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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:洋画感想
■監督:J.P.ハウエル ■出演者:キャスパー・ヴァン・ディーン ヴィンセント・ゲイル ステファニー・フォン・フェッテン ビーナス・テルッツォ ■ストーリー 西暦20XX年。ある小惑星が、地球に接近していた。危機を察知したアメリカ政府機関は、核爆弾による惑星爆破作戦を実施。だが作戦は裏目に出て、3つに割れた惑星の1つが地球への衝突コースに乗ってしまう。激突寸前、軌道から外れた惑星は地球をかすめ、宇宙の彼方へ飛び去ってゆく。人々は胸をなでおろすが、本当の危機は始まったばかりだった。惑星の重力により地球の軌道が変化し、太陽に接近してしまい…。 感想。 英語での原題が、MELTDOWN: DAYS OF DESTRUCTIONで、以前紹介したソーラー・ストライクとは全く関係ございません。 ソーラー・ストライクが売れたから、便乗命名だったのかな? 災害系パニックマニアなので、そっちを期待して借りたんですが…。 内容の殆どが、主人公達のサバイバルなので、うーんイマイチ アメリカ政府機関、らしいですがどうみても中小企業の事務所にしかみえないショボい施設で小惑星を核爆弾で爆破するという実験を行ってます。 あんな大がかりで、しかもでっかい小惑星なのに一般市民誰も知らない所が素晴らしいです あんなサイズが、しかも地球にぶつかるコースで接近してるのに、他の国やアマチュア天体観測マニアの誰も知らないのか!?と突っ込みたくなります。 アイルランド(アイスランドだったか?)サイズに割れた小惑星が思いっきり大気圏をかすって行ったのに、どの国のメディアも知らないのが不思議~(爆笑) で、そんな巨大な物体が掠っていったせいで、地球の軌道がそれて太陽に近づいちゃったわけですね。 そこんところの描写がイマイチ。 病院に熱中症や火傷の患者が運ばれてきて、あちこちで火災が発生して、水を奪い合って暴動が起きて~~なんですが、規模が小さくてパッとしない。 受けたのが、政府の高官や警察の幹部など偉い人達が相次いで連絡が取れなくなるんですが(寒い地方に逃げた模様)、主人公の一人の刑事に無線で「署長達が居なくなったから、警察は解散する。自分の身は自分で守れ」って・・・ 草野球のチームが解散するんじゃないんだから、そんなあっさり警察組織が解散しないでよ! で、主人公達が笑えるというか定番の組み合わせ。 「刑事(主人公、男、バツイチ独身)」「刑事の彼女(ニュースキャスター)」「刑事の元妻(看護師)」「元妻に育てられている刑事との娘」「娘の彼氏、前科有り(刑事は気にくわない)」なんでこんな微妙なメンバーで行動してるんだか あっちの映画って多いよね、「男」「元カノ」「今カノ」の組み合わせ。 この作品も、最終的には元妻と刑事が寄りを戻します。 ニュースキャスターの彼女の存在って・・・・・ せっかく、ニュースキャスターの彼女の兄が例の政府機関の小惑星爆破関係者で、太陽に近づいた事実を教えてくれた上に、友人の飛行機で北極に逃げるから一緒に行こうって誘ってくれたのに。 彼女、損な役回りなのね ラストは結局、他の惑星との引力の引っ張り合いで、自然に地球が元の位置に戻ったのでメデタシメデタシでした。 なんだかなー? ホントに戻るのかー? そんなオチなのかー? テーマはきっと、「元の場所に自然と戻る」ですね。 だから、刑事一家も元の位置に戻ったと。 そういいたいのですね。 うーん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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