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テーマ:DVD映画鑑賞(14128)
カテゴリ:洋画感想
沈黙の惑星 ■監督:フィリップ・ハドソン ■出演者:ボー・バリンジャー ケネス・シアーズ ラリッサ・カジアン ブロンストン・デローネ ヴァンス・ハーヴェイ ゲイレン・ハワード ■ストーリー 宇宙を舞台に人類とエイリアンの攻防を描く、ミステリアスSFアクション!! 西暦3037年。 エイリアンの侵略により滅亡の危機に瀕した人類は 敵の母星メンダックスに特殊攻撃部隊を派遣。 彼らがそこで遭遇した正体不明の敵とは? そしてその惑星に秘められた恐るべき謎とは? エイリアンの侵略により滅亡の危機に瀕した人類が、エイリアンの故郷である惑星に飛び、そこでエイリアンを絶滅させるウイルスを散布することを試みる・・・という、意表をついたミッションから幕を開ける本作。壮大なストーリーは、そのエイリアンの星で意外な展開を見せていく・・・。かつてない発想で、宇宙を舞台に人類が侵略者への攻防を試みるSF作品。話が進むごとに謎が深まるミステリアスなストーリー展開で、人類を救うために結成された特殊任務部隊の5人の心理描写も面白い。エイリアンの特殊能力が、人間に幻覚を見せ、心理的・精神的に操るというところもポイントだ。 西暦3037年。地球は、メンダックス星の侵略にさらされていた。滅亡の危機に瀕した人類は、最後の手段として特殊部隊を敵の母星に派遣。その任務はメンダックス人の免疫システムを破壊する、“デボルガ・ウィルス”を散布すること。しかし事態は、意外な展開を見せる。その星の文明は、はるか昔に絶滅していた。廃墟の中で、彼らは数百年前に墜落した地球の宇宙船を発見。彼らより以前に、地球人がそこを訪れていたのか?そもそもこの惑星は、本当にメンダックス星なのか?それともすべては、幻覚で人を操るメンダックス人の罠なのか?疑心暗鬼から、対立を深める隊員たち。そして彼らは、驚愕の事実と、真の恐怖に直面することになる……。 感想。 あー・・・・・・・・低予算マイナーB級作品そのものなので、マニア以外は観ない方が精神衛生上宜しいかと。 どこが「沈黙」なんだよ(--;)邦題いい加減過ぎるわ。 むしろ沈黙するのはこの作品を観た人間ではwww 取り敢えず、舞台は90%「山の中」 残りの10%?登場人物の夢の中だよ 西暦3037年って解説にあるけれど、その数字って作品中には出てこなかったような…。 今から1000年以上も未来の設定なのに武器も装備も服装も、今と全然変わらないところがB級クオリティ 冒頭からいきなり特殊部隊の乗った宇宙船が惑星に不時着するシーンから。 それからもうずっと「山の中」なので、「未来的なSF」を期待しないでくださいね。 別に設定1000年以上先で無くても良いと思う(--;) 上記の解説の通り、メンダックス人の免疫システムを破壊する、“デボルガ・ウィルス”を散布することが彼らの任務。 ところが冒頭からもう不時着の衝撃で頭部を負傷した大尉がメンダックス人の精神攻撃により部下達がメンダックス人に見えてしまうと言う幻覚を見せられて、気が触れたように部下達から逃げ回って暴れるので拘束されちゃいます。 “デボルガ・ウィルス”の開発者である嫌な感じの科学者はメンダックス人を滅亡させて人類を救うことしか頭に無いので、錯乱状態の大尉に鎮静剤を打って担いで「墜落するときに見えた町のような場所」まで行くというプランに反対します。 それで夜中に、皆が物音に目覚めてそれを捜索しに消えた隙に大尉を石で撲殺してしまうんですね。 それであたかも「メンダックス人に襲撃された」かのように必死の形相で皆に追いついて嘘をつきまくるんですよ。 上手い具合に、メンダックス人を模した仮面を被った人間の少年が出てきたので「俺たちに幻覚を見せているだけだ。彼はメンダックス人で、大尉を殺したんだ!」とか言っちゃいます。 少年は必死で「違うよ!僕は人間だし、避難所で暮らしていて何かが墜落してきたから見に来ただけだ」と弁解しますが、信用されません。 取り敢えず少年を捕虜にして縛り上げて、連行しながら「町」を目指します。 その後、メンダックス人による幻覚攻撃や星にある緑色の「水晶」がメンダックス人の能力を遮る事が出来るらしかったり、なんかごちゃごちゃと山の中と夢の中だけで話は進んでいきます。 途中でなんと「死んだはずの大尉」そっくりな原住民のオッサンが出てきて、名前も大尉と同じ名前で、やはり昔「“デボルガ・ウィルス”を散布する任務」でこの星にやってきたそうです。 部下達の名前も彼らと全く一緒で、少年は彼の息子で部下の軍曹そっくりさんと愛し合うようになって避難所で産まれた子供だそうです。 軍曹そっくりさんの少年の母親は出産時に亡くなったとか。 その大尉そっくりさんのオッサンは衝撃を受けている彼らに「君たちはクローンだと思う。記憶は植え付けられたものじゃないか」と言います。 なんかもうややこしい設定の作品だ(--;) 要は何度も何度も繰り返し、彼らのクローンがこの星に“デボルガ・ウィルス”を散布する任務で送り込まれているんだよね。 そこで、そのオッサンが語った衝撃事実。 実は数百年も昔に、本当は地球はメンダックス人によって征服されていて、人間は彼らの超能力により言語能力などを奪われて檻に閉じこめられて飼われている状態という事なんですよΣ(`Д´ ) この星は、メンダックス人の故郷などではなく、ここのあちこちに存在している「水晶」のせいでメンダックス人は入ってこられないし、ここに避難している人間達にも精神攻撃が出来ないわけですよ。 でも夜には「水晶」の力が弱まるので、その時に任務でやってきた彼らの夢の中に入り込んで“デボルガ・ウィルス”を散布するように促していたのですね。 でも何故メンダックス人が自分達を滅ぼすはずの“デボルガ・ウィルス”を散布するように彼らをそこまで送り込んだのか? 実は、それを何度も何度も行おうと頑張っていた一人のメンダックス人の仕業でした。 彼だけは、人間を檻に閉じこめて制圧することに反対だったわけなんですよ。 “デボルガ・ウィルス”は実はメンダックス人を滅ぼすウイルスではなく、彼がこっそり開発した「人間に超能力を与えるウイルス」(笑)だったんですね。 避難所の人間達に超能力を持って貰い、メンダックス人に抵抗して現状を打破して貰おうと秘密裏に彼らを派遣しつづけていたのですwwwなんだそりゃwwww 最後にそのメンダックス人は「私は帰ったら殺されるだろう。幸運を祈る」みたいな事を言い残し、ウイルスを散布したのを見届けて宇宙船でどこかへ帰っていきました。 テレパシーなどの能力を得た中尉や科学者さんたち。 避難所に残ったもう一本のウイルス入りのシリンダーを投げ入れた所で終わり~Σ(´∀`;) やぁ・・・・どう説明して良いか分からない設定の作品だった(--;) 設定は悪くないとは思うんだが、脚本穴だらけだし、舞台は山の中だけだし、酷すぎたw 山歩きで終始進んでいってそれで終わっちゃったよ( TДT) なんの見せ場もなく・・・・盛り上がりもなく・・・・途中で眠くなる・・・・・orz オチも結局人類はメンダックス人に勝てるのかどうなのか。 何の装備も資材も無いのにどうやって地球まで戻るのか。 色々突っ込みどころが多い終わり方だったな(T^T) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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