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今日と言うか昨日と言うか・・・無事第七回日本男性(学)会議を修了しました。無事っていうのも変かな(笑)参加者はほんとちょーこんじんまり、ほとんど身内の集まりでした。とはいうものの、新規参加の当事者の方もこられて、とてもよかったです。
内容的には、男性支援の現場の方達・・・特に、男性運動黎明期からの活動を続けてこられた方たち(私も含め)の語りがえられて、とても貴重な語りになりました。 最近は男性支援の必要性は言われてはいるけれど、実践する場も予算もなくてボランタリーにやるにしてもノウハウも無くて、当事者とくにDV加害者と言われる人たちに対する支援が無いが故に、いつまでたってもDVがなくならない、終わらない、と言う状況になつています。 たしかにDV防止、DVをなくせ、とのことで、予算がついてそれなりの支援があるけれど、DV男は変わらないという前提で援助論を組み立てているから、加害者に対する脱暴力支援もあり得ないし、被害者に対する修復的支援もあり得ず、ただ、分離保護、離婚、というステージでしか援助がなされないのが現実です。 それで被害者が救われているならまだ納得はできますが、多くの被害者は暴力はなくなってほしいけれど、離婚したいとまでは思っていない、離婚して生活するのも不安で困難、と感じています。にもかかわらず被害女性の相談をうけた支援者は、DVはなおらない、危険だから早く逃げなさい、離婚しなさい、とマジで助言します。 これでは、安全な離婚も難しいし、安心した家族生活の構築も不可能。なのになぜそう言う状態に甘んじているのか・・このあたりが、表では語られない現場の話しになります。 結局は利権でしょう。被害者支援に予算がつけばその予算を自分のところに引っ張るには被害者の存在は不可欠。女性相談にしてもシェルターにしても、それで今飯を食ってる人たちの生活を維持するには、相談に何度もきてくれたり、シェルターに逃げてくれる当事者の存在は不可欠です。 ここにDV防止と言いながら、無くなっちゃ困るDV、というパラドックスが起こります。それを正当化する言説がDV男はなおらない、という何の根拠も無い言説でしょう。 ですから、DV男と被害女性が語り合って回復するという私の援助実践はあってはならない事、になります。何が何でも私の援助実践を認める訳には行かない、というのがフェミニスト利権集団の私に対する嫌悪、排斥、と言う事になる要因なのでしょう。 そんなフェミニスト利権と癒着している行政、その行政にすりよる男性学研究者・・ほんとみなさん腐ってらっしゃいます。そんな方達の指導する被害者支援やら男性相談は、保身のためには当事者にとことん寄り添う事をしませんから、当事者にとっては二次被害の原因になりかねません。 そんな被害者と言われる女性当事者の語りを男性会議の第二ステージで行ってもらいました。私の援助実践のなかで回復していった方達の語りですから、DVの本質も理解できているし、ほんとの回復がどう言うものかも理解できています。 男性支援と女性支援が連携されながら実践される事がどれだけ回復に寄与するか・・・その辺りの事が語られたけれど・・いわゆる被害者といわゆる加害者が一緒に飯を食べながらお喋りを楽しんでるなかで、回復していく・・その現場って、世間ではありえない風景なんでしょねえ。 こんな話しが聞ける男性学会議・・・DV・虐待に関しては最先端の語りがなされているのに・・世間の専門家もマスコミもシカトするなんて・・ほんともったいない・・・私に任せたら低予算で、日本のDVを減少させてやるのにねえ。ああもったいない・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/09/30 02:44:15 AM
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