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テーマ:最近観た映画。(40040)
カテゴリ:洋画感想
■監督:ロブ・レターマン ■出演:ジャック・ブラック 『スクール・オブ・ロック』 エミリー・ブラント『ウルフマン』 ジェイソン・シーゲル『怪盗グルーの月泥棒3D』 アマンダ・ピート『2012』 ビリー・コノリー『処刑人II」 ■ストーリー イントロダクション 大きいだけではヒーローになれない。今、等身大の勇気が試される! 長年にわたって子どもから大人まで幅広く親しまれているジョナサン・スウィフトの「ガリバー旅行記」を、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック主演で映画化したファンタジー・アドベンチャー。ジャックふんするジャーナリスト志望のさえない男が繰り広げる摩訶(まか)不思議な冒険を最新のVFXを駆使しながらコミカルに描く。 監督は、『モンスターVSエイリアン』のロブ・レターマン。共演は、『ヴィクトリア女王 世紀の愛』のエミリー・ブラント。 小人の国で暴走するジャックに抱腹絶倒すること間違いなし。 あらすじ ニューヨークの新聞社に勤める、さえない郵便仕分け事務員、レミュエル・ガリバー(ジャック・ブラック)。旅行記者になりたいという野心を持っているが、失敗を恐れるあまりすぐにあきらめてしまう彼は、次々と新人に追い抜かれ、気づけば10年もの間、郵便係として働いている。そして旅行欄担当の編集者ダーシー(アマンダ・ピート)に5年間も恋心を抱きながら、デートに誘う勇気もない。 しかし、お得意の口から出まかせのハッタリで、謎のバミューダ三角地帯を取材するという大仕事を手にすることに。彼は意気揚々と航海の旅にでるが、突如やってきた大嵐で遭難・・・ 気がつくと、砂浜で身体を縛り付けられ、体の上には約8cmほどの小さな兵士たちがいた。その光景にガリバーは茫然。ガリバーは、小人の住むリリパット王国に異次元タイムスリップしてしまっていた。 危険人物とみなされたガリバーは洞窟の牢に閉じ込められてしまう。そこでメアリー王女(エミリー・ブラント)に切ない恋心をもやすホレイショ(ジェイソン・シーゲル)と意気投合。すぐに固い友情が芽生える。 ほどなくして王女が敵国に誘拐されかける事件がおきる。ガリバーは間一髪で王女を救出。さらに火事で城に閉じ込められたセオドア王を救い出し、一転して英雄に。 体が大きいだけで人気者になったガリバーは、朝から晩までやりたい放題。自分は大統領だったと話し、「スター・ウォーズ」などを自伝として語る。たちまち人気者に。将軍の称号まで手に入れる。が、これを快く思わないエドワードは、敵国に寝返りガリバーの失脚をもくろみ、意外な戦法でガリバーに打ち勝つ。信頼を失ったガリバーは本来のダメ男に逆戻り。しかし恋心を寄せるダーシーが小人の国に迷い込みとらわれの身になっていると知り、救出に立ち上がる。果たしてガリバーは本当の英雄になれるのか? 作中で出てくるパロディの元ネタなど ●「タイタニック」 ガリバーがリリパット王国で作らせた“ホームシアター”で、自分の身の上話として上演させる元ネタ。「アバター」のジェームズ・キャメロン監督の97年作品で、アカデミー賞11部門を受賞。 ●「スター・ウォーズ」シリーズ “ホームシアター”上演劇の元ネタのひとつ。ジョージ・ルーカスを製作総指揮に、77年から05年までで描かれた全6部作。劇中で登場するのは、エピソード5「帝国の逆襲」(80)の例のワンシーン。 ●「ガリバー旅行記」ジョナサン・スウィフト アイルランド生まれのイギリス人作家、ジョナサン・スウィフトが1726年に発表したファンタジー小説。外科医であるレミュエル・ガリバー(のちに数隻の船長)の冒険旅行記という実話体裁となっていて、「リリパット渡航記」「ブロブディンナグ渡航記」「ラピュタ、バルニバービ、グラブダブドリッブ、ラグナグおよび日本渡航記」「フウイヌム国渡航記」の4篇から成る。「猿の惑星」(高貴な動物が人間を支配)、「天空の城ラピュタ」(宙に浮かぶ島ラピュタ)のルーツにもなっている。 ●バミューダ・トライアングル フロリダ半島の先端と、大西洋にあるプエルトリコ、バミューダ諸島を結んだ三角形の海域で、歴史的に船舶や飛行機、もしくは、その乗務員のみが消えてしまうという怪伝説で知られる。通称「魔のトライアングル」。ブラックホール説、宇宙人説など、その原因には諸説がささやかれている。 ●「アバター」 ガリバーがニューヨークを懐かしんでリリパット王国に作らせた、“タイムズスクエア”の看板元ネタの1つ。ジェームズ・キャメロン監督による3DCGと実写を融合させたSF超大作。「タイタニック」が持っていた世界興行収入記録を更新した。 ●「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」 看板元ネタの1つ。ヒュー・ジャックマン主演。「X-MEN」の人気キャラクター、ウルヴァリン誕生の秘密を描くSFアクション。 ●「キャッツ」(CATS) 看板元ネタの1つ。都会のゴミ捨て場に集う猫たちを描いた世界的大ヒットのミュージカル。アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲と台本を手掛け、トニー賞7部門を受賞。 感想。 だからさー……なんで、あっちの映画って突然歌って踊り出すんだよΣ(´∀`;) 私駄目なんだよ、あの演出orz 折角最後まで面白かったのに、最後でガックリきてしまった。 盛り上がってる場面で、突然そこにいる連中全員、立場も役柄も敵味方も何もかも関係なくどこからか沸いてきて集合して仲良く踊って高らかに歌い出すのは、この上なく不自然で気持ち悪いんですが…(´;ω;`) あっちのアニメもそうだよね。 いきなり音楽が始まって鳥や植物まで踊り出すw なんていうかもう、文化の違いだと諦めるしかないのね。 さて、観てきましたよ。 時間の都合で吹き替え3D版を仕方なく(^_^;) 本当は字幕3D版を観たかったのですが、近郊ではコロナワールド金沢でしか上映されてなく、時間も12時10分からだったので諦めました。 ガリバーは新聞社のメール係(社内中に郵便物などを配達して回る窓際族ぽい部署)を10年やってる冴えない男です。 本当は記者になりたいのかな?そんな感じの演出は余り無かったけれどね。 5年も片思いをしてる旅行記事担当のダーシーに何とか声を掛けてみたが、素直にデートには誘えずにトンチンカンな受け答えをして、ついついバミューダトライアングルへの取材をOKしちゃうんですね。 それが冒険?の始まりでした。 でもあまり冒険ぽいシーンも無いですw ボートを居眠り運転してて、気が付いたら嵐の中にいて、天まで昇る竜巻に呑み込まれて気を失い、目が覚めたら小人の国リリパットだったってアッサリ展開だったもん。 リリパット王国や敵対してる国の文明レベルや科学力などがちぐはぐなのには、まぁコメディ映画なので目を瞑るしかないwというか笑うしかないw あんなロボットを図面だけで作れるのに、武器が旧式大砲だとか帆船だとかなんかいろいろ突っ込んだらキリがないけれど、その辺も笑うところなんだろう、うん。 お話自体は、特に奇抜でもなくガリバー旅行記を知っていれば…ってレベルかな。 後は上記に書いた元ネタがわかればパロディの面でも楽しめるかと。 特に面白い!わけでもなく、でも面白くないというわけでもないですが、好みは分かれるかも。 というかジャック・ブラックが好きか嫌いかで評価も分かれる作品だと思います。 巨人の国の女の子に捕まってヒラヒラドレスやオムツをさせられてるガリバーは面白かったです。 ただ、今までガリバーの次元の人間が来た感じでは無かったのに、すぐにまたダーシーが竜巻で飛ばされてリリパット王国へ流されてきたのは、何だかなー。 ターゲットは、ファミリー向け…なんだろうけれど何か色々中途半端な感じ。 幅広い世代に受けようとして極めきれてないというのか、コメディとしてもアドベンチャーとしてもファンタジーとしても中途半端な印象は受けました。 どっちつかずな感じで、そのへんが低評価の原因の一つかもしれない。 可もなく不可もない、まぁ面白いと言えば面白いかなという総評ですが、もう一つだけ。 私3D映画は肯定派ですが……これ、3Dにする意味、あったのかな(--;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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