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家族再生センターは三階一戸建ての民家を使っています。ですから、利用者の方に自宅ですかとたまに訊かれる事もあります。けれど、事務所は自宅に使っている訳ではありませんし、また、グルナイ等でいろんな家族がセンターを利用されますが、私の家族が出入りする事はあまりありません。
それに私はこのブログでも家族の事を書く事はほとんどありません。対幻想や家族幻想のきつい人は、私の家族について理解できない事から、私が家族を閉じ込めて蹂躙しているようなイメージを持つ事もあるような気がします。 ずっと以前、私が自身の体験をミニコミに書いた内容に刺激されたのか、私の連れ合いに「離婚すべきだ」のような電話をしてきた活動仲間もいました。この前の理不尽なセクハラ訴訟の時にも「妻や子どもに謝罪し、センターを閉鎖しなさい」とコメントした人もいました。 私が家族とどう言う関係を作っているのか、まったく何も知らないのに、一方的に私の家族の事を案じての陳腐な正義感から、そのようなとんでも失礼な事をいいつのる方もおられます。ほんとに今となっては笑い話ですが。 そうそう、突然マスコミが大挙してやってきて、その二時間後にはテレビ画面に大きな顔で「セクハラで訴えられてたカウンセラー」と報じられたけれど、そのニュース報道中に連れ合いから事務所に電話がかかってきて「あんたテレビに出てるで、セクハラしたんか?」とのこと。私は「してへんしてへん、帰って説明するわ」と答えました。 自宅に帰ると連れ合いは「裁判に負けたら金取られるんやろ、負けても私は金だせへんしな」と私に言ってきました。「やってもない事やから負ける事はないと思うけれどねえ」と答えときましたが・・・ 訴訟についてはそれだけのことでした。特に関係が変わる訳でも生活が変わる訳でもありません。判決では部分敗訴はしたけれど、損害賠償金もいろんな人の支援を頂いて、家族に迷惑をかける事もなかったし。家族に謝罪する必要もないし、センターを閉鎖する訳にも行きません。 世間の人からすれば、夫がセクハラで訴えられたら、妻が離婚を申し立てるとか家族がもめて崩壊するとか、いかにもありそうな事ですからねえ。ところが私はそうはならない・・・ 私は結婚して35年。うっかり婚姻制度に乗っかったのはミスだったけれど、選んだ相手や家族の形について判断を間違えたつもりはありません。 世間の常識に従うのではなく、それぞれの価値観を擦り合せて、最善と思われる形を維持してきたつもり。世間とは随分ことなる家族のあり方かもしれませんが、世間には理解しづらくても、私にとっても連れ合いにとっても、心地よい関係は維持できているでしょう。これが信頼関係と言うものかもしれません。 今のところ、連れ合いとの関係で問題は起こってないし、たぶん、これからもこのまま行くんだろうと思います。そんな連れ合いとの関係で、私が恒例のイベントにしているのが、年に一回のウォーキング。他にも家族福祉は、日課の肩もみとか、ご飯作りとか・・。 ウォーキングは、毎年長浜のツーデーマーチなるイベントに参加して一年分の一緒の散歩を一日で済ませてしまうのですが、今年はその長浜ウォークに参加できなくて、今日、比良ウォーキングに参加してきました。 あいにくの雨の中、湖西線、近江舞子駅から和爾駅までの14キロのウォーキング。休憩も含めて三時間ほどで完歩。14キロと言えば、いつものランニングの距離なので、特に疲労と言う意味ではほとんど問題はありません。が歩くのと走るのと使う筋肉が違うようで、けっこう筋肉痛を感じてます。 湖西線近江舞子駅スタート 雨の中、少ない参加者でもペースはハイペース。 白砂青松の舞子の浜・・・なんでしょうけれど、あいにく今日は・・・ 比良山系の権現岳はすっぽり雨雲の中。 湖北の風物詩、えり漁のエリ・・・ 和爾駅に無事到着・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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