ドクターイワタの認知症ブログ～東海エリア最高の治療実績～

[エッセイ] カテゴリの記事

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• 愛知教育大学附属小学校および中学校合同同窓会

  ​長久手南クリニック 認知症/発達障害 新患予約サイト​38年ぶりに愛知教育大学附属小学校の同級生に会った。参加者は皆50歳ということになる。ほとんど愛知教育大学附属中学校にそのまま進んだ人たちが多く、東海中学高校に進んだ私には雰囲気の違いが感じられた。加えて、毎年、クラス替えがある公立小学校に比べて低学年3年、高学年3年同じクラスであり知らない人も多くいた。次回の同窓会では参加者名簿作成/職業も併せてお願いしたい。ともあれ、幹事をされた方々には敬意を表する。恩師には会えず残念だった。低学年の担任M先生は他界されており、高学年の担任B先生は出席されなかった。M先生の御冥福をお祈りする。連絡事項１：認知症専門外来初診予約、現在14日待ちです。連絡事項２：大切な家族が認知症と感じたら、医療・介護従事者が認知症についてもっと知りたいと感じたら「認知症になったら真っ先に読む本」　（ 長久手南クリニック　院長　岩田　明　著）を是非お読み下さい。

  Aug 18, 2013

• 中日ドラゴンズ再生～老兵はただ消え去るのみ

  最近のドラゴンズ選手を見ていると高木監督の不出来を反映して居るような気がしてならない。高木監督が居ないと思って戦えば、落合監督の目指していたプロ集団に戻ることが出来るかもしれない。近藤投手コーチが居ないと思って戦えば、森ヘッドコーチが守っていた投手王国に戻ることが出来るかもしれない。ドラゴンズ選手が自立して落合監督や森ヘッドコーチがいた頃を思い出してくれれば、今の体たらくから這い上がれるのではないか。ドラゴンズを破壊した（落合監督と森ヘッドコーチを辞めさせた）張本人である坂井克彦球団社長はとっとと辞めてほしい。こんな人間がまだドラゴンズに居るかと思うと腹立たしい限りだ。坂井克彦球団社長と高木監督の早期退職が今一番必要なことだと思う。老兵はただ消え去るのみ。5月に球団社長と球団監督が替わるというのは前代未聞だが、それくらいしない限り負け慣れてしまったドラゴンズの再生は出来ない。

  May 9, 2013

• 名古屋市精神保健福祉センターからの電話

  認知症患者さんやその御家族が少しでも安心した生活を送れるように精神障害者保健福祉手帳用診断書を記載している。名古屋市と愛知県で別の役所が取り仕切っている。名古屋市は名古屋市精神保健福祉センター〒453-0024名古屋市中村区名楽町4丁目7番地の18　中村保健所等複合施設5階　電話番号:052-483-2095　ファックス番号:052-483-2029。愛知県（名古屋市以外）は愛知県精神保健福祉センター〒460-0001　名古屋市中区三の丸三丁目２番１号 東大手庁舎　TEL：052-962-5377　FAX：052-962-5375。精神障害者保健福祉手帳用診断書という名称からほとんどの開業医は精神科でないと記載できないと信じて疑わない。それは間違いで内科医でも外科医でも障害者自立支援法第59条第1項の規定による指定自立支援医療機関（精神通院医療）の担当医師に指定でき、精神障害者保健福祉手帳用診断書を記載できる。そもそも、私は脳神経外科医である。主治医が変わっても更新手続きをしてほしいと言われることがあるが、お断りしている。主治医が書くべきものなのだから。精神障害者保健福祉手帳用診断書は下記の９項目も記入しなければならない。記載するだけでもかなりの時間と手間がかかる。本日の名古屋市精神保健福祉センターからの電話は「７．生活状況の具体例」についての記載の内容についてのクレームだった。私は「物忘れ、幻視、易興奮、鬱状態、感情失禁のため家族の介護負担は計り知れない」と記載していた。ところが診断医は生活状況の具体的例、例えば　「食事は前に置けば食べるのか」など具体的に書けというのである。同センター事務のHさんには「書いてほしい内容の問診票を作ってくれれば家族に記載して貰い、転記する」「認知症専門外来では家族の困っていることを聞いて、それを解決するために処方を調節するのが仕事であり、食事を前に置けば食べるのかどうかなど知るよしもない。」「医療情報というよりも介護情報であるので、どうしても知りたいのであれば担当ケアマネージャーを教えるので直接電話してに尋ねてほしい」と伝えた。以前にも同じようなクレームが3回あった。担当している診断医の名前は公開できないということであった。当クリニックの診断書や主治医意見書はかなり真面目に書いてある方であると自負している。これ以上何を書けばいいのか。そもそも、７．６の具体的程度、状態等は以前のバージョンの診断書にはなかった。愛知県と名古屋市で別の部署があるというのは税金の無駄遣でもある。ぐっとこらえて、診断書を書き続ける毎日である。以下、精神障害者保健福祉手帳用診断書の具体的項目１．病名　IDCコード２．初診年月日３．発病から現在までの病歴および治療歴４．現在の病状、状態像など１）抑うつ状態２）躁状態３）幻覚妄想状態４）精神運動興奮及び昏迷の状態５）統合失調症等残遺状態６）情動及び行動の障害７）不安及び不穏８）てんかん発作等（けいれん及び意識障害）９）精神作用物質の乱用及び依存等１０）知能・記憶・学習・注意の障害１１）広汎性発達障害関連症状１２）その他（　　　　）各々で該当する項目を選択する５．４．の病状・状態像などの具体的程度、症状等６．生活能力の状態　１．現在の生活環境入院・入所（施設名 　　　）・在宅（ア　単身　イ　家族等と同居）・その他（　　　　　）を記入する ２．日常生活能力の判定は（１）　適切な食事摂取（２）　身辺の清潔保持、規則正しい生活（３）　金銭管理と買物（４）　通院と服薬（５）　他人との意思伝達・対人関係（６）　身辺の安全保持・危機対応（７）　社会的手続きや公共施設の利用（８）　趣味・娯楽への関心、文化的社会的活動への参加 について、各々１．自発的にできる（適切にできる）２．　おおむねできるが援助が必要３．援助があればできる４．できない　で選択する。３．日常生活の能力の程度（１）精神障害を認めるが、日常生活及び社会生活は普通にできる。 （２）精神障害を認め、日常生活又は社会生活に一定の制限を受ける。（３）精神障害を認め、日常生活に著しい制限を受けており、時に応じて援助を必要とする。（４）精神障害を認め、日常生活に著しい制限を受けており、常時援助を必要とする。（５）精神障害を認め、身の回りのことはほとんどできない。を選択する。７．６の具体的程度、状態等 ８．現在の精神保健福祉サービスの利用状況９．現在及び今後の治療方針１０．医師の略歴

  Feb 7, 2013

• 「認知症になったら真っ先に読む本」がAmazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 161位

  おかげさまで「認知症になったら真っ先に読む本（岩田　明著）」がアマゾン　ベストセラーの本部門で本全体の161位となりました。「病院・医者」と「脳・認知症」の各部門では堂々の1位です。Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 161位 1位 ─ 本 > 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康 > 病院・医者 1位 ─ 本 > 暮らし・健康・子育て > 家庭医学・健康 > 家庭療法・医学 > 脳・認知症今どうなっているかはここをクリックして下さい。

  Dec 15, 2012

• 最近の中日ドラゴンズについて思う

  中日ドラゴンズ坂井克彦新社長が落合博満監督と森繁和ヘッドコーチを退団させ、1年が経過した。中日ドラゴンズは魅惑的な勝つための集団から、魅力のない勝てない集団に成り下がってしまった。落合博満監督と森繁和ヘッドコーチはチーム編成のすべてを任されていた。チーム内コンバート、外国人選手選択、トレード選手選択、新人選手選択を含むチーム編成を数年後を考慮しながら行っていた。森繁和ヘッドコーチはウインターミーティングで新外国人選手の目利きを任されていたから、外れ外国人をつかまされることはほとんどなかった。中日ドラゴンズ坂井克彦新社長が選んだ高木守道新監督はファンサービスを中心にチーム改革を行ったようだが、将来を見据えたチーム編成をしているとは全く感じられない。思いつきで何かを言い、思いつきで何かをしても、人はついては来ないだろう。参謀として招いた権藤博ヘッドコーチの投手起用にマスコミを通して文句を言うようでは配慮が足りないと言わざるを得ない。社長が社長なら、監督も監督だと、世間の人は感じただろう。沈没船には残りたくないから、ブランコ、ソト、ソーサは自由契約を選択して高給を出す他球団を選択した。ネルソンをクビにしたのも目を疑った。ネルソンにとっては他球団に移れてラッキーだろう。中日ドラゴンズの中心選手は、谷繁元信捕手41歳、和田一浩外野手40歳、井端 弘和内野手37歳、荒木 雅博内野手35歳、森野将彦内野手34歳などの34-41歳選手が中心選手となりつつある。山本昌投手47歳は仕方ないとしても、山崎 武司内野手44歳を雇っている理由が全く見あたらない。5人のアラフォーレギュラーを脅かす若手選手が出てくれるこを望む気持ちはあるが、新しい選手に期待しなければならないチーム編成ではペナント奪回は難しいだろう。落合博満監督と森繁和ヘッドコーチが集めた勝つためのコーチ陣は他球団で活躍しつつある。ジャイアンツの川相昌弘ヘッドコーチが良い例である。勝つためにはどうするべきかを二人から学んでいるのであるからジャイアンツは勝つための集団になるだろう。ドラゴンズは昔の仲良しクラブに逆戻だ。また、落合博満監督と森繁和ヘッドコーチが中日ドラゴンズに戻ってきてくれる日を夢見て（あり得ないとはわかっているが、、、）今は我慢だ。

  Dec 10, 2012

• 長久手南クリニック　開業5周年　～新規開業・開業されている神経系の若い先生方にもコウノメソッドを実践して頂きたい～

  おかげさまで、開業して早5年が経ちました。あっという間でした。6年前に南医療生協から往診をさせていただいたのがスタートラインです。開業後、午前は認知症専門外来、午後は認知症専門往診のスタイルを完成し、今まで貫いてきました。そして、今後も貫いていいきます。世の中では介護を必要とする認知症患者が爆発的に増えようとしていますが、対応は全く出来ていません。長久手南クリニックでは認知症専門外来で1200名、認知症専門往診で110名を診させていただいていますが、全国に広がるコウノメソッド実践医100名以上がいくら頑張っても、この大きな波を支えることは出来ないと思います。5年間で3200名の認知症初診患者を診させていただき、ドクターコウノにも認めていただけるところまでくることが出来ました。新規開業・開業されている神経系の若い（若くなくても柔軟な若い脳を持った）先生方にコウノメソッドを勉強していただき、是非、この波を支える力になっていただきたいと思います。わたしにも出来たのだから、あなたにも出来ます。残された時間はもう余りありません。コウノメソッド実践医が全国に1000名以上を目指してがんばりましょう。やる気のある方にはノウハウを伝授します。興味のある方はまず、「認知症になったら真っ先に読む本（岩田　明著）」を読んで下さい。

  Nov 30, 2012

• 中日ドラゴンズのファンの一人として

  中日ドラゴンズの落合博満監督が今年いっぱいで勇退する。シーズン途中での発表は異例である。落合監督は8年間ですべてAクラス（リーグで上位3チーム内にいる）、リーグ優勝2回、日本シリーズ優勝1回という素晴らしい成績を残している。今まで名古屋地元色の濃い仲良し球団だった中日ドラゴンズを勝利を目指すプロの集団にした功績は大きい。落合監督が勝つために集めた優秀なコーチ陣はプロ野球12球団の中でも群を抜いている。たとえば、森ヘッドコーチは外国人選手を自らの目で選び日本に連れてきており、外国人選手の目利きの役割まで果たしている。現在の3人の助っ人選手は日本に連れてきて一人前に育ててくれた森コーチを慕い、森コーチと随伴して他球団に移るとまで言っている。一方、中日ドラゴンズの坂井克彦新社長は自分のチームが巨人戦に敗戦してガッツポーズをしたことで有名になった。中日新聞取締役出身であり社内では左遷に当たるそうである。毎年、赤字経営の球団を立て直すことに命を燃やし、12球団1の高給監督およびコーチ陣を総入れ替えすることで球団経営を黒字に転ずるという選択をした。坂井社長にとって落合監督はリップサービスの少ない高給取りの監督ということになったのだろう。自分の業績を上げるために今までの経緯を無視した選択をしたと言える。こんな人が今年9月まで名古屋市教育委員長をしていたというのだから教育委員会の質というのも推して知るべしである。こんな経緯を知ったファンはどう思うだろう。選手だってこんなチームには居たくないと思うだろう。新人選手もこんなチームには入りたくないと思うだろう。早くこんな社長は辞めてほしいものである。

  Oct 23, 2011

• 幼稚な政治家たちの茶番劇

  政治家はみんなの役に立ちたいと考えて政治家になったはず。大震災で困っている人たちのことを真剣に考えれば、政党に関係なくベストな人材を登用して迅速な対応をするのが政治家の役割であるということは誰が考えてもわかること。議院内閣制では民主主義の数の原理が根強く、政党同士の数の争い、同じ政党内でも派閥間での争いに明け暮れ、政策を話し合わずに足の引っ張り合いをしている。一連の不信任案論議、詐欺論議、辞任時期論議。主権者である国民の総意など全く無視の子供同士の喧嘩状態、海外メディアからも日本の政治家は幼稚であると馬鹿にされる始末。このままでは、日本の政治家は、恥ずかしい、情けない存在でしかない。議院内閣制から大統領制にしてオバマ大統領のようなリーダーシップを発揮出来る政治家の出現を待つしかないのか。

  Jun 3, 2011

• 里山再生には小川や水路のコンクリート外しから

  NHK「みんなで探そう！ニッポンの里山」を観ました。里山再生には小川や水路のコンクリート外しが一番大切なんだと思います。田んぼと水路で生物食物連鎖が復活すれば、無農薬米を作ることも夢ではない。次に大切なのは広葉樹を植えること、大木を残すこと、、、ともかく、もう木を切ってはいけない。私が小学生の時から育った長久手町にはため池、田んぼ、雑木林、水路が残り、人と自然が共生していました。ため池では鯉や鮒を釣り、雑木林で虫取りをして育ちました。皮肉なことに雑木林が切り開かれ長湫南地区は新たな町になり、その中心部に長久手南クリニックは建っています。いつか里山を再生させこの地を自然から借り受けた恩返しが出来ればと思います。里山再生、すなわち、人と自然との共存が町を住みやすくし、老人が生き生きと過ごし、子供たちを自然の中で育てることを可能にします。我が故郷である長久手町をそんな町にしたい。そう思う今日この頃です。

  May 29, 2011

• カヤッキング　Kayaking

  暖かくなってきました。6年間のアメリカ生活の中でカヤッキングをして遊んでいたことを思い出しました。カヌーというのは一般にいうカナディアンカヌーのことで片端にオールの付いたものを用います。一方、カヤックというのは両端にオールが付いており左右を交互に水に入れて漕ぐものを言います。川下りにはカヤックが向いています。シーカヤックという海用のカヤックもあり、リパーカヤックよりも舟長が長く安定しています。往診用にリースした愛車フィルダーにカヤックを乗せて、すきあればカヤッキングなんていうのも楽しいかと思います。川下りをしたいな。愛知池で我慢しようかな。おっと、それにはまずカヤックを買わなければ。誰か、良いカヤック（カヌー）ショップを知っていますか？中古でも良いんだけどね。誰か売ってくれません？

  Mar 22, 2008

• 渓流釣りの季節ですね

  まだ、肌寒い日々が続いています。でも、この季節になるとなんだか、そわそわしてきます。そうです。渓流釣りの解禁なんです。綺麗な渓流から本当に綺麗なアマゴやイワナが顔を出したときの喜びと言ったらありません。あーあ、一度、渓流に行きたいな。木曜日の午後でも行けるかな。木曜日を休診にしようかな。前の日から渓に入って、木曜日一日釣りなんて幸せだろうな。いつも一生懸命やっているから、神様もそのぐらいの休息は許してくれるかな。そうなったら、新しい竿がほしいな、、、。、、、なんていろいろと想像力が豊かになってくる今日この頃です。

  Mar 13, 2008

• いだかの森

  昨年末、サンタさんからクリスマスのプレゼントにマウンテンバイクを貰いました。そして、私もそのどさくさに紛れて購入しました。先日、娘たちを連れてサイクリングに出かけました。懐かしくなって自転車を押しながら「いだかの森」に入って行きました。30年前と違い、素晴らしく整備された遊歩道があり、森には雑木林・竹林が広がっており、素晴らしいの一言でした。私が探検していた頃は、けもの道らしきところをかきわけかきわけ入り込んでいましたから。自転車を押して歩くのはやや大変でしたが、遊歩道を抜けて自転車でもどるのが一番良いコースだと思いました。私は12歳から26歳まで長久手西の実家で過ごしましたから、猪高緑地の中のため池で、釣りをして遊んでいました。コイ、ヘラブナ、マブナ、モロコなどが釣れていました。暗くなるまで遊んでいて、親が探しに来ることもありました。そんな懐かしいところを歩いていると、当時にタイムスリップしたような気がして来ました。大事な人を連れてきたい、そんな気がしました。天気の良い日にお弁当を持って歩いてみたいそんなところです。近くにこんな良いところがあるなんて驚きでした。他にもこんな散策路があるようです。あなたの町にも良い散策路があると思いますよ。自然に触れながら、歩いてみては如何でしょうか？

  Jan 18, 2007

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  餅つき

  私の親友であり、先輩であるS氏夫妻の天竜の隠れ家（designed by NOV; http://www.aa.alpha-net.ne.jp/novshi/)に親友M氏と一緒にお邪魔して、ちょっと早い餅つきを楽しみました。かまどで餅米を蒸します。本格的なかまどにS氏が2時間前から火を付け、湯を沸かしてくださいました。2日間水に浸けた約3キロの餅米を蒸し器で約40分間蒸しました。蒸し終わった餅米を臼に移して、杵で良く潰します（M氏とS氏）。目立たない作業ですが、この作業が餅つきの約70％の割合を占めているそうです。私の手の皮は無惨にむけました。ここからは、ご存じぺったんぺったん。餅を返すのは、コツが要るようです。この写真ではM氏が杵、S氏が手返し担当です。時々、形を整えます。これも、難しい。熱いし、すぐに底にくっつくし。S氏はいとも簡単に。餅つきは、お餅の肌がすべすべになり、杵にくっついて持ち上がるようになったところで終了です。片栗粉を敷いた大きなお盆に移し、S氏奥様とM氏がお餅を手で広げてくださいました。上からも片栗粉をどっさりかけて、広げます。これは、気持ちいいです。つきたての餅をちぎり餅にして、お湯に浮かべます。S氏曰く、餅を握りつぶすようにちぎるので、結構力がいるそうです。ポン酢おろし、あんこ、いくら、など色々な組み合わせで楽しみました。美味しかった。3キロの餅米を4臼つきました。一臼分頂きました。味が違いました。また、お正月にやりたいなー。贅沢でしょ。S氏ご夫妻、M氏有難うございました。

  Nov 25, 2006

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  NBA Philadelphia 76ers, "Sixers"

  フィラデルフィアで6年半住んでいたため、フィラデルフィアをフランチャイズとするチームを応援しています。小学および高校でバスケットをやっていた関係で、特に、NBA (National Basketball Asssociation)のPhiladelphia 76ers　通称 "Sixers"の大ファインになりました。2000年の冬にフィラデルフィアは大フィーバーをしていました。Eastern ConfereceでPlayoffに残ったSixersは、1st round でReggie Miller 率いるIndiana Pacersと当たり、全4試合を戦い、3勝1敗で2nd round に進みました。Semi-FinalはVince Carter率いるToronto Laptorsでした。全7試合を戦い、4勝3敗でEastern Conference Finalに進みました。Finalは、Ray Allen率いるMilwaukee Bucksでした。これも全7試合を戦い、4勝3敗で劇的な勝利を納めました。NBA FinalはLos Angeles Lakersと戦い、Allen IversonのBuzzer beaterで初戦をとったものの 惜しくも4勝1敗で敗れてしまいました。でも、すっかりSixers、否、Allen Iversonの虜になっていまいした。Allen Iversonは本当に見ていて楽しい選手です。凡人の予想が出来ないパス回しで、相手を攪乱します。問題点は、見方にも予想が出来ないパスをすることがあることと、シュートを打ちすぎる傾向にあるため見方の攻撃機会を奪ってしまうことです。それでも、小さな175cm程度のAllenが、大男に立ち向かって行き、しかも、相手のFoulを奪い、どんどんとFree throwを成功させていく姿を見ていると、本当にすごいとしか言いようがありません。最高のプレッシャーの中で、最高のプレーが出来る素晴らしいプレイヤーであり、最高の場面で信じられないplayをしてくれます。Sixersの本拠地であるWachovia Centerへは、何度が足を運びました。ペンシルベニア大学脳神経外科頭部外傷センター研究室の同僚の義弟が、Wachovia Centerのスポンサーとなっている会社に勤めており、自由にチケットをただで取ってくれました。選手のすぐ近くに席を取ってくれたため、間近でplayを見ることが出来ました。レストランで食事をしながら、試合を見たこともありました。これは試合中に撮った写真です。今年は、開幕から3連勝ですごいと思っていましたが、今日はIndiana Pacersに負けてしまったようです。残念です。最低でも、今年こそはplayoffへ復帰を目指して、頑張って貰いたい。Go, Sixers, Go!!!　

  Nov 8, 2006

• 人生の前半戦

  いろいろと経験させていただいた人生の前半戦でした。日野原先生流に言えば、まだ、人生半分も生きていないのでしょう。医師としては、医局派遣の地方病院での脳神経外科医、大学病院での脳神経外科医、大学での研究医、アメリカでの神経科学者、個人契約の私病院での脳神経外科医および訪問診療医など、いろいろ経験させていただきました。いろいろな立場に立って考えてみて、見えるようになったことも多くありました。挫折感と共に日本に帰ってきた私は運命的な出逢いがあり、訪問診療医をすることにより自分の生きる道を見つけることが出来ました。人生の半ばを迎え、個人的にも運命的な出逢いがあり人生を変えることになりました。これからは穏やかな人生を過ごしていきたいと思います。自分を押し殺して生きていくのは止めて、これからの人生、幸せを追求して生きていこうと思います。神様に感謝しつつ。

  Oct 29, 2006

• 趣味の数が多いほど認知症になりにくい

  70歳近くになると認知症になることを恐れている方々が多いと思います。アメリカの医学統計の論文で、認知症と人の行動を検討した論文があります。たくさんの項目の中で、趣味の数だけが認知症の発症と有意差があったということでした。言い換えると、趣味の数が多いほど認知症になりにくいと言うことです。趣味の中には、恋愛も含まれるでしょう。いくつになっても恋心を持ち続けることは大切なことだと思います。ある60-70歳のボランティアの方とお話しする機会がありました。「どうして、ボランティアにこんなに積極的に参加するのですか？」という質問に「一緒に働く人の中に、好きな人がいるから」という返事でした。いろいろな理由があると思いますが、これも一つの立派な理由だと思います。結果的にエネルギッシュにあることに没頭できるといのはすばらしいことだと思います。お見それしました。

  Oct 24, 2006

• 日本がたいへんだー

  ６年半ぶりに日本に帰った来て驚いたのは、全般的に暗い表情の人が多いことです。別の言い方をすると、何かに取り憑かれているというのか、正常な精神状態でない表情の人が増えたと思います。私は、外出した時は暇を見つけては人間ウオッチングをすることにしています。アメリカで観察していた人たち比べて、日本人は表情が暗く一見真面目そうですが、陰がある人間がとても多いと思えます。私が居ない間、日本は大きく変わりました。不景気の波が押し寄せ、失業者が増え、ニートと呼ばれる人たちが増えました。医学の世界では大学病院さえも科学を捨てて収益を求める時代に入りました。大人に押し寄せたストレスが幼児虐待を生みだし、学校での悲惨な殺傷事件も引き起こしています。アメリカでは、麻薬関連などによる黒人同士の銃での殺傷事件が多く見られます。短絡的ですが、理由がはっきりしています。もめ事があって、抗争になり銃の乱射に繋がっているわけです。良いことではありませんが、何か明らかな理由がある訳で防ぎようがあります。麻薬に関わらない、夜中に危険な領域に行かない、など対策が立ちます。日本の事件は対策の建てようがないような事件が多い気がします。子供が火を付けて、義理の兄弟や母を殺してしまったり、、、。知らない人を高層アパートから突き落としたり、、、知らない子供を高層駐車場から突き落としたり、、、自分の子供を殺したり、、、これらは病的です。こんな現在の日本の問題点は、(1) 思いやりの欠如、(2) 助け合い精神の欠如、(3) 譲り合い精神の欠如、(4) 学歴（競争）至上主義、(5) 金銭至上主義などから来ていると思います。悪循環を絶つには、心のケアを職場や学校で行うことが一番大切なのではないかと思います。次に大切なのは、学校の授業で(1)-(5)などについて討論する時間を増やし、生徒同士が徹底的に話し合う時間を設けるべきではないかと思います。学校の授業で、どうしたら良い社会が出来ていくのか、まずは、自分たちが住んでいる地域社会に目を向けて、そこから改善していくのが一番大切な気がします。そして、町議会で、市議会で、県議会で、国会で、同じことが討議されていくことが大切だと思います。日本は、みんなで悩む時期に来ているのではないかと思います。藤原正彦さんの「国家の品格」はそんな気持ちから居ても立ってもおれずに書かれたものではないかと思います。まずは、「今の日本はおかしいぞ」と思い、「こうしたら良くなるんじゃないか」といろいろと考えることが大切じゃないかと思います。さあ、みなさん、まずは「日本がたいへんだー」と叫びましょう！

  Oct 4, 2006

• 管理職たるもの

  すべてのことでネガティブ思考は、ダメだと思います。医師の立場からすると、訴えられるからとか言う発想で物事を考えるのは間違っていると思います。患者さんのことを心から思って、物事を考えるのが正しい考え方だと思います。多くの管理職を見ていて思うのは、人の心を掴めない人は人を動かす力量がないと思います。やる気のある人たちの、やる気をそぎ落とすような行動は以ての外だと思います。そうやって、そこから有能な人がいなくなり、イエス人間（yes man; この場合複数だからyes men）だけが残っていくというのが見ていて明らかです。やる気のある人や心のある人は辞めていき、残るのは管理職の意見を「ハイハイ」と聞く人間だけが残る訳です。管理職にとっても、その方が都合がいい訳で経営的にはコントロールしやすいのかも知れません。良い管理者というのは、いろいろな発想を考えつく必要があると思います。そして、その発想を、みんなに押しつけるのではなく、自主性を重んじながらも話し合いの中から方向修正をしていくのが、仕事だと思います。すべての人の自主性を無視して、すべてを把握して管理していくような体制では人の心は離れ、結局は、やる気のない集団になるか、人が離れていくだけだと思います。そのことは、自分にも言えることですから、肝に銘じてやっていきたいと思っています。

  Sep 29, 2006

• 英会話のために２

  昨日に続いて、英会話についてです。今日は、ウェブラジオ（インターネットラジオ）について紹介します。まずは、このサイトを訪れてみてください。その後は、自分で選んでいただければ良いのですが、私のお薦めはPennsylvaniaの中のKYW1060です。なぜかというと、このラジオ局はその時間のニュースを約20分間にまとめて、同じ内容を繰り返して流しているからです。KYW1060のサイトに行けば、直接、Podcast（iPodのファイル形式）としてダウンロードすることも出来ます。1時間聞いていれば、3回同じ内容を聞くことになります。Listen Live (ライブを聴く）をクリックすればどの局でも聞くことが出来ます。Media PlayerまたはReal Playerのどちらかが必要になります。インストールすると自動的にプラグイン(plug-in)がInternet Explorer、Netscape、Firefoxなどのブラウザソフトに入ります。元々、入っているものもあると思います。一度、お試し下さい。それに加えて、Wire Tap Proのようなコンピューター（このソフトはMac専用）から再生されるすべてのサウンドを録音できるソフトがあれば、簡単に録音できます。環境設定でファイル形式を選ぶことが出来ますから、iPod（英語ではアイポッドではなく、アイパッドと発音します）を使っている私はAACというファイル形式を使っています。iPodに録音したラジオを入れれば、英会話の勉強をいつでもすることが出来ます。みなさん、試されては如何でしょうか？

  Sep 22, 2006

• 英会話のために

  今日は、英語の勉強について考えてみます。私は、6年半アメリカのフィラデルフィアで暮らしました。アメリカ入国した直後は苦労の連続でした。カリフォルニアなど西海岸の人たちは、比較的はっきりとゆっくりと話しますが、東海岸の北部の人たちはとても早口でこもったように低い声で話します。まず、相手の言っていることが全く分からない。自分が言いたいことの1/3も言えない。苛つきの連続でした。何度も聞き直しても理解不能で、馬鹿にされることの連続でした。私の研究室の中国のおばちゃんも中国なまりのかなり聞きにくい英語でしたが、ちゃんと電話で対応しているのを見て落ち込みました。入国後には、まず、社会保険番号(Social Security Number) の確保、銀行口座の開設、大学での情報登録、アパートの確保、子どもたちの学校の準備、車の確保、車の保険などで拙い英語を話さざるを得ない。初めの1ヶ月は本当に大変な思いをしました。それからも、しばらくは、電話では更にわかりにくいので、いつも直接交渉で広い大学の中を歩き回っていました。2年経過したところで、研究室のメンバーにアメリカ人の男の子が加わり、私が外科的な手技を彼に教えることになりました。私が先生であり、直属のボスでしたので私の拙い英語にも付き合ってくれました。この頃には、会話の中で分からない単語・文節が指摘できるようになりました。簡単な単語が分かるようになったので、難しい単語だけ取り出せるようになったと言い換えることが出来ます。その頃から、テレビも英語の文字放送を切り、完全に音からの入力で英語を理解するようになりました。その訓練が功を奏して、段々とリアルタイムに翻訳無しで新しい回路を使って英語を理解できるようになりました。要は、英語を聞いて日本語に直すのではなく、英語を直接理解して、英語で考えて話すことが出来るようになったとも言えます。はやり、英語を母国語とする人を友達にもことが一番英会話上達につながると感じました。もし、それが出来ない場合には、今では世界のラジオをコンピューターから聞くことが出来ますからかけっぱなしにして流しておくことです。一日数回は、それに集中して理解することを試みることも重要です。私でも集中して聞いていないと全く理解は出来ません。それだけ、真剣に聞き入って漸く理解できるのです。時間が出来たら、この後ウェブラジオを紹介します。

  Sep 22, 2006

• 日本人の悪習

  ６年半のアメリカ生活を終え、昨年８月に帰国したときに閉口したことがいくつかあります。まず第１に、公共の場における日本人の歩き方です。日本人は、デパートやスーパーなどで歩くとき、全く対面から来る人を避けようともせず、相手にぶつかるようにして自分の行きたい方向へ突進します。公共の場におけるアメリカ人の歩き方（人にぶつからないように、道を譲り合う歩き方）に慣れていた私は呆れると同時にびっくりしました。そんなとき、無言の抵抗をするために相手の前にピタッと立ち止まることにしています。その時の相手の反応がおもしろいのです。「なんで、この人こんなところで立ち止まっているんだろう？」という顔をして、じっとこちらを見ます。そんなとき、私もじっとその人の目を見据えて「どうぞお先に」と手招きをするようにしています。日本人は道を譲られるという行為に慣れていないため、もじもじしながら「すみません」と足早にその場を退散するのです。もう一つ、びっくりしたことがあります。日本人には開いているドアを後ろの人のために持って開けておくという習慣がないことです。私がデパートの開閉式のドアを後ろの人のために持っていると、皆、不思議そうな顔をして私の横をすり抜けていきました。私は後ろの人が、その後ろの人のためにドアを持ってくれるものと思って待っていても誰も私の後を担当してくれる人など現れないのです。しばらく、呆然としてドアを持ち続けているものの、ずーとドアマンをしている訳にもいかず、そーとその場を立ち去るのです。誰も「ありがとう」の一言もなく、「なぜこいつは、ドアを開けているのか？」「こいつはここの従業員なのか？」という顔つきの人ばかりなのです。おもしろいことに、日本では、教授回診は教授自身がドアを開けて、次から次へ突き進みます。アメリカでは、一番初めの人がドアを開けて保持します。教授が初めならば教授が保持して、最後の人が過ぎるのを確認してから自分も先に進みます。６年間以上アメリカに住んでみて、アメリカ（フィラデルフィア）の良いところも悪いところも、それなりに理解したつもりですが、日本の公共性のなさには閉口してしまいます。他の人を少しでも思いやる気持ちがあれば、もう少し気持ちよく歩くことが出来ると思うのですが、、、。

  Sep 13, 2006

• September 11

  5年前の2001年9月11日（アメリカでSeptember 11と言えば、この旅客機テロのことを指します）朝8時過ぎに私がペンシルベニア州フィラデルフィアにあるペンシルベニア大学脳神経外科頭部外傷センターの実験室で、実験の用意しているときでした。実験室ではラジオが流れていましたが、「旅客機がワールトドレードセンタービルに激突した」という緊急放送が流れました。みんながやがやしていました。英語力に余り自信の無かった私は、「飛行機がビルにぶつかった？」っと仲間に聞き直していると「そうらしい」という返事でした。私は、自分のデスクがある研究室に戻り、CNNのサイトなどにアクセスしようとしましたが、全くアクセス不能でした。そこで、asahi.comにアクセスしていったい何が起こっているのかを知りました。2機目もビルに激突したことも知りました。ペンタゴン（軍総司令部）にも旅客機が激突したというニュースも流れてきました。大規模なテロが起きていることは誰にでも予想できることでした。「ニューヨーク州とワシントンDCの真ん中に位置するフィラデルフィアにもテロが起こるかも知れない。」という憶測から、大学は午後から閉鎖になりました。郊外にあるアパートに戻るとすべてのテレビ局が競うように、テレビ中継をしており、その時点で漸く何が起こったのか詳しいことが分かってきました。ビル全体が崩れ、多くの犠牲者が出たことも放映され、携帯電話からの最後の電話の内容などが流れ、ありのままの恐怖がテレビを通じて伝わってきました。私の住んでいる辺りの出身者の犠牲者の家族が集まり、皆でお祈りをしている様子なども流れてきました。ひどいことが起こってしまった。とんでもないことが起こってしまった。ただ、ただ、それが実感でした。アメリカ人は皆、今でもあの恐怖を生々しく覚えています。昨年８月に中部国際空港に着いたとき、空港利用者以外（温泉利用者、買い物目的・空港観光目的の利用者）が多いことに、信じられない思いでした。こんな低いセキュリティでは、日本でテロをするのは朝飯前という感じがしました。空港で商売するのは良いですが、セキュリティを犠牲にして黒字黒字と騒いでいるのは如何なものか？安全性より、商売でしょうか？一度、考える余地があると思いますが、みなさん、どう思われますか？

  Sep 11, 2006

• 生ビールが飲めるクリニック

  クリニックの設計をしています。木の香りのする山小屋風のクリニックにしたいと考えています。そして、地域に貢献できることは何かと考え、みんなが集まる部屋を作りたいと考えています。みんなが集まったら、やっぱり生ビールでしょう。カウンターの片隅に生ビールが飲めるようにしたいなんて考えています。真っ昼間から飲む訳じゃありませんよ。みんなが集まる部屋は、普段、トレーニングルームとして使って貰おうと考えています。そして薪ストーブを待合室に置き、ゆったりと雑誌を読んでいただこうと考えています。インターネットをしながら足湯に入れるようにしたいとも考えています。ホームページの「外来診療」にも書きましたが、外来受診したら、ポケットベルを持っていただこうと考えています。院内で待つ人は、(1) トレーニング、(2) インターネットしながら足湯、(3) 待合い室の３つの選択肢、院外で待つ人は、クリニックの前のユータウンながくて内にある (1) 夢屋書店（本屋）、(2) ドラッグすぎやま（クスリ屋）、(3) ユーストア（スーパー）で買い物をしていただくことが可能とし、ポケベル呼出で外来受診していただくことを可能にしたいと考えています。近所に喫茶店が出来れば、そちらで待って貰うのも良いでしょう。そんな自由度の高いクリニックを目指そうと考えています。みなさん、こんなクリニック如何ですか？私、岩田　明は現在、大隈病院脳神経外科に所属しており（脳神経外科専門医）、現在、訪問診療医として名古屋市北区、東区、西区、守山区に往診に行っております。平成19年9月からは 脳神経外科、在宅医療、リハビリ、内科で長久手町長湫南ユーストア前に開業します。往診可能な範囲：愛知郡長久手町、日進市、愛知郡東郷町、 尾張旭市、名古屋市守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区　となります。外来診療も、CTスキャン・レントゲン撮影・超音波エコー装置（頸動脈）・ 心電図・リハビリ室を装備したクリニックで行います。特殊外来として、脳卒中外来、頭痛外来、頭部外傷外来、認知症外来、脳卒中リハビリ外来も行います。詳しいことは、長久手南クリニックのホームページ『ようこそ　長久手南クリニックへ～在宅医療、往診可能（長久手町、日進市、東郷町、尾張旭市、 守山区、名東区、千種区、昭和区、瑞穂区、北区、東区)～』を訪問ください。６年半のアメリカ留学の経験があるため、英語での診療も全く問題はありません。Welcome to Nagakute Minami Clinic (NMC).Dr. Iwata, M.D, Ph.D., Japanese Board of Neurosurgery (No. 4034), speaks fluent English through his stay over 6 years in Dept. of Neurosurgery, University of Pennsylvania, Philadelphia, PA, USA. Speciality: Neurosurgery, Home Care Medicine (Home Visit: Nagakute, Nisshin, Nagoya), Rehab Medicine, Internal Medicine.

  Sep 10, 2006

• ネガティブな発想はネガティブな結果を生む

  昨年の９月に日本に帰ってきて、強く感じたことがあります。日本人は精神的に病んでいる人が非常に多いことです。いろいろな殺人犯罪のニュースを聞くと、日本人の心がすこぶる病んでいると感じざるを得ません。車の運転をしていても、職場で人に気を遣うパワーを使い果たしてしまい、一見真面目そうなおじさんが車の間を縫うようにしてとても危険な運転をしています。言い換えると、つまらないことで精神力を使ってしまっており、安全運転という当たり前の社会モラルを守ることが出来ないと言えます。医療においても同じようなことが言えます。当たり前のことですが、一番大切なことは患者さんのことを心から愛し、親身になって考えることです。しかし、訴えられないように患者と距離を持って接ている医者が多いのには驚きました。確かに、日本でもアメリカのように医者の多くが医療訴訟をかかえるような時代がやって来ています（アメリカと比べればまだ少ないものですが）。だからと言って、こんな時代だからこそポジティブ（積極的）な考えで、患者さんに接しなければいけないのです。ネガティブな（消極的な）発想は、ネガティブな（消極的な）結果をもたらします。パッチ・アダムスは、「自分たちが運営する病院には訴訟などというものは考えられないし、おそれる必要がない」と言っています。それは、患者さんたちとスタッフが愛で結ばれているからです。「親身に自分たちの考えてくれている人を訴えたりしない」というのは、いつの時代も、世界中どこでも一緒だと思います。

  Sep 1, 2006

• 医療と収益

  良い医療と収益の上がる医療とは、反対の立場にあると言えます。収益だけを優先し、医療従事者（看護師・放射線技師・理学療法士など）の賃金をなるべく安く抑え、福利厚生・勤務条件・給与条件を考えないと良い医療従事者は集まりません。確かに賃金を抑え、医療設備に投資をすれば増収が期待できます。しかし、ハード（医療設備）をいくら良くしても、ソフト（医療従事者）が良くなければ結局は良い医療は望めません。それに、患者さんの負担よりも薬価差益を考える医療を良しとは出来ません。悲しいことですが、経営者が収益だけに重きを置いて運営している病院が潤っているのが事実です。私は来年9月に長久手南クリニックを開業するに辺り、確かに多額の借金をして返済をしなければなりません。しかし、収益だけに重きを置くような医療だけはしたくないと心から思います。そして、最後にもう一点加えさせてください。西洋医学に基づいた医療設備を用いた医学ももちろん大切ですが、パッチ・アダムスのように患者さんと心を通わせ、笑いと愛で患者さんを癒すことはそれ以上に大切なことであると私は信じて疑いません。

  Aug 19, 2006

• 友達との再会

  久しぶりに友達二人と合って、友人M邸で朝五時まで語り明かした。漁港から直送される魚を買いに行き、友人Sが夕食を作ってくれた。カレイ・セイゴ・イカのさしみ、太刀魚の塩焼き、わがの煮付け、アラ煮。絶品だった。それにしても、いつも二人の話は参考になる。褥創について教えてもらった。なぜ、ポケットが出来るのか。その予防法など。とても興味深かった。今やっている治療法に間違いの無いことを知り、安心した。開業に対する友達としてのアドバイスは、心から心配してくれたものであり、ありがたかった。

  Jul 9, 2006

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