味くんの家族再生支援日記

昨夜は遠くまで出張の料理教室でした。男達の自主サークルの老舗で、もう１１年以上続いています。ほんとにすごい人達です。やり続けると言う事だけでも頭が下がります。

昨日のメニューはハッシュドビーフ、ハヤシライスと言うやつと、ローストチキンピラフ詰め、あとはカナッペとコーンスープと。これだけを三時間で作って食べて片付けるんだから、もうすごいです。もちろん、私の簡単レシピの威力もあるだろうけれど（笑）

チキンは二キロ半ほどのでかいチキンでした。小さな七面鳥くらいはありそうなくらい。おかげで、焼き時間がぎりぎりで、私にはとてもいい感じに焼けたけれど、それは少しレアっぽいので、しっかり焼かないとダメな人には申し訳なかったかな。

ハヤシライスは、まあフツーは牛肉です。いつもの私のレシピは四つ足は食べないし、できるだけヘルシーでエコにするために肉を使わず、油揚げで作ります、なんと。油揚げハヤシライスってとこですね。でも、さすがにおじさんのためのクリスマスメニューだから、正統派のビーフを使ったハヤシにしました。

ほんとそのうまいこと。みなさんにも食べてもらいたいですう。

こんな料理サークルで料理を学び続ける男達がいるって、ほんと素敵なことだと思います。十数年前に彼等にはじめてお料理を教えた時に、まさか彼等がそんなにも続けてくれるなんて考えてもいなかったけれど、振り返って見れば、ほんと有り難いです。

昨日もあまったハヤシをタッパーにつめてた男性が何気なく、「ああ、これは子供達が喜ぶだろうなぁ」と言ってました。彼の心の中にいつもこどもたち、家族がいるってことがうれしくて、私もとても幸せになれました。

ひとりよがりの豪華な自慢のための「男の料理」ではなく、家族や恋人、友人とあるいは自分自身との日常の生活の中でごく普通の料理をすることに喜びを感じられる男達が増えたら、日本も素敵な国になるのになあ、と夢想する私、やっぱ変ですねえ・・ははは