洋画な日々。

■監督：ロブ・マーシャル
■出演：ジョニー・デップ　ペネロペ・クルス　ジェフリー・ラッシュ　イアン・マクシェーン　ケヴィン・マクナリー
■ストーリー
・解説
新たなる海賊伝説へカウントダウン始まる

海賊新世紀の幕が、いま開く― 全世界待望、最大のスケール、最高のスリルに満ちた無敵のエンターテイメント『パイレーツ・オブ・カリビアン／生命（いのち）の泉』。新たな敵、新たな仲間、新たな使命（クエスト）、そして、シリーズ4作目にして初の3D映画化により、キャプテン・ジャック・スパロウの新たなる伝説が誕生。永遠の命をもたらすという伝説の<泉>を求めて、史上最強の海賊たちが動き出す！

永遠の命をもたらすという伝説の“生命（いのち）の泉”。海賊が恐れる伝説の海賊・黒ひげが、その泉を狙って動き出したとき、ジャック・スパロウの前に、かつて愛した女海賊・アンジェリカが現れ、ジャックを呪われた航海へと誘う。時を同じくして、イギリス国王もスペインに対抗して“生命（いのち）の泉”探索に乗り出す。その船を指揮するのは、不滅の海賊魂を封印し、国王に忠誠を誓う海軍将校へと寝返ったバルボッサ。―史上最強の海賊たちが、禁断の宝“生命（いのち）の泉”を求めて動き出した。泉の場所を知るのは、ジャック・スパロウただひとり。それぞれの野望と裏切りが渦巻く中、果たして誰が、泉へ到達し、永遠の命を手に入れることができるのか？
その泉を見つけし者は、永遠を手に入れる。―呪われた“生命（いのち）の泉”を目指し、孤高の海賊キャプテン・ジャック・スパロウの新たなる航海が始まる。

敵か味方か、見極めがつかぬ、かつて彼が愛した謎の女海賊アンジェリカ、狂気を秘めた残虐さで大海原を恐怖に陥れる伝説の海賊・黒ひげ、片足を失った英国海軍将校という意外な姿で登場するバルボッサ。野望の下に裏切りや復讐心を隠し、最強の海賊たちが目指すのは、金塊でも宝石でもない、永遠の命だ。人類究極の夢にして禁断の宝を手に入れるためなら、どんな手段も選ばない。
野望がむき出しになった冒険の中で、私たちの心に切なく美しい光を投げかけ、ひいてはジャックや海賊たちの運命をも左右するのは、捕らわれた人魚と若き宣教師の禁断の恋。
そしてまた、月光の中、魅惑的な姿と歌で海賊たちを誘惑して海中へひきずり込む、美しくも獰猛な人魚たちの描写など、海洋の驚異や神秘も冒険の世界を彩る。

・あらすじ
その泉をみつけし者は、“永遠”を手に入れる…

スペイン―。永遠の命をもたらすという伝説の“生命（いのち）の泉”。その泉を探す途上で命を落とした探検家、ポンセ・デ・レオンによる200年前の航海日誌が、海を漂う瀕死の船乗りによってもたらされた。スペイン王は驚愕し、伝説の泉をめざして出帆を命ずる。

ロンドン―。「キャプテン・ジャック・スパロウが乗組員を集めて、禁断の“生命（いのち）の泉”を目指す航海に出るらしい」―こんな噂が、ロンドンで密かに囁かれていた。ある朝、この街に足を踏み入れたジャック・スパロウは、この噂に腹を立てる。どうやらジャックの偽物が暗躍しているらしい。

ジャックは、噂を信じる英国王に捕えられ、その前に引き立てられた。国王はスペインに対抗して、イギリスの探検隊を“泉”まで導くよう彼に厳命する。従わねば死。
その時、奥の暗闇からひとりの男が現れた。探検に出航する英国船プロヴィデンス号の船長というその男は、かつてジャックの海賊船ブラックパール号を奪って消えた宿敵の海賊バルボッサ。今や彼は、王に忠誠を誓う海軍将校、しかもその片足は失われていた。「落ちぶれたな」と怒りとともに言い捨てたジャックは、警備兵らを出し抜くと、宮殿から脱出、追撃をかわし、偽ジャックが船員を集めるという噂のパブ“船長の娘”へと向かう。

パブ“船長の娘”の片隅には、ジャックの父にして“海賊の掟の番人”ティーグがいた。「“泉”には、ポンセ・デ・レオンの2つの聖杯が必要だ。“泉”はお前に試練を与えるだろう」謎の言葉を残して彼は立ち去った。
ジャックは、店の小部屋に“ジャック・スパロウ”のシルエットを見る。同じ服装、同じ歩き方…。剣を抜き、互角の激闘が始まった。この動きを知る者はひとりだけ。そう気づいたジャックは、突然、敵に濃厚なキスをした。彼になりすまして船員を集めていたのは、かつて彼が愛した女―。彼に誘惑されて修道女から女海賊へと人生を激変させたアンジェリカだった。だがその後、ジャックは、何者かの投げ矢に襲われ気を失う。

ジャックが気づくと、そこは、悪名高き伝説の海賊・黒ひげの海賊船<アン女王の復讐号>の上だった。航海士としてアンジェリカがいる。はめられたと知り、彼女の首に、鋭いフックを突き立てるジャックに、アンジェリカは驚くべき告白をする。黒ひげは、自分の父であり、彼に下された“ある予言”を覆すために泉へ行く必要があるのだと。ジャックは驚く。しかし、狡猾なアンジェリカの、どこまでが真実でどこが嘘なのか？
黒ひげ、アンジェリカ、バルボッサ、そしてジャック・スパロウ。野望と裏切りが渦巻く中で、果たして、 “生命（いのち）の泉”に辿り着き、“永遠の命”を得ることが出来るのは？

感想。ネタバレ要注意！
というわけで早速観てきましたよ。

総合的な感想としては、キャラは良いのに脚本が悪い(´；ω；｀)でしょうかね。
なんていうのかな、折角の“ジャック・スパロウ船長”の魅力を生かし切れてないというのか…彼の特性を台無しにしちゃってるような設定と展開でした。
新キャラのアンジェリカも良い味出しているのに、扱い方が勿体ない。
もっとハラハラさせるようなジャックとの駆け引きを魅せて欲しかったな。
バルボッサの扱い方だって、なんだかなー的な……うぅ～ん。
色々惜しい出来でした。
前作までと、がらっと変えたいのは分かるよ、分かるんだよ。
これからまた続くようなので、次回作に期待！
今回は多分、アンジェリカの紹介と新展開への序章みたいな感じなのかも。
ラストで黒ひげの船から、黒ひげがコレクションしていた船達とブラック・パール号を頂戴していったから、次回作こそはブラック・パール号で大活躍するジャックの姿が観られることを期待したいと思います。
ジャック絡みのアクションがとことん少なかったのもガッカリでした( TДT)海賊なのに、海賊なのにさ……

アンジェリカのキャラ設定もなんか曖昧な面があったのが残念。
なんであそこまでワルな父親に拘っていたのかも…ちょっと説明不足でした。
ジャックとの過去は…今後暴かれていく事を期待しますわ。

それと牧師と人魚との恋愛も、とってつけた感じで感情移入出来なかった。
キリスト教礼賛みたいな印象も受けたしね。
時代背景的に仕方がなかったんだろうけれど、たまには仏教徒も出してくれよｗ

面白くないわけじゃないですよ。面白かったですよ。
でも、絶賛は出来ないレベルでした。☆3.5個くらい。
ジャックの滅茶苦茶振りが減速した印象(--;)海賊ぽくない感じだったし。

３Ｄ字幕版で観ましたが、まぁマシなレベルだったかな。相変わらず疲れますが(^_^;)