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テーマ:映画館で観た映画(8523)
カテゴリ:洋画感想
■監督:ケネス・ブラナー ■出演:クリス・ヘムズワース(Thor) ナタリー・ポートマン(Jane Foster) トム・ヒドルストン(Loki) ステラン・スカルスガルド(Erik Selvig) コルム・フィオール(King Laufey) レイ・スティーヴンソン(Volstagg) イドリス・エルバ(Heimdallur) カット・デニングス(Darcy Lewis) 浅野忠信(Hogun) アンソニー・ホプキンス(Odin) ■ストーリー 解説 「アイアンマン」「スパイダーマン」「X-MEN」「インクレディブル・ハルク」などの人気ヒーローを生み出してきたアメリカのマーベル・コミック!そのマーベルから、また新たなヒーローが映画化された!しかも、今度はマーベル・ヒーロー映画初の3D超大作として!その名は「マイティ・ソー」!北欧神話の雷神トールの英語読み、、そう、なんと神話の神様がスーパー・ヒーローとして現代のアメリカに現れたら?という大胆な着想で生まれたコミックなのだ。豪華絢爛たる神の世界の話と、雷の力を持つソーの暴れっぷりを、実写映画化するのは難しいとされてきたが、今回一流のスタッフ&キャストによって見事に映画化に成功した。北欧神話の神々を、別次元の宇宙に住む"スーパー人類"的解釈で描き、ファンタジーとSFのバランスをうまくとりながら、とってもチャーミングな娯楽活劇に仕立て上げた! 別宇宙に存在するアスガルド王国の王子ソーは、その傲慢さと好戦的な性格が災いし、父である神王オーディンの手によってすべてのパワーを奪われ地球へと追放される。そこで、別宇宙の研究を続ける女性天文科学者ジェーンと出会う。アスガルドに帰る方法を探し、トラブルを起しまくるソーだが、地球での体験を通して、彼は成長していく。そして、アスガルドと地球の両方に危機が訪れたとき、彼の真の勇気が覚醒!ソーは誇り高き超戦士マイティ・ソーとなるのだ!今までのヒーロー映画にはない、豪華さや楽しさ、そしてファンタスティックな要素がいっぱい。ソーの武器は、スーパーパワーを秘めたハンマー ムジョルニア!(「アイアンマン2」のエンド・クレジットの後に登場する、あのハンマーだ!!!)これをブンブンふりまわして戦う、というユニークな殺陣も見もの!今までのヒーロー映画とは一味違う、神級のアクション・エンタテインメント!それが「マイティ・ソー」なのだ! 観ながらチェック! 1.ハルクの影 劇中、「シールドがガンマ線研究の科学者と接触していた」というセリフがあるが、これは明らかに、ハルクに変身してしまうブルース・バナー博士のこと。 2.アイアンマンの影 デストロイヤー登場の際、シールドのメンバーが、「スタークの発明か?」と言うシーンがあるが、これはアイアンマンことトニー・スタークのこと。きっとデストロイヤーがアーマーに見えたのでしょう! 3.ホークアイの影 シールドの仮設基地に潜入したソーを、狙うスナイパー バートン。よーくみると「ハートロッカー」のジェレミー・レナーが演じている!なんと贅沢なゲスト出演!それもそのハズ、、このキャラクターは、別名ホークアイと呼ばれるヒーローで、次の「アベンジャーズ」でも大活躍!(のハズ) 4.キャプテン・アメリカの影 エンド・クレジットのあとに登場する、あのアイテムは、実は次のヒーロー映画「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」の悪役が使うコズミック・キューブという超物質なのだ! あらすじ 神の世界アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、選ばれた者しか持つことのできない伝説の武器“ムジョルニア”を手に、最強の戦士としてその力を誇っていた。 しかし強すぎるあまりその傲慢さから、氷の巨人の世界へ身勝手に攻め込み、アスガルドを戦乱の危機に陥れる。 その行為に怒ったオーディンはソーの力とムジョルニアを奪い、地球へと追放する。 地球の荒野で目覚めたソーは、天文学者ジェーン(ナタリー・ポートマン)たちの乗った車に追突される。ジェーンたちはソーを病院へ連れていくが、ソーはそこでも暴れ出す。 ソーは慣れない人間生活を送るが、ジェーンとの出会いによって人間の痛みや弱さを学び、彼女に心を奪われていく。一方そのころ神の世界では、邪神ロキ(トム・ヒドルストン)がアスガルド征服を狙い、陰謀を企てていた。 ソーの護衛であったホーガン(浅野忠信)、ヴォルスタッグ(レイ・スティーヴンソン)、ファンドラル(ジョシュア・ダラス)の三銃士は、国家の危機をソーに伝えるため地球へやってくる。しかしロキは、破壊者デストロイヤーというマシンをソーに向けて放っていた。 さらに危機は、ジェーンにまで迫っていた。ソーは力を取り戻し、地球と神の世界を救うことができるのだろうか? 感想。ネタバレ込み込み。 トランス・フォーマー3の3D予告編に萌えてしまった私ですwあー、楽しみだ♪ あ、マイティ・ソーの感想ですね(^_^;) 地球でのメイン舞台が田舎町だった点以外は満足でした。 3Dオススメです。虹の橋ビフレストで次元から次元を移動するシーン等は3Dの方が見応えあると思います。 マイティ・ソーは、勿論ベースが北欧神話なので世界観が壮大です。 基本的な世界観はユグドラシル(世界樹)という巨木が九つの世界を内包し繋いでいるというものです。 その内のアース神族の住む国アスガルド、巨人の住むヨトゥンヘイム、人間の住むミッドガルドが今回の作品の舞台になります。 勿論何の知識も無く楽しめる作品ですが、少し北欧神話の基本を囓ってから観に行くと倍楽しめると思います(^_^) ただ北欧神話の設定をそのまんまパクってるわけではなく、かなりオリジナル設定になっているので下手に北欧神話に詳しい人から見れば「あれ?おや?うーん?」という箇所は多いと思います(--;) あ、でも監督さんはシェイクスピア演劇の人だから、シェイクスピア劇とアメコミを上手く融合させててその辺は高評価。 さて、作品の前半はまだ本当の優しさや強さを理解していない傍若無人俺様神様wな時のソーの暴れっぷりがメインになってます。 力を誇示して戦うばかりが国を守ることではないし、時には耐えて引くことも大事だということが全く理解出来ない挫折知らずの勢いがある若者そのまんまって感じですね。 そんな俺様何様神様で猪突猛進気味な兄の足下を掬うべく、ロキは姦計をめぐらせたわけですよ。 自分が王になった方がアスガルドの為になると思っていたんでしょうね。 それにまんまと嵌ってオーディンから勘当されてミッドガルド(地球)へ追放されたわけなんざますよ。 でもロキは、最初はアスガルドの王座を狙ってただけだったぽいですね。 でも兄や兄の取り巻き達と共にアスガルドの王宮武器庫へ不法侵入した巨人族ヨトゥンの事を探るべく、ヨトゥンへイムへ出向いて巨人族ヨトゥンと交戦になってしまった時に、巨人族ヨトゥンの冷凍攻撃を受けても自分の腕が凍り付かなかった事に衝撃を受けて、父であるオーディンに問うのですよ。 それでオーディンは衝撃の事実をロキに告げるのです。 昔々に巨人族ヨトゥンと戦争をしていた時にヨトゥンへイムの寂れた寺院で捨てられていた巨人族ヨトゥンの赤ん坊を拾ったんだと。 ロキはそこで、全てが足下から崩れ去る錯覚を覚えたのかもしれません。 自分はアスガルドの王座に最初から就けなかった存在だと。 信じていた全てが崩壊したんですよ、きっと。 オーディンはソーと分け隔てなく自分の息子として育てたし、お前は私の息子だ。お前が負い目を感じるかと思って内緒にしていたとかロキに言いますが、多分ロキの耳には右から左へ華麗にスルーだろーなと。 嫉妬しながらも、真っ直ぐで自信家の兄ソーを尊敬してきただろうに、全てが崩れ去ったのでした。 そんなロキの様子に自分の愛情が通じなかったのかとショックで倒れてしまったオーディン。 相当子煩悩だったんだな、うん。寝込んじゃうし。 それでロキは、更に姦計をめぐらせて、最終的にアスガルドを支配してヨトゥンへイムを破壊しようとします。 自分を捨てた巨人族ヨトゥンへの憎悪も相当だったんかな。 でも、ロキはロキなりに、アスガルドの為を思って行動していたんだろうなということが随所に滲み出ています。 完全な「悪」では無いんだよね。そこが面白い所。 その前に、地球へ追放されたソーの珍道中が笑えますw 何といっても、究極の坊ちゃん育ちwつか王子様なので挙動一つ一つが変過ぎて笑えます。 コメディだっけ、これww ヒロインの天文学者ジェーン達も「格好いいけれど、ちょっとおかしい人」扱いだしw 一番受けたシーンは、移動手段のないソーがペットショップを訪れて馬を所望する所ww 地球でも馬なのかw周りに自動車が沢山あるのにな。王子様はひと味違う。 あ、原作者スタン・リーもちゃっかり出てますよ。ニューメキシコの荒野に刺さった「ムジョルニア」を引っこ抜こうとしてトラックの荷台を壊しちゃったお茶目なじーちゃん役でw ただ惜しむらくは、ロキが操作していた邪神兵士デストロイヤーですがね、ネーミングのセンスが( TДT) 北欧神話らしい名前にして欲しかったな。 デストロイヤーと聞いてこれを連想するのは私だけか? 余談はともかくwソーが王としての真の心に目覚めるまでの展開はちょい急過ぎという印象も受けますが、その辺は時間の都合もあるので仕方がないかな。 全体として、観て損はない作品です(*´Д`*)♪ 神話好きさんもアメコミヒーロー好きさんも是非どうぞ。 最後にはやっぱりというか何というか死んでなかったロキも出てきて「アベンジャーズ」への予告編っぽい感じで終わります。 ソーも作中でシールドの人に「同盟を結んでも良いぞ」みたいな事を言ってたしね。 んー、てことは「マイティ・ソー2」ではなくて、次のソーとロキの出番は「アベンジャーズ」で、って事になるのかな。でも「マイティ・ソー2」は2013年7月26日ってどこかで観たぞ。 どんだけ作品を出すんだよマーベルヒーローシリーズw まんまと策略に嵌ってしまってる私でありました…次は「キャプテン・アメリカ」か(__;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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