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カテゴリ:旅行
3日、4日と高松などへ行ってきました。栗林公園は高松に来る度に必ず立ち寄るお気に入りの場所です。最近ではミシュランガイドでも高い評価を得て、世界的にも注目されるスポットだそうです。今回は比較的空いている朝の時間帯に散策してきましたので、その写真を少しUPしました。
JR四国の新型ディーゼル車で栗林公園北口駅に向かいます。 栗林公園は高徳線の栗林公園北口で下車するか、高松駅からバスでも10分程度で着きます。 駅から歩いて3分程度で北門です。7時頃着きましたが、もう開いていて入園料400円を払い入ります。桜は満開ですが木そのものは比較的少ないようです。しかし早朝なのにもう花見をしているグループや、場所取りの張り番の人がいました。花見は前夜からぶっ通しでやっていたのかも???。 さて、入園してみて、今回初めて気付いたのが、この松の垣根です。暖かい地方だと高野槙などの垣根が見られますが、黒松の垣根とは前代未聞!!。初めて見ました。 松はウチにもデカイやつが2本あるので、如何に手入れが大変か少しは判っているつもりですが、それで垣根を造るというのは、よくよくの庭屋さんですな。 夜間はライトアップもするようです。 推奨ルートからは少し外れるのですが、赤壁という岩場があります。近くには小さな滝もありました。 赤壁のこちら側には新日暮亭という茶室のような建物があり、小さくてシンプルながら箱庭のような独自の空間を形成しているようです。ここらは必見。 掬月亭の西側の池です。無風状態の水面はまるで鏡のようで、さかさになった島や松が水面に映り、思わず大声を出してしまったほどの美しさでした。 最も美しいとされる南湖と、その畔に建つ掬月亭を場所を変えながら観察します。掬月亭の右側のデカイ木は、根上り五葉松と呼ばれる木です。ウチにも五葉松はありますが、非常に生長が遅いです。 松の枝ぶりはどれも見事としか言いようはありません。盆栽のように頻繁に手入れをしているのでしょう。ウチみたいに手入れをしないでいると、意外と早く巨木になってしまいます。数年間手入れをしないと、もう価値の無い木になってしまうのだとか(泣)。手入れなどするヒマも趣味もないという人は、ツゲのようなあまり生長しない木を植えましょう。 掬月亭の周辺も白砂の清涼な空間がしつらえてあり、そこから望む南湖の風景もまた見事でした。 芙蓉峰から見る北湖と梅林橋です。緻密な計算の上に造営されているのでしょうね。本当に見事です。 おまけは桜です。栗林公園は古くは戦国期の天正の頃に起源があるようで、以後200年近い年月をかけて造営されたようです。大名庭園だから昔は庶民は入れなかったのでしょう。福島の白河には日本最古の公園という南湖公園がありますが、これは当時庶民の失業対策で造営されたといい、身分の差は無く誰でも入ることの出来る公園だったそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.06 22:16:30
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