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テーマ:家族(111)
カテゴリ:メンズカウンセリング
今日は初参加の方もおられて、けっこう賑やかな女グループワークになりました。12回セッションの第二回目です。まだ自己紹介がてら、それぞれの感情に気付く、というステップです。
初回のワークでは過去のネガティブ体験がたくさん出て来たので、今日はポジティブ体験の紹介をして頂きました。 いろいろ出て来たものの、話すうちに出産体験がたくさん出て来て、それは必ずしもポジティブとばかりは言えない事、人によっては、つらい体験でもあったりする訳ですが、似たような体験でもそれぞれ感じ方や、その後の心の痛みも異なるという事がよくわかりました。 共通して言えるこことは、出産はどのようなものであれ、とても大きなイベントであり、心理的負担あるいは充実にもなりやすいのだけれど、その大きさについて、世間も家族も理解が足りない、ということ。女同士でもなかなかわかりあえないし、語り合える場がなかったという事も。 幸い私は男だてらに、パートナーの排卵の管理やら出産のマネジメントをしていて、パートナーは一人で出産の負担を強いられる事はなかったという事だけれど、(それがかのじょにとってどうだったのか確認はしてませんが)少なくとも、私にとって、妊娠出産の大変さを実感できて、よかったな、とあらためて、パートナーには感謝です。 また、出産後すぐに子どもの胎盤の一部を切り取ってそのまま生で私とパートナーに食べさせた産婆さん、その意図は不明だけれど、それも今となっては貴重な体験です。決しておいしくはなかったけれど、そのときの食感はいまもはっきりおぼえています。 あんな貴重な体験をほとんどの男はまったく知らずに一生を終えるとしたら、これは男の重大な損失です。また女一人に負わせるにはあまりに大変な作業でもあり、これも酷な話。出産をめぐりもっと多様で自由なセーフティーネットがあればいいねー、と実感させられたワークでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/04/23 02:52:33 AM
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