売るのはケンカ、買うのは顰蹙・・・・な私
今朝は少々冷え込んでて、外はうっすら雪。積もってたらやばいなって思ったけれど、道路には積雪もなく一安心。というのは朝一で、ひとまち交流館に講座の部屋取り抽選会にバイクで行かなくちゃならないし・・・。抽選会には六十数団体が会場確保のためにやってきます。きたもの順に抽選カードを引き当てて、そのカードの番号順に会場の申請ができます。この番号の数字が大きいと、ほとんど期待した部屋は取れません。特に、私のように日曜日の一部屋を終日抑えるのは不可能になります。幸い、今日ゲットした抽選番号はなんと「7」ラッキー♫余裕で目的の部屋をゲットできました。次回のメンカン講座は6月5日に決定です。早々にひとまち交流館をでて、次の行き先は税務署。確定申告です。私は税務処理いっさいを信頼する専門の知り合いに任せています。その方の言われるままに、用意してくれた書類を税務署に持って行って、ハンコもらうだけ。確定申告で二万円ほど返ってくるとか。ヤッホー♫税務署もすぐに終わって、時間があるしせっかく町中まで出たんだから、シネマすることにしました。マイケル・ファスベンター、ケイト・ウィンスレット、ダニー・ボイル監督の「スティーブ・ジョブス」です。スティーブ・ジョブスが行った三度の新作発表会の舞台裏を物語のステージにし、それにまつわる人々、中でも、娘や妻、職場仲間、などとの葛藤や対立を描きます。彼の独善的で攻撃的な物言いは彼をして嫌われ者にし、孤立を招いていきます。けれど、彼の独創的なマシンの創出に対する信念は揺らぐことなく、やがて、iMacを作り、パソコンで世界を変えることになりますが、その人間のドラマが描かれています。「僕はみんなに嫌われたくないけれど、嫌われるのは構わない」と当たり前の忠告をした親友に言い放ちます。世間や会社組織の常識を逸脱した言動は、彼にとっては当たり前です。彼の信念を曲げることはありません。そんなスティーブは会社を追われ、孤立することになります。離婚した妻や娘とも会話はちっともかみ合わないまま、傷つけあってしまうことになります。そこまでスティーブを突き動かすものは何でしょう。孤立や対立も彼をくじくことはできません。今でこそ彼は天才と謳われ「Stay hungry, Stay foolish. 貪欲であれ、愚直であれ」と語った言葉も名言として多くの人々に受け入れられているけれど、失敗を重ね、非常識な言動を繰り返して周囲の人を翻弄する彼を理解し受け入れた人はいるでしょうか。人に嫌われても構わない、自分のやってることは間違いない、と言い続ける姿は、どこか私の言い方にも重なって、笑ってしまう私でした。幸い、私は天才でもないし、ビッグビジネスに関わってもないし、大きな社会的責任を取らされる立場でもないし、彼ほど攻撃的でもないし(昔はしらんけれど)彼ほどストレスを負うことはないので、ずいぶんお気楽なものです。今でこそケンカはあまり売らないようにしてますが、基本的なところでは売るのはケンカ、買うのは顰蹙な私です。そんな私にはStay hungry, Stay foolisという言葉は心地よい言葉。(貪欲であれ、愚直であれと訳されているようだけれど、こちらは少し私の好みのニュアンスとは違います。)ぶれずに自分の信じるものに向かって歩んでいくことは、誰にとっても、難しいけれど誇らしいもの。自分を信じるということはある意味過酷なものです。それが世間の常識と異なればなおさらです。けれど、自分を信じるということはいずれ、自分の人生に誇りと何物にも代えがたい満足を与えるでしょう。今の私は社会的な成功もないし、世間の評価も有りません。やってもないのにおバカな人たちにセクハラカウンセラーにされちまったし(笑)けれど、私に関わってくれた当事者の方たちは私の活動を理解し、その意味を実証してくださっています。私はなんらブレることもないし、迷いもありません。嫌われたくはないけれど、嫌われても構わない私は、多くの当事者に支えられ嫌われるどころか、愛されていることも確信しています。ほんとにありがたいものです。そんなこんなを感じさせてもらったシネマ「スティーブ・ジョブス」でした。多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村