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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:洋画感想
■監督:ポール・ジラー ■出演者:マイケル・シャンク キャロル・アルト ティム・トマーソン ■ストーリー インディアナ州南部の田舎町、ダンダス。この町で殺虫剤の開発を行っていたケントは、ある日スズメバチの遺伝子を変質させる恐るべき薬を発見してしまった。この薬を浴びたスズメバチは狂暴になるばかりでなく、殺虫剤がまるで通用しない体へと変貌する。そこでケントは薬を厳重に保管したものの、それを知り合いの害虫駆除業者が持ち出したから一大事。業者の男はスズメバチの巣に薬を散布し、凶暴化した蜂を大量に誕生させた。蜂の群れは業者の男を襲った後、全米ハンバーグコンテストで賑わうダンダスを恐怖に陥れる…。 感想。 お約束ストーリーのモンスターパニックです まず、遺伝子を操作して凶暴化した上に殺虫剤が効かないっつースズメバチの管理ずさんすぎ。 だって夜間清掃員が普通に入ってこれる部屋に置きっぱなし。 清掃員が誤ってコーヒーカップをひっくり返したはずみでケースが開いちゃうくらいのレベル。 タダのカラスケースやん。 スズメバチに襲われて死亡した清掃員を検視に回したんだけど、その口腔内にスズメバチが隠れていて(笑)、羽音に気づいた検視医が口を開けたところで脱出! ついでに検視医刺しちゃえ!って殺してまんまと外の世界に逃亡しちゃったスズメバチ そんな事件の前日に、殺虫剤研究所に勤務する元凶の主人公の知り合いで害虫駆除の自営業のQって男が、いつものように蜂用の殺虫剤を借りに来る。 「仕方ないなー。手前の透明のヤツを使えよ。赤いのは駄目だ。あれは・・・あれは新型で、ちょっと強めだから」 と、勝手に持って行けと促す 新型でちょっと強いって言ったら、持って行きたくなるじゃん まんまと赤いのを持って行ったわよ。 ちなみに、この主人公の研究員が例のスズメバチの研究をしていて、管理ずさんなまま帰宅しちゃった野郎です。 で、Qは知らずに依頼された住宅のスズメバチ駆除をするんですね。 普通の殺虫剤と混ぜて使ったから最初は死んだように見えたんですが、麻痺してただけみたいで、巣を粉砕機にかけているときに全員復活! 一斉にQに襲いかかってきました。 Qはバンに逃げ込んで解毒剤を自分で打ったから助かったけどね。 で、スズメバチたちは何故か段々増殖しながらあちこちで人を襲う~。 CGしょぼすぎて笑える~ なんかね、結局主人公と、それから女性の昆虫学者と、Q達がスズメバチを退治しようとあれこれ画策して無事に退治するんですが、誰も主人公の失態を追求しない。 つか、主人公自体自分が元凶だって全然思ってない。 お前が一番悪いんだろうが! ラストで、昆虫学者の女性と親しそうに街中のレストランへディナーしに向かいながら「あの会社辞めちゃったよ」「まあ!それがいいわ」って呑気に会話してるし いや、だからオマエの責任は?どした? で、そのレストランの路地裏のゴミ箱の中に何故か最後に女王蜂を吸い込んで火の中に投げ入れたハンディクリーナーが なんでこんな所にあるわけ? 投げ入れた場所はハンバーグ大会の会場だった広場の中の車庫なのに。 車庫に蜂を誘い込んで爆破したんですよ。 普通、そのゴミは直ぐにゴミ収集車で集めて焼却炉に直行!な筈なんですけどねえ。 なんでレストラン脇のゴミ箱に…強引すぎる。ありえん。 ちなみに、そのクリーナーの中で女王蜂がせっせと蜂の巣を作ってタマゴを植え付けているシーンで終わります。 蜂ってめっちゃ熱に弱いから、あんな小さいクリーナーの中じゃ蒸し焼きな筈だけど? 胡散臭すぎる作品でした。 特に観なくて良いですわ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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