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テーマ:★☆沖縄☆★(2838)
カテゴリ:南の島の花
サトウキビ畑の道路わきに咲いている、 ウスベニニガナとベニバナボロギク。 花の形が似ているのにぜんぜん名前が違う花です。 どちらも食用と飼料になるそうです。 和歌山県から琉球列島にかけて分布するキク科のウスベニニガナ(薄紅苦菜)。 沖縄の方言ではハルハンダマと呼ばれていて、ピンクの花がかわいいです。 先日料理講演会で作ったインガナズネー(ホソバワダンの白和え風)に使われたニガナ(苦菜)は、 ウスベニニガナの葉より大きくてよく海岸に生えているそうです。 沖縄では、インガナやンジャナと言われ島豆腐を使った白和えおいしかったです。 葉の裏が紫色のハンダマは、水前寺菜・金時草とも言われ 沖縄の野菜として定着しています。 食用菊というと私は花をイメージしてしまいますが、 ハンダマもニガナもキク科の植物で葉が食べられるのがすごいと思います。 沖縄が、長寿なのは体にいい野菜をおいしく食べているからなのだなと思いました。 関東以西に分布する、アフリカ原産のキク科のベニバナボロギク(紅花襤褸菊)。 漢字が難しいのですが、南洋春菊とも呼ばれるそうです。 紅色の花序が頭を垂れているのが特徴で、これ以上は花が開かないようです。 花が終わった後の冠毛がほころびたところが襤褸布に似ているので このような名前がついたそうですが、綺麗な花だと思います。 ウスベニニガナとベニバナボロギクは、九州は四国などでは珍しくないようですが、 東北から来た私には初めて見る花です。 春から冬にかけて咲く花のようですが、サトウキビを刈った後に畑を耕すと 見えなくなってしまうみたいで、最近咲いているのを見かけました。 坊ちゃんは、タンポポ(3月になってからあちこちで咲いてます)の 綿毛を吹くのが楽しいみたいですが、ウスベニニガナとベニバナボロギク の綿毛は吹くのが大変みたいです。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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