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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:洋画感想
■監督:エリック・カニュエル ■出演者:ミシェル・コート ジャン・ラポイント クリストファー・ヒアダール ニコラス・カヌエル ■ストーリー 北米全土を震撼させた“世紀の強盗事件”。1993年にカナダで発生し、世界犯罪史上に永遠に刻まれることとなったこの大事件を、主犯自らが書き下ろした手記に基づき完全映画化したのがこの「バンカー・ブレイク」だ。 カナダ、モントリオール。“伝説の金庫破り”として知られるマルセル・タロンは、刑期を終え刑務所を出所。恋人のマギーは平凡な暮らしを望むが、マルセルのアウトロー魂を眠らせることは出来なかった。相棒で技術屋のフレッド、油断のならないスマイリーたち仲間を集めたマルセルは、前代未聞のプランに着手する。下水道からトンネルを掘り、銀行の地下金庫に眠る2億ドルをいただく。トンネルは大胆にも警察の真下、そしてタイムリミットは銀行が移転する90日後だ!!掘削機材の調達、逃走ルートの確保、警察の目をかわす偽装工作etc。様々な障害をクリアしながら、マルセルの計画は着実に進んでゆく。そしてついに、決行の日が来た。武装したマルセルたちは、銀行を占拠。時限爆弾による陽動作戦で警察の注意を引きつけている間に、トンネルから現金を運び出そうというのだ。だが、スマイリーが裏切り、完璧に見えたマルセルの計画は崩れはじめる。そして迎える、意外な結末とは? 感想。 いやもう、犯罪常習者というのは更正出来ないんですね。 そうと分かりつつも、今度こそは足を洗って真っ当な生活を送ってくれると信じて支える女性…の、心理が私には理解出来ない。 「私がついていなきゃ駄目なのよね」と無意識の自己満足に陶酔するタイプの女性っているよね。 駄目な男にばかり惹かれていく…うーん、私と全く違う性質の女性だ。 だから、マギーへは全く同情出来ません。 ついでに主人公のマルセルなんてもう、人間のクズかと。 銀行強盗というスリルと大金への欲望、そしてマギーも手放せない。 本能丸出しの、理性の全くない男ですよね。 本当にマギーが大事なら、足を洗ってまともな職を探し、2人で暮らすはず。 彼は本当にマギーを愛していたのだろうか、疑問ですわ。 「今度こそ、成功する」って、ギャンブル漬けの人間と一緒ですよね。 そういう人に限って、失敗するのになぁ。 いまいち、信用の出来ないような人達も巻き込んでの金庫破り作戦。 当然のように計画に綻びが出来て、更に仲間に裏切られ、警察には正体がばれてマギーの元へも警察が。 裏切ったスマイリーは大金を持ち逃げ。 唯一信頼の置ける仲間だったフレッドは肺ガンで余命僅かだし、仲間の裏切りにより銃で撃たれて重傷を負います。 なんとかフレッドを抱えながら、マンホールの真下まで歩いたマルセル。 フレッドの甥もスマイリーに殺されてマンホールから落ちてきます。 それを見て、フレッドはガックリきて息を引き取ります。 フレッドを置いて逃げようかと思ったマルセルですが、引き返してフレッドの遺体の肩を抱いて一緒に座りました。 「ずっと傍に居てやる、ずっと」 いやオマエ、フレッドよりマギーの傍でその台詞を吐け しかも、ここで終わり お、オチは、どうなの? これがオチ? マギーではなく、じじいのフレッドの肩を抱いてサツが来るのを待つ…ってオチ? スマイリーはどうなった?まんまとそのまま大金持って高飛びしたのか? 色々謎と未消化感を残したまま、終わっちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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