洋画な日々。

ベスト・キッド （2010年度製作版） コレクターズ・エディション(DVD)
■監督：ハラルド・ズワルト　
■出演：ジェイデン・スミス　ジャッキー・チェン　タラジ・P・ヘンソン
■ストーリー

解説
最高の師匠がくれたもの、それは、逃げずに立ち向かう勇気――。不朽の名作『ベスト・キッド』が北京を舞台に、ジャッキー・チェン＆ジェイデン・スミス共演で復活！ 父を亡くした少年と哀しみを背負うカンフーの達人、世界最高の師弟コンビが新たな感動を生む！！

転校先でのいじめに苦しむティーンエイジャーが、ひとりの師匠との出会いを通じて成長し、自身の道を切り開く姿を描き、世界的大ヒットとなった1984年の映画『ベスト・キッド』。師弟愛とクライマックスの決戦シーンが今なお語り継がれる、あの伝説的名作の感動が、四半世紀の時を越えて、オリジナルへのリスペクトを捧げつつ新たな命を吹き込まれ甦った。オリジナル版にあった、師弟愛、ロマンス、そして弱者だった主人公が強敵を打ち破る痛快サクセスストーリーはそのまま受け継がれているが、舞台を中国に移し、主人公の年齢を下げ、国籍を変えたことで、それぞれの要素はよりエモーショナルにより深く観る者の心を揺さぶる。

アメリカから来た12歳の主人公ドレを演じるのは、『幸せのちから』で父親ウィル・スミスと共演し、日本中を号泣させた天才子役ジェイデン・スミス。あの愛くるしさに逞しさが加わったジェイデンは、思春期の男の子の複雑な心理も見事に演じ、俳優としての成長を印象づける。とりわけ、クライマックスで披露する大人顔負けのカンフーアクションは必見だ。ドレの師匠となるカンフーの達人ハン役には、名実ともに世界最高峰のアクションスターであるジャッキー・チェン。ジェイデンにカンフーを指導し鍛え上げたのは、ジャッキー・チェン・スタントチーム。自分の持てるカンフーの技と精神を若い世代へ伝えようとするハンの姿は、どこかジャッキー自身の人生とも重なって見えて、感慨をいや増しにする。

父親を亡くした少年と孤独な中年男性との間に生まれる親子のような絆、心優しい中国人少女との初恋のときめき、自分自身の弱さと闘うことを学び一歩一歩確実に成長していく清々しさ、そして圧倒的なリアルカンフーの迫力。それを紫禁城から万里の長城まで、世界遺産オンパレードのオール中国ロケでスケール感豊かに描いて見せた本作は、あらゆる世代に元気と勇気を与えてくれるだろう。オリジナル版のファンも大満足必至の素晴らしい出来映えだ。

あらすじ
父を亡くし、母親と2人で暮らしをしている12歳の少年ドレ（ジェイデン・スミス）。彼は母の転職を機に、アメリカから中国・北京に引っ越してくる。言葉も文化も違う新天地での生活に馴染めないドレは、近所のカンフー少年チョンたちにいじめられる。ドレは彼らから逃げてばかりいたが、ある日、マンションの管理人ハン（ジャッキー・チェン）に助けられる。実はカンフーの達人であるハンは、自分を守るために使うことを条件に、ドレにカンフーを教える。ドレはカンフーの訓練にひたむきに取り組み、同時に、逃げずに立ち向かうことの大切さも学んでいく。やがてドレは、チョンとのカンフー決戦の日を迎える。


感想。
オリジナルの方は観てないので、比較の感想は出来ません。
なので、これのみの感想を書きますね。

ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス君。
段々良い役者になってる気がする。
何の問題もなく楽しめました(*´Д｀*)
あれだけアクションも演技も出来ていたら、そりゃあ超親バカにもなるわねぇ。
ジャッキーの枯れたオッサン演技も素晴らしかった！
愛する妻と息子を自分のせいで亡くしてしまい、無気力にアパートの管理人として日々ぼんやりと過ごしているだけの寂しいオッサンの役が凄く上手かったです。
こんな役も出来るんだね～ジャッキー。
管理人ハン（ジャッキー）はなんとなく流れでドレ（ジェイデン）にカンフーを叩き込む事になるのですが、この2人の人生二人三脚見たいな関係が良いんですよ。

勿論ハンはドレにカンフーを覚える時に大切な技も精神も教え込むのですが、そうやってドレと接する間に家族を失って空っぽだったハンの心も段々と満たされてゆくのですよ。
この辺の流れがジーンと来ます。
お互いに、かけがえのない形には現せない心を与え合って成長してる２人のヒューマンドラマですね。

ドレと中国人少女メイとの可愛い恋愛も華を添えてるし、ここでも少年らしい真っ直ぐさで反対していたメイの父親の心を動かす所も、捻くれた映画では無くて爽やかだと思います。

ラストでは、ハンの教えとドレの本当の心の強さに感服した意地悪カンフー少年達も心を入れ替えて、ハンに敬意を示すし(*´Д｀*)
涙目の意地悪カンフー少年達の極悪師匠がうけたｗ相当悔しかったんだろうなｗ
意地悪カンフー少年達が通うカンフー学校の極悪師匠は「相手が倒れても徹底的に痛めつけろ」だの「トドメを刺せ」だの教えていたし、最後のドレとの対決でも「怪我をさせろ」だの「怪我をした足を狙え」だの卑怯な事ばかりを少年達に命令していたからねΣ(｀Д´　)

大変分かり易い「正義は勝つ」ストーリーで、楽しく最後まで見ることが出来ました(^_^)