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銃口に花を・・・・・今世界中でテロの嵐が吹き荒れ、人々は次の爆風に怯えるようになってきたようです。今の所日本で国際テロは起きていませんが、安倍政権の政治的判断で自衛隊の戦略が組まれたら、日本もテロの対象国家となる可能性は十分にあります。
高度な経済活動や原発立地を考えると、今の治安能力で国際テロを封じることは所詮不可能。一番の安全保障は紛争地に軍事的介入をしないということなんだけれど、アメリカ傀儡の政府、官僚では、その判断は不可能・・・。なのになのに・・・・。 とはいえ、今の日本がこのまま続いていいとは思えなくて、民主的に変わらない国であれば、暴力的に変えるしかないという、気持ちになるのもわからなくもありません。 多くのテロリストが次々生まれるのも、貧困や差別が人々の心を蝕んでいるからでしょう。世界の富をごく一部の人たちが支配し、多くの貧しきものが、飢餓や内戦などで理不尽に殺されたりする現実がある限り、彼らは絶望という爆弾を爆発させることが唯一の希望になってしまいます。ほんとに、殺す方も殺される方も痛ましいことです。 暴力と怒りの連鎖で世界は平和になることはありません。みんなが幸せになることでのみテロも戦争もなくすことができるのだろうと思います。この差別的で暴力的な社会においても、暴力的な言動で対応するのは問題解決には至らない、というのが私の判断です。 ニキ・ド・サンファールが「私はテロリストになる代わりにアーティストになった」と言ったように、私自身も暴力的な言動で社会に報復することは選択肢としてはありません。 暴力的というのは必ずしも暴力だけを指すのではなく、権力や経済力、優しい言葉や巧妙なロジックで人をコントロールすることも十分暴力的です。そんなコントロールパワーを用いることはしたくありません。 私の脱暴力支援においてもしかり。回復した当事者が別のコントロールパワーで人を傷つけていては回復の意味がありません。暴力的な社会においてもパワーコントロールを用いない生き方を指向して欲しいものだし、そうしてこそ、本当の回復だろうと思います。 まだまだそれを実証できるほど回復事例は多くはないけれど、そういう事例もぼちぼち出始めているのも事実です。降格願いを受理されて、トップダウンの会社システムから外れたところで独自の働き方をし、それなりに会社に対しても社会に対しても貢献しはじめている会社員とか、みずからの職場関係者のための保育施設を模索している方とか、脱暴力支援の現実をネットを通じて啓発されている方、などなど。 その方たちのほとんどが、困難な体験を乗り越え、対人関係やら自身の生き方を大きく変えることに成功し、競争や差別の価値観を手放し、ともに生き、ともに分かち合う、平和的な且つ強い自己信頼に基づいた生き方を選択されています。彼らをとりまく家庭や職場の人間関係も少しずつ変わっていく様子がわかります。私のいう「ポジティブな社会還元」です。 怒りを暴力で返すのではなく、傷つきからくる痛みを終わらせ、優しさと愛で他者の怒りを治めていく、そんな人の変化こそこれからの世界に求められる、問題解決の方法でしょう・・・・昔から言われていることですが・・・・銃口に花を・・・爆弾ではなく食料を・・・兵舎ではなく学校を・・・ 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/01/14 10:50:10 AM
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