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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:洋画感想
■監督:ティム・バートン ■出演者:ユアン・マクレガー アルバート・フィニー ビリー・クラダップ ジェシカ・ラング ヘレナ・ボナム=カーター スティーブ・ブシェミ ダニー・デビート アリソン・ローマン ■ストーリー 自分の人生をお伽話のように人々に語り続ける有名な男、エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)。未来を予見する魔女(ヘレナ・ボナム=カーター)のこと、若き日の自分(ユアン・マクレガー)が一緒に旅した巨人カール(マシュー・マグローリー)のこと、人を襲う森とその先にある美しい町のこと。そんな彼の話には誰もが楽しい気分になった。しかしジャーナリストとして活躍する息子のウィル(ビリー・クラダップ)は、自分の結婚式の祝宴でエドワードが巨大魚の話をして注目をさらってから、父親に憤りを抱いている。しかしある日、母親のサンドラ(ジェシカ・ラング)から、患っていた父の容態が悪化したとの報告。ウィルは出産間近の妻、ジョセフィーン(マリオン・コティヤール)と共に実家へと向かった。エドワードは一日のほとんどをベッドで過ごしつつも、相変わらず思い出話を語っている。ジョセフィーンはサンドラとの恋愛話を聞かされ、そのロマンティックな内容に心を打たれた。だがウィルはそれが事実ではなく作り話であることに苛立つ。しかしそんな時、ウィルは、エドワードの話の中に出てきた彼の戦死を告げる電報をサンドラが見つけたことで、お伽話の中に真実が隠されていたことに気づき衝撃を受ける。間もなくエドワードの様態は急変。人生の最期を迎えようとする父に、枕元でウィルは父の物語を豊かに創作して語って聞かせる。そしてエドワードの葬式には、彼の物語に出てきた人々がたくさん集まってくるのだった。 感想。 ティム・バートンらしい、素敵な作品です。 ファンタジーであり、ヒューマンであり、そして家族間の心の絆を描いた傑作です。 曖昧さがいいですね。 結局、真偽がハッキリと分からないままに終わるのが、素敵です。 ファンタジーはそうでありたい。 「はっきりさせない」という「美」がこの作品の真価を高めていると思います。 最後の、お父さんが亡くなる時の場面は涙が出ます。 幻想的な回想シーンは本当に素敵ですよ。 大人向けファンタジーです。 夢を忘れかけている荒んだ大人に(笑)観ていただきたい作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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