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テーマ:九州 旅と食(1338)
カテゴリ:南の島々の観光
与論島には、与論民俗村にはシーサーや草木染のハンカチや貝などで作った民芸品、 百合が浜に行くグラスボードがある大金久海岸に行く道には貝や珊瑚などで作ったブレスレットやネックレスを売る店。 サザンクロスセンターでは、塩や黒糖・グァバ茶や絵葉書、 ギャラリー海ではオリジナルのyoeonと書いてあるタオルやTシャツ。 ホテルでは、どこかのお菓子メーカーで製造されたありきたりな「○○へいってきました」の○○が与論島になったクッキーなどが売られていました。 郵便局で切手付の絵葉書を買おうとしたら、桜島の四季の絵葉書で与論島の絵葉書ではなくてショックでした。 与論島は沖縄に近くても鹿児島県なので桜島の絵葉書も仕方が無いのでしょうが、 福島の会津に行った時、野口英世の縁の写真の絵葉書があったのでそういうのがあるといいなと思ったのですが・・・ お土産のないヨロンの唯一の土産品として「よろん焼き」があります。 若い女の子達が大島紬の「いっちゅう本館」で織物をしたり、 与論民俗村では草木染めや木枕作りなどをしたり、 「よろん焼き」のお皿を作ったりしていて、 自分で作って与論島のお土産と思い出にするのが良いみたいです。 坊ちゃんもいるし時間のない私達は、サザンクロスセンターで買った絵葉書に切手を貼って出して、 民俗村で椰子の実と貝殻で作った入れ物と、「いっちゅう本館」で買った大島紬のコースター、 ギャラリー海で買ったタオルがお土産です。 民俗村で見学の後、説明をしてくれた人がお茶を出してくれて、お話をしました。 私達が伊是名から来たと言うと、前にクルーザーで与論島から伊平屋と伊是名に直接来たことがあるとの事。 1時間ぐらいで来れたそうですが、かなり揺れてよったそうです。 与論からは伊平屋は7つの山が良く見えるそうです。 伊是名は、松や山が綺麗でフクギの並木があって静かな良い所だったと言っていました。 ホテルで夕食を食べた後、茶花という与論島の中心街にある居酒屋さんに行ってみました。 生ビール(サッポロ)が飲めました。与論の地酒の黒糖焼酎の「有泉」を飲みました。 芋焼酎のようなにおいが少しありましたがすっきりしていておいしかったです。 サトウキビでお酒を作ると「ラム酒」になるのですが、黒糖焼酎には米麹が使われているそうです。お店には、オリオンビールやチャンプルなどはメニューになく、さつま揚げや焼酎で 沖縄とは違うなと思いました。 コンビニに入った時は、さんぴん茶が売ってないなと思いました。 居酒屋さんにいる時テレビのニュースで相撲のことをやっていて、 坊ちゃんがしゃがんでお相撲さんの真似をしていました。 私が「どすこい」と言うと、坊ちゃんは前で飲んでいた人たちの方を見てニコニコしていました。 大柄の男の人がいたのです。その人と一緒にいた人が、「前に相撲をやっていたんだよ」と言ってました。 お店の壁に小錦の写真があって、朝青龍問題で話題の高砂親方の元朝潮さんは徳之島の出身とのことです。 奄美諸島から力士になる人は結構多いみたいです。 前の座敷にいた方達がこれを飲んでみてと、だんなさんに焼酎をコップに入れてくれました。 少し坊ちゃんと遊んでもらって、だんなさんが飲み終わったコップを返すと私にも焼酎をコップに入れてくれました。 有泉の米焼酎で、沖縄の泡盛に近い味がしました。 与論流のおもてなしのようでありがたく頂戴しました。 与論献奉という、回し飲みの風習のある奄美最南端・与論島唯一の蔵元の黒糖焼酎有泉 25度 1800ml 大島紬の「いっちゅう本館」に行った時は、体験はしないので少しだけ見せてもらおうと思ったら、 大島紬の説明をしてくれました。 大島紬は ・図案 ・糊張り(絹糸を紡いだものを8本ぐらいあわせて海草糊で固めて乾燥させる) ・締機(木綿糸で折る作業。締機は力がいるので男性の職人さんがするそうです。) ・染め(泥染めのほかにも何度も車輪梅の枝をに出したもので染める) 他にも織り、確認作業など完成まで30工程ぐらいあるそうです。 与論島には、大島紬の仕事に携わっている人が300人以上いるそうです。 与論島は約6000人住んでいるので、大島紬の職人さんの割合が多いなと思います。 大島紬は1人で全工程をすると一人前になるまで何百年も掛かるので人間国宝はいないと聞きました。 1つのものを1人で完成できる熟練の職人さんが人間国宝になれるそうで、 大島紬は多くの職人さんの手で力をあわせて、時間をかけて作られていくものなのだなと感じました。 沖縄に近いけど、奄美の文化に触れることができたなぁと思いました。 与論島に行って、人とのふれあいが良いお土産になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月03日 02時05分14秒
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