|
カテゴリ:カテゴリ未分類
先日知人が結婚するとのことで、届けにサインが欲しいと、事もあろうに私のところにお願いに来られました。私は常々結婚制度のおかしさについて発言しているから、一瞬戸惑いました。しかもよくよく聞いてみると・・・
挙式一式1万円ポッキリの超お買い得セットでの挙式も行うけれど、一万では牧師も来ないとのことで、個人契約で神様と繋がってる私ににわか牧師をやってくれとのこと・・・まあ、ご本人たちもコントかパロディーのつもりでやるので、好きにしてくれたらいいしとのお願いでした。 結婚とか挙式がどんなものであろうとなかろうと、ご本人たちが幸せになってくれたらそれはそれでありがたいので、私もコントに加わることにしました。とはいえ、結婚と言う制度のメリットデメリットについては、私の意見も聞いて頂いたのは当然です。 世間では、お互いよくわからないもの同士が、ただ結婚するということで皆さん簡単におめでとうというけれど、結婚してゴールイン、ハッピーですね、と私は無責任に思えて言葉にできません。私は幸せに結婚した人たちがやがて矛盾や葛藤を抱え、ただ忍耐して家族してたり、それにも耐えられなくなって離婚に至るということを、毎日のように見聞きしていますから。 結婚して幸せになる人もたくさんいるでしょうし、そうでない方もたくさんおられます。事実婚姻数の1/3が離婚するという現実があり、離婚に至らないにしても、いろいろ葛藤や困難もあるでしょう。なのに人はなぜ結婚するのか・・・またなぜ離婚するのか・・・ そもそも結婚とは一体何なのか、家族ってなんなのか、結婚が無条件に幸せへのゴールインと考えるのは、私にはどう見てもファンタジーにしか思えません。夫婦をめぐる状況はとても厳しいし、夫婦関係も実は不確かなもの。 結婚に至るまでに、対話スキルを高め相互理解を深め、お互いの最適な関係や距離感を決めることができるか、相互の自由や平等、個性を尊重しうるか、助け合い思いやれるか、それぞれ自己決定自己責任能力があるのか、などなど、確認しなくてはならないことが山ほどあります。 収入や学歴、出自、など、こんな時代にはあまり意味はありません。そんなものは人生の保証にはあまり役に立たないお飾りみたいなもの。お飾りを大切にしていてもいざという時には役に立たず、裏切られたと思うのがオチ。相手に裏切られてるのではなく、自分のファンタジーに裏切られているだけなのだけれど、リスクマネジメントのできてない夫婦には、そのことにも思い至らず、一旦拗れ出すととことん傷つけ合ってしまいます。 そんなこんなで、結婚すると言う彼・彼女には、そのあたりのことを確認させていただいたけれど、さすがにDVやらなんやらで痛い思いを体験され、それを乗り越えてきたお二人らしく、しっかりわかってらっしゃるようでした・・・だからコントの挙式なのでしょう。面白くて素敵な二人の一ページになることを祈りつつ・・私もコントに加わることにさせていただきましたとさ。 そんな私、今日はお仕事らしいお仕事もなく、暇にまかせて、バナナケーキを二種作りました。 バナナは4本百円の見切り品、チーズは1.3キロ1300円の業務用 ブログに納得いただけたら、クリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/05/09 06:06:28 PM
コメント(0) | コメントを書く |
|