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カテゴリ:日記
朝の講座ではロジャースのクライアント中心について話しました。非指示的態度はややもすると、カウンセラーはただ、クライアントの話しを聞くだけ、と誤った理解をされているけれど、それはカウンセラーの自己防衛でしかなくて、ロジャースはそんな事を言っているのではないと思いますよ、と私の考えを述べました。
無条件の受容であるとか、共感的理解というのは、クライアントの価値観や思いの内的世界に入ってそこからクライアントの感情に寄り添う事だから、カウンセラーはよほど自己一致していないと、できるものではないという事。 クライアントの世界はしばしば常識では理解できない、不合理で異常な世界であったりするのだから。そこに入り込んで自分を冷静に保ちクライアントの成長を見守るのは簡単ではありません。 カウンセラーは自らの自己不一致について理解し、それを一致させるべく常に自己の思考の枠組みを解体、再構築し続けなくてはなりません。それは大変な作業だけれど、そのことを少しずつ理解してくれている受講生は、自身の生きる世界を少しずつ大きなものに変化させています。身近な人間関係のありようも変化して行きますし、それぞれの世界観、人間観も変容しているようです。悩みや不安から少しずつ解放されている事を語ってくださいます。有り難いものです。 そんな講座を終えて、昼からは夜の料理教室の準備でした。少し時間が取れたので、ランニング。距離は六キロほど。途中雨に打たれたけれど、この暑さ、むしろ気持ちいいずぶぬれランニングでした。途中水分補給もせずに走ったらさすがにのどが乾いて、帰ったら、水ごくごく。ついでにアイスを食べたらそのうまい事。あずきバー、練乳いちこバー、チョコバニラバー、続けてたべてしまいましたとさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/07/17 01:22:56 AM
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