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2006年07月24日
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カテゴリ:日常
大相撲、力士の露鵬が暴力行為を働いて、出場停止になった。
千代大海との一番が後を引いていると思われる。

日曜日のテレビで、”礼”がなって無いからだとして、他の武道や、将棋、華道を例に解説していた局があった。
したり顔で解説されると反論したくなるのは悪い癖だが、”礼”よりもっと根本的な問題があると前から考えていた。

勝負に対する考え方が、我々日本人と、他の人達で異なっている事が大本に存在するのではないか。

相撲に限らず、柔道、剣道、空手、日本のどの武術をとっても、勝敗は「1本!それまで!」なのだ。
対して、外国の場合はどうか?決着はノックアウトかギブアップであることが多い事に気が付く。

戦争の形態も、総大将の首が飛べば終結する日本に対し、敵を殲滅するまで戦いが続く文化の差と言っても良い。
ワールドカップに於いてさえ、日韓大会で採用されたゴールデンゴール方式は、次のドイツ大会では採用されなかった。
この事を見ても、相手の息の根を止めるまでが戦い。と考える人が多いことがわかる。

ロスタイム寸前に逆転されてしまった日本は、その時点で負けを認めてしまい、勝負を諦めてしまうのに対し、他の国の人はそうは考えない。
Jリーグより海外のリーグで派手な逆転劇が多いのは、こうした勝負に対する考え方の差が、主な要因と言えないだろうか。

最後まで勝負を諦めないと言う言葉をよく聞くが、最後か?最期か?捉え方の差が勝負事を左右する。

力の優劣がはっきりすれば勝負が付いたとする日本的な考えは、他の国の人々にとって簡単には受け入れがたいのではないだろうか?
当の日本人にさえ、受け入れがたい事があるのだ

真剣勝負と言う言葉があるように、本来勝敗は白黒ハッキリ付ける、即ち生死を掛けて行う。
真剣勝負が無くなった現在、日本式の決着では遺恨が残り易い。
遺恨を残さず、精神の安定を保つための装置として、礼節が重んじられて来たのではないか?
人々が平和に暮らすための知恵と言っていい。

そうした文化的背景を理解し、自分の精神構造に取り入れる前の外国人力士に、礼儀がなっていないと嘆いても無駄なような気がするのだが・・・

えっ!礼儀がなってないのは日本人の方だって!!
千代大海にマスゴミ!う~ん、否定できないなぁ~。





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最終更新日  2007年01月22日 17時14分05秒
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