余裕があるようですので、満室になる前に皆さん電話で予約をしてみてください。「遠くに住む娘さんが、実家に帰ったときに親の介護をしながらくつろげる場所」にピッタリです。

  Sep 3, 2006

• 第11回もーやっこの会

  「第11回もーやっこの会」が、９月２日（土）午後６時から、愛知たいようの杜「ほとぎの家」（小原村から移築した民家）で行われました。「ほとぎの家」は、かまど・いろり・壁土・土間・縁側・ふすまという当時そのままの状態で保存されており、入った瞬間に心が落ち着くような、ほっとする場所でした。私が着いたときには、すでに愛知たいようの杜のスタッフの皆さんが中心になって食事の用意をやって見えました。ふすまを取り払ってとても良い雰囲気の大座敷が出来ていました。こんな居酒屋があったら、みんな行きたいだろうナーって思うようなところでした。ビールをプシューっと開けて、いろりで焼いた天然の鮎、天然のかきを網焼きにして食べさせていただきました。「もーやっこの会」は、愛知たいようの杜の理事長吉田一平さん・在宅酸素で有名な株式会社エバの社長江場康雄さん・南医療生活協同組合専務理事成瀬幸雄さんが中心になって、吉田一平さん愛好会というような感じで集まっておられ、とてもアットホームで良い会でした。吉田一平さんからたくさんの愛好会の皆さんに、「来年秋から在宅医療でユーストア長久手店前に開業する脳神経外科の先生で、愛知たいようの杜の利用者、引いては長久手町の在宅の患者を診てくれることになっている岩田先生です」と紹介していただき、皆さんの仲間になることが出来る喜びを心から感じました。

  Sep 3, 2006

• 第５回在宅医療勉強会

  私、訪問診療医　岩田　明は平成18年3月から、月１回の在宅医療勉強会を開催しております。出席者は、医師・看護師・薬剤師・ケアマネージャー・理学療法士・ケースワーカー・介護福祉士の方など多職種に及びます。参加無料です。在宅医療に興味のある方ならどなたでも結構です。参加希望の方は訪問診療医岩田明まで電子メールでご連絡下さい。基本的には、院内講師・招待講師をお招きしてテーマを決めて講習会をしております。テーマに関してお困りの患者症例を持ち寄っていただければ、ケースカンファレンス形式で進めることも出来ます。今回の内容は以下のようです。皆様、お気軽に参加していただけるようにお願いいたします。テーマ：ホスピス･緩和ケア病棟講師：社会保険神戸中央病院　医師　新城 拓也先生日時：9月20日（水）講師サマリー：脳外科研修,内科医勤務を経て現在は緩和ケア病棟に勤務し,末期のがん患者の医療とケアに日夜従事しております｡ 専門分野：(1) がんに伴う諸症状の緩和　(2) がん対症療法 (薬物療法) 疼痛,呼吸困難,嘔気嘔吐,不眠,せん妄など (3) がん患者の精神的支援　(4) 遺族の支援　(5) QOL拡大のための新規支援プログラムの開発私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Aug 28, 2006

• 在宅中心静脈栄養

  8月21日から在宅中心静脈栄養をある患者さんに用意し始めました。まずは、バード X-ポート isp グローションカテーテル（Bard X-Port isp with 8Fr Groshong Catheter）を業者から納入し、8月23日手に入れることが出来ました。8月24日に留置術を手技に慣れている外科ドクターにお願いしました。簡単に手技を説明します。先端がスリット式のカテーテル（カテーテル先端がバルブ構造になり血液の逆流を防止する役目を果たします）を鎖骨下静脈に挿入します。次に、皮下にシリコンが埋め込まれたプラスチック製のポートをの留置して、カテーテルと接続します。これにより、皮膚の上から特殊な針（コアレスニードル）をポートに刺しすことにより、中心静脈栄養を行うことが可能になります。一時点滴とすることが可能で、たとえば、昼間は点滴のルート外して歩き回ることが出来、夜間だけ点滴することも出来ます。次に、8月24日の夕方になって、スギ薬局城北店田村さんに高カロリー輸液および薬剤の混合をお願いしました。前日までにその薬局宛にファックスすれば、翌日には患者さん宅に届けてくれるという有り難いシステムです。もう一つ、8月24日の夕方に、在宅専用の持続注入ポンプをアルフレッサ名古屋支店庄司さんから借りるようにお願いの電話をしました。有り難いことに8月25日の午後に来院してくださり、その場で契約を交わすことができました。更に、その際にテルモ在宅専用ポンプも持参して貰いました。簡単な説明を受けてから、そのポンプシステムを持って患者さん宅に訪問診察に出かけました。セコム名古屋北訪問看護ステーションの清田さんが既に患者さん宅で待機して下さっており、田村さんが宅配してくれた高カロリー輸液を在宅用テルモポンプ専用輸液セットに接続して、私がコアレスニードルをポートに刺入して接続しました。最後に、ポンプの流入速度を設定した後、注入をスタートしました。この瞬間が、一週間の努力が報われた瞬間でした。今回の在宅中心静脈栄養開始に当たって、いろいろと尽力をいただいたケアマネージャーの加藤さん、医事課の牧田さんにこの場をお借りして感謝いたします。最後になりましたが、業者さんの情報をいろいろと教えていただいた在宅医療の大先輩である森本医院院長の森本真樹先生に感謝をいたします。

  Aug 25, 2006

• 第４回在宅医療勉強会

  8月21日　第4回在宅医療勉強会を開催しました（私、訪問診療医　岩田　明　主催）。今回の講師として、私の親友、名古屋大学皮膚科非常勤講師　宮一朗先生に来ていただき、「褥瘡対策」というテーマについて話していただきました。このブログで何度も登場している宮先生は、「褥瘡について」に出てきたN大学皮膚科M先生であり、講演の内容は「褥瘡について」にまとめてあります。宮先生は、「友達との再会」、「渓流釣りの話」、「渓流釣りの話～その２～」の親友Mでもあります。今回から近隣の訪問看護ステーションや居宅介護事務所に声をかけたところ、たくさんの方々に集まっていただき盛況でした。多くの質問がなされ、私としても喜ばしいことでした。出席者は、医師・看護師・薬剤師・ケアマネージャー・理学療法士・ケースワーカー・介護福祉士の方など多職種に及びました。翌日、参加者の方々から、「本当に為になる講義で、この勉強会に参加して良かった。」と言っていただきました（日本に多いよいしょ話ではありません）。宮先生、素晴らし講義をどうもありがとうございまいした。第5回在宅医療勉強会は、9月に私の友人である社会保険中央病院　新城拓也先生に講師をお願いして「緩和ケア」をテーマにお話をしていただく予定です。参加無料ですので、在宅医療に興味のある方ならどなたでも結構です。参加希望の方は氏名・年齢・所属・職種を記入の上、お気軽に私、岩田　明までメールでご連絡下さい。詳細は追って報告いたします。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Aug 24, 2006

• 心医たれ

  朝鮮の伝説の名医 許浚（ホジュン）をご存じでしょうか？実在の人物ですが、その詳細は余りよく分かっていませんでした。今年の1月から韓流ドラマ 許浚（ホジュン）として、放映されました。韓国では1999年に放送され、大河ドラマ史上初めて60％の視聴率を記録し、現在でも歴代視聴率4位に君臨する国民ドラマです。放送当時は「ホジュン シンドローム」と呼ばれる社会現象まで巻き起こし、ドラマのメインテーマである漢医学の人気が高まり、大学の漢医学科の競争率が急上昇するなど、数々の逸話を残しました。ストーリーは、苦学の末、国王の健康を預かる「御医」の地位にまで登りつめたものの、権力におぼれる事無く、自らその地位を退き、国中の山野を自らの足で歩き、朝鮮半島の気候や自生の薬草を調べ「中国漢方」の模倣ではない「韓方医学」の聖典とされる「東医宝鑑」25巻を編纂するといった内容でした。特に印象深いのが、劇中で主人公　許浚（ホジュン）の医術の師匠ユウィテは常に事ある毎に医術の名人では無く「心医」になれと教えます。「医」にたずさわる者は修練と経験で到達すると言う「神医・声医・工医・巧医」の名人である前に「真に患者の身のなって、共に苦しみ、共に喜び、病と戦う心を持つ心医になれ」と説きます。単に治療効果の高い薬を選択するだけでなく、その患者さんの「主訴」の背景にあるものをしっかり見、病む者の目線で共に病の克服に取組むという教えでした。許浚（ホジュン）の医術は、パッチ・アダムスの愛と笑いで人を癒すことが大切であるという信念と通じるものがあるように思えてなりません。私も「心医たれ」と心に刻み、日々診療に励もうと改めて誓う次第です。

  Aug 20, 2006

• 在宅全般の指南場所として

  名古屋大学皮膚科非常勤講師宮一朗先生に、褥瘡についてのコメントをしていただきとても感謝しています。宮先生は「褥瘡について」に出てきたN大学皮膚科M先生でもあり、「友達との再会」、「渓流釣りの話」、「渓流釣りの話～その２～」の親友Mでもあります。今回、「在宅医療従事者ですさん」から質問をいただき、宮先生に答えていただきました。この場をお借りして、御両方に御礼申し上げます。今回の経験から、今後、当ブログがみなさんに在宅全般の指南場所としてお役に立てればと思い立ちました。質問は私宛に電子メールを送っていただいた上で、ブログに載せるかは私が判断します。その質問に対して私なりのコメントを載せながら、専門の先生にコメントしていただくという形式にしたいと思います。コメントしていただける先生には簡単な自己紹介（所属、専門科目を含む）をしていただいてから、コメントをしていただくようにお願いいたします。ちなみに、私は脳神経外科専門医です。よろしくおねがいいたします。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Aug 12, 2006

• 在宅医療に欠かせないもの

  在宅医療に欠かせないものとは、愛と笑いだと思います。殺伐とした病院医療の中で、在宅の患者さんが得ることが出来る一番の薬は、家族・友人・医療スタッフ・介護スタッフからの愛と笑いだと思います。「在宅医療の良いところ」にも書きましたが、在宅患者さんの安心した笑顔をみると在宅医療をやっていて良かったと本当に心から思います。訪問診療に行くときにも、患者さんの状況をチェックしながらも訪問中に笑いが絶えない雰囲気を作り出すことがとても大切だと感じています。それには、まず、スタッフ同士が仲良く和気あいあいとしていることがとても大切だと思います（私は、今とても恵まれた環境の中におり、とても有り難く思っています）。その中で、患者さんも御家族もリラックスして訪問診療の時間を楽しんでいただけるような雰囲気を醸し出せればと思っています。患者さんや御家族とお友達になれるのが私の目標です。そうしていく内に、自ずと患者さんや御家族の苦痛や喜びも共有でき、お互いの信頼関係が愛で結ばれるものと思います。パッチ・アダムスも彼の著書『Gesundheit=ゲズンハイト＝健康（放題：パッチ・アダムスと夢の病院）』の中で言っていますが、「患者さんと医療スタッフの信頼関係が愛と笑いで結ばれていれば、医療訴訟などはあり得ない」と私も信じて疑いません。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Aug 8, 2006

• 褥瘡について

  在宅医療で褥瘡の処置を行うことがあります。褥瘡というのは、持続的に皮膚が押されることにより血が流れなくなり皮膚が壊死（死ぬこと）することや、体位が変わるときに皮膚がずれることにより起こります。褥瘡予防には、(1) 持続的な圧迫をさけるために体位交換を行うこと、(2) 皮膚のずれを起こさないように体位交換（患者さんの左右の向きを変える）は二人で行い、体位変換時のずれの開放のため褥瘡と接する部分のベッド表面を圧迫すること、(3) 減圧体位である30度側臥位または腰・膝・足が90度の坐位を心がけること、(4) 良好な栄養状態を保つこと（血清アルブミン3.0以上・ヘモグロビン10以上）が重要です。褥瘡治療は、(1) 壊死（死んだ）組織の有無、(2) 感染（細菌）の有無、により変わります。大きく分けると４通りのパターンに分けられます。(a) 壊死(+)、感染(+) の場合は、壊死組織の除去、抗生剤投与、洗浄・軟膏療法、(b) 壊死(-)、感染(+) の場合は、抗生剤投与、洗浄・軟膏療法、(c) 壊死(+)、感染(-) の場合は、壊死組織の除去、洗浄・軟膏療法、(d) 壊死(-)、感染(-) の場合は、wet dressing（密封することで、保温と同時に細胞成長因子を含む浸出液で湿潤環境となる）。このwet dressingという方法は、治癒に影響する因子である (1) 湿潤、(2) 温度、(3) 感染、(4) 酸素濃度、(5) 栄養状態 のすべてを満たす方法です。しかし、壊死(-)、感染(-) の場合に限って用いられるべき方法であることに留意することが重要です。壊死組織の除去は、外科的な創面切除および軟膏による化学的創面切除があります。洗浄は、水道水の温水による加圧洗浄により行います。肉芽形成には、フィブラストスプレー（線維芽細胞栄養因子）が大変有効です。以上は、私の友人である皮膚科医宮一朗先生が名古屋大学で行った講義スライドを基にまとめました。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Aug 4, 2006

• 在宅医療は家族の試行錯誤から始まる

  今日の在宅医療の中でケアマネと御家族が試行錯誤されて、胃瘻からの経管栄養の注入方法を実践しとても上手くいったので報告します。デイケアーやデイサービスなどでは、時間の制約があり注入時間のかかる経管栄養の患者さんを受け入れてくれるとことは余りありません。そこで、今回、注入時間が少なくてすむ固形化した経管栄養の胃瘻からの注入方法を試してみました。固形化することにより、胃内での貯留時間が長くなり口腔内への逆流を防止の役目も果たします。また、経管栄養が原因で起こる下痢防止の役割も果たします。実際の方法は次のようです。熱湯200ccに手づくりぱぱ寒天2gを良く溶かし、ラコールという経管栄養剤を400ccを加えます。寒天ラコール600ccをドレッシングポット2本（使用済みのケチャップの容器でも代用出来ます）に300ccずつ入れ、冷蔵庫で固まらせます。経管からの投与は、ドレッシングポットを温水で暖め寒天ラコールを適度な堅さまで溶かし、500ccの洗浄用のプラスチック注射器に移します。それを経管栄養のチューブから注入します。詳しいことは、サイト１、サイト２を参照して下さい。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 19, 2006

• 在宅医療についてよくある質問とその解答

  今日は、訪問診療についてよくある質問とその解答について、以下のようにまとめてみました。質問１　在宅医療でどんな精密検査ができるのでしょうか？　　ご自宅では、血液検査、尿検査、心電図、エコーが可能です。当クリニックではＣＴ検査、レントゲン検査が可能ですので、精密検査が必要な場合にはクリニックで検査をさせて頂きます。質問２　介護保険サービスを受けたいので、「主治医の意見書」を作成して貰いたいのですが、、、。当クリニックの訪問診療で健康管理をさせて頂いている方には、責任を持って「主治医意見書」を作成いたします。特定のかかりつけ病院やかかりつけ医を持たない方でもまずはご相談下さい。 質問３　診療費用は他の病院と比べて高くはないのですか？　　ご安心下さい。「訪問」だからといって特別の費用や交通費は原則として頂いておりません。他の医療機関と同様、各種保険が使えますし、助成制度も適用されます。 質問４　特別に病気を持っているというわけではないのですが、いざと言うときのことを考えると心配になるのですが、 　　当クリニックでは、御高齢の方の健康管理も行っていますので、どのような場合でもまずはお気軽にご相談下さい。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 18, 2006

• パッチ・アダムスという医者を知っていますか？

  パッチ・アダムスというアメリカ人医師を御存知でしょうか？『Gesundheit=ゲズンハイト＝健康（放題：パッチ・アダムスと夢の病院）』の著者で、ロビン・ウィリアムス主演の映画『パッチ・アダムス』として、多くの人に知られるようになりました。彼は、家族の死をきっかけに自殺願望に取り憑かれて、精神科病棟に入院しました。しかし、その２週間が彼の人生を大きく変えました。孤独の中に浸っていた彼は、家族と友人の愛情により癒されました。退院してから人のために役に立ちたいと思った彼は医学の道に進むことに決めました。患者と親しみ、ユーモアと楽しみを分かち合い、それを治療に使いたいという理想を追い求め、「あらゆる人々を受け入れる、アットホームな無料の病院施設」として医療共同体計画『ゲズンハイト・インスティテュート』を開始しました。その第一歩として、専門医実習を止めて、1971年、家庭医（かかりつけ医）として友人たちとバージニア州アーリントンに開業しました。患者と一緒に遊ぶことをはじめ、さまざまな活動を楽しむことを、治療することと同じぐらい大切に考える診療所でした。その診療所の12年間は、医療共同体への夢の実験期間でした。予防医学を重視し、代替治療（鍼治療などの民間療法、精神・心理療法など）も受け入れて彼らの考える最善の治療を行いました。1979年、ウェストバージニア州ポカホンタスに土地を購入し、漸く、2002年『ゲズンハイト・インスティテュート』として病院の着工に至っています。パッチは、『House Calls (放題＝心からのお見舞い）』のなかで、「往診無くして、ホームドクターは考えられない。往診は喜びの道を開く扉のようなものだ。往診により新しい家族と出会い、人間社会を作っているたくさんの複雑な要素の中を探索することが出来る」とも書いています。現在、パッチは、世界の人々に愛と喜びを伝えるため、ほとんどの時間を旅に費やしています。講演やワークショップに世界の国々を訪れたり、ピエロのコスチュームを付けアフガニスタンなどの戦地を訪れたりして、人々に愛と喜びを伝えています。長々と書きましたが、私も往診の素晴らしさを感じており、かかりつけ医としてみなさまに愛と喜びを伝えていきたいと思っています。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 15, 2006

• 在宅医療の良いところ

  患者さんのお宅を訪問したときの、患者さんやその御家族の喜んだ顔をみることに至上の喜びを感じます。心が繋がって、患者さんを特別な存在に思えます。話をして、冗談を言って笑って、喜んで、怒って、泣いて。やっぱり、自宅って患者さんにとって落ち着くんだなーと思います。病院でする治療は医学に基づく学問的治療、在宅でする治療は医療に基づく人間的治療。心のある医療ができるのが在宅医療だと感じます。患者さんやその御家族の喜んだ顔を思い出して、これからも在宅医療を頑張っていきたいと思います。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 13, 2006

• 在宅療養支援診療所って？在宅医療の対象患者さんって？

  訪問診療というのは、通常、認知症から在宅ホスピスまであらゆる医療に対応します。平成18年4月の医療改正に伴い、在宅療養支援診療所という24時間往診可能な体制を整えた診療所を登録するシステムが始まりました。月2-4回の定期訪問診療に加え、緊急時には２４時間態勢で患者さんと御家族のニーズにお答えするというものです。お近くの保健所で、登録診療所を知ることが出来ると思います。また、訪問診療のご利用対象者としては、1. 自宅で最後をご家族とともに迎えたい方2. ガン末期で在宅ホスピス（緩和ケア）を希望される方3. 自宅での療養を希望される方（認知症・難病・重度障害者など）4. 病院から退院した後のケアが必要な方（ 脳卒中後遺症など）5. 通院が困難な方（歩行困難、寝たきり状態など）などさまざまです。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診（訪問診療）に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D.,Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 11, 2006

• 在宅医療をはじめるには

  在宅医療について、どのように始めるのか説明したいと思います。初めに、在宅医療に理解のあるかかりつけ医を探す必要があります。http://www.home-care.ne.jp/v_shinryojyo.htmlなどを参考にすると良いでしょう。まずは電話または電子メールなどで、訪問診療（定期往診）をやってくれるのかどうかを調べる必要があります。そして、訪問相談に都合の良い日を決め、外来受診予約をします。患者さんと御家族が外来受診します（患者さんが来院困難であれば、御家族の方だけで結構です）。入院中の方であれば、御家族に現在入院中の病院からの診療情報提供書を持参していただきます。理想的には、かかりつけ医が入院中の病院に出向き、退院後の訪問診療について病院医師と共に打ち合わせをいたします（退院前カンファレンス）。外来受診または退院前カンファレンスの結果、訪問診療をおこなうことに合意した場合、スケジュールに沿って、医師が定期的に訪問し、診療・治療を行います。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診（訪問診療）に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 11, 2006

• 在宅介護を助けますよ

  私は訪問診療医としての仕事に情熱を燃やして、仕事をしています。現在は、全体の80％の人が病院でなくなる時代です。でも、病院で亡くなる患者さんを見ていても、幸せな死を迎えて見える方というのは少数派だと思われます。もし、入院中の親の主治医から「もう良くなられたので、退院して頂いて結構です」と言われた時、あなたならどうしますか？ご本人は「家族に面倒をかけたくない」という気持ちから、「施設に行く」と言われるかも知れません。でも、もし御家族で看てあげることが出来るのであれば是非とも在宅介護を考えてほしいと思います。ご本人は本心では「家に帰って家族と過ごしたい」と思ってることがほとんどです。介護するに当たって、医師が訪問診療医として、1～2週毎に御家族を訪問すると言ったら、どうでしょう？医師が24時間態勢で、緊急に対応すると言ったら、どうでしょう？（共に、医療保険が使えます）。しかも、看護師が週に1-4度訪問看護すると言ったら、どうでしょう？（医療または介護保険が使えます）。看護師が24時間態勢で、緊急に対応すると言ったら、どうでしょう？（医療保険が使えます）。もちろん、介護保険を介して（１割負担）、ヘルパーさんによる人的援助、理学療法士による在宅リハビリ、ショートステイ／デイサービス／デイケアー（週1-7日間）による御家族の負担の軽減、など、いろいろなサービスを受けることが可能です。施設って決めつける前に、一度、病院の主治医・ケアマネージャーに相談してみて下さいね。私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Jul 9, 2006

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