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「ここは女性の支援を行っています。男性は対象外です」「加害者の支援はしていません」「夫婦の問題は裁判所で相談してください」「子供のことはこどもセンターへ」「精神科に行かれたらどうですか」などなど、支援を拒否されてたらい回しにされたり、どこにも繋がれなかったりした人たちも多いのではないかと思います。そんな方達が私のところに来られます。
私は基本的に加害者と言われる人たちでも被害者と言われる人たちでも、性別年齢にかかわらずできるだけどんな人でも支援の依頼には応えてきました。どんな問題のどんな悩みに対してもとりあえず傾聴し、複雑に絡みあった問題の本質について明確化していきます。本人を取り巻く状況だったり、本人の認知だったり、トラウマだったり、社会構造の問題だったり・・・それらが複雑に絡んでいます。 それぞれの問題について本人がどう対応するのがベストなのか本人が自己決定できるように寄り添い助言し、受け皿につなげていきます。特に家族問題に関しては、いろんな受け皿を私自身がもっていますから、ワンストップで次の支援につなげることが可能です。外部の支援につなげるにしても、その結果やら経過を確認しながら一緒に考えていくことも前提です。外部支援につなげて終結とはしません。 私のもつ受け皿・・シェルターだったり、グループワーク、料理教室、グルメナイトなる居酒屋、アドボカシー、ビジテーションサポート、など多くの受け皿で、支援を複合的に行っています。 先日も心療内科、カウンセリング、女性相談、警察、などなどどこに行ってもこじれて悪化するばかりで本人も家族も困り果ててた方の家族から、嘘のように落ち着いて、楽しく過ごせるようになったと、お礼の連絡をいただきました。カウンセリングだけではなく、グループワークやグルメナイト、シェルターなどを利用しての回復でした。本人もよく頑張ってくれたものです。関わってくれたスタッフや当事者仲間にも感謝です。 どんな問題でもお聞きしますよ・・とはいえ、支援ができない場合もあります。一つには私を脅して金を取ろうと考える人の場合。こんな方は多くはありません。その手の筋の方と電話での怒鳴り合いをしたのはもう十数年も昔。もちろん、その手の筋の方も悩んでおられる方も多く、悩んで支援を求めて来られたら、私は喜んで支援させていただきます。 次に、私を攻撃対象、嫌がらせの対象とされる方たち、電話で何度も相談めかして嫌がらせを語ってきたり、カウンセリングが下手だの有効性がないだのなんくせつけてくる方たち、こんな方たちには「はい素人で無資格のカウンセラーですから、下手です、ごめんなさい。いただいたお金はお返ししますから、これからは支援は遠慮させていただきます」とお引き取り願います。こんな方たちもこれまでに数人おられました。 さらに、私との信頼関係が成立しない場合。私の援助活動を捻じ曲げてありもしない話にして外部に流布される方。クライアントではなくスタッフでこれをやった人がいてその人やその人に巻き込まれた人たちが捏造セクハラ訴訟をおこしたけれど、これは私の油断でもあり大きな学びでした。 また信頼関係が成り立たないというのは、さきほどのような場合だけではなく、私に虚偽の情報を与えたり、親族や家族の力で私をコントロールしようとする方、などの場合、私の支援が役立たないばかりか、いろんな人を巻き込んで私が人に迷惑をかけることになりかねません。 この辺りのリスクマネジメントは対人援助に携わる方にはしっかりやっててほしいと思うけれど、大抵は面倒くさいケースには関わらないで他所に振って問題解決とする構造があります。それが援助のスキルの低下を招き、当事者に対する二次被害の多発という現実になってるのだろうと思います。それでも予算が下りるのだから、止めることもしないし組織は安泰です。マスコミも真実は報道しないしね。 ほんとは、援助についてしっかり学んで良い援助にすればいいけれど、組織としては援助の質より組織の維持を優先させるから、現場の職員の辛さは現場職員の過剰なストレスになってしまいます。しっかり仕事したい職員は潰れてちゃらんぽらんな職員が残るということになってしまいます。 こんなことにならないよう、現場の相談員が家族問題、特に加害者対応について、あるいは有効性のある被害者支援についてしっかり学んでほしいとのことで、私は毎年ヌエック(国立女性教育会館)でワークショツプを開催してたけれど、一昨年はエントリーを蹴られました。その前年、ヌエック側スタッフの某女史が嫌いなはずの私のワークショップに参加されてて、? と思ったけれど、例のセクハラ騒動で私を排除したんだろうなあと、私は推論を立てました。(笑) 昨年はエントリーしなかったけれど、今年はエントリーしてみました。ヌエックが今年も私を蹴っていつも立ち見の私のワークショップをなくすか、DV支援のスキルアップのために私を受け入れるか、それはヌエック次第。被害者の支援のためと考えるなら、私を蹴る理由はないんだけれどね。 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015/07/01 12:24:14 PM
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