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テーマ:心の病(7507)
カテゴリ:日記
グラハムハンコックの「異次元の刻印」の下巻もほぼ残り少しまで読み進んできました。幻覚を起こす様々な薬物や植物を用いる事で、また過度の身体的ストレスからも人はトランス状態に陥り、幻覚をみます。
その幻覚は何万年も前の洞窟壁画もマヤ遺跡やエジプトの遺跡の絵も、近世の宗教画も南米やアフリカのシャーマンもそしてUFOに拉致されたという人たちも、薬物による幻覚テストを受けた人たちも、共通するものを見るという現実。 単に脳の薬物反応と見るにはデータは無理がある事を示しています。ハンコックの仮説は脳は受信機としての機能があり、薬物によってその機能が亢進する事で、異次元のメツセージを取り入れる事が可能となるということ。 そのインプットされたデータから人々は宗教を作るだけでなく、新しい概念や社会を作り出したという事。正統な科学者がまともに取り合おうとしない世界の様々な事象について、この異次元からの情報という仮説を当てるとすんなりと筋が通ります。 私自身の体験もすんなりと納得できてしまいます。思えば十五年ほど前になりますか、ある知人にお願いして、幻覚性のキノコをわけてもらいました。日陰しびれたけというキノコで、シロシビンという毒物があり、幻覚を見るとの事。 私はアドバイスどおり三本を食べてみました。一本ずつ食べたけれど三本目で腕がしびれだして、目の前が暗くなり、色とりどりの線が見えました。ここまではハンコックのレポートの通りですが、ここから先の幻覚は見る事なく、極端な恐怖心がでてきたので、深追いはしませんでした。 当時の私はまだ不安障害の後遺症はあって、発作がぶり返すのが怖くて、以来しびれたけは遠慮しています。今から思えば、もう少し先の幻覚まで行けてればおもしろかつたのにぃと、思わないでもないですが。 しびれたけの話以外にも、金縛りやら火の玉やらUFO体験やら、普通の人はあまりしない体験をあれこれしている事、子どもの頃からどうも記憶力が他人よりかなり劣っているにもかかわらず、直感的理解はずば抜けていて、センセの言ってる事がアホらしくて仕方なかった事、などなど、どうも脳のシナプスの様子が普通ではなかった事の意味が異次元のメッセージという文脈で理解すると、すっきりします。 人の心はブラックボックス。いえ、ブラックホールかもしれません。その特異点の向こうには異次元の世界と通じるワームホールがあり、神や霊、あるいは宇宙人の世界にもつながっているのかもしれません。誰の心の奥底にもその闇のトンネルがあるということ。 ユングは集合無意識と言ったけれど、その意味するところはユングの想像をはるかに超えた世界にもつながるものだったのかもしれません。私の存在する意味もそれなりのものがあることがわかります。そしてそれはひとりひとり誰の存在の意味もまた確固としてあるということ。だから私は確信しています、だいじよーぶ、と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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