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テーマ:DVD映画鑑賞(13978)
カテゴリ:洋画感想
![]() ヴァナルガンド 解かれた封印 ■監督:トドール・チャプカノフ ■出演:ロバート・ピカルド/ジェイソン・ロンドン/レオノア・ヴァレラ/ローレン・グレアム/グリフ・ファースト/マーク・マコーレイ ■ストーリー 謎の遺跡から、怪しい光を放つ巨大狼が復活! 伝説の牙狼とそれに立ち向かう女の壮絶なバトル! ・・・そして、遺跡の謎が明らかに・・・!! 人間への怒りに吼える『伝説の幻獣』との戦いを描いた至高のアクションアドベンチャー!古代遺跡に隠された封印を解き明かせ! 「バトルスター・ギャラクティカ」などハイクオリティな作品を創出するSF作品専門チャンネル“Syfy channel”放映作品! あらすじ ある夜、石油会社の採掘現場で謎の遺跡が発見される。作業員たちが遺跡を破壊しようとしたとき、遺跡を包んでいた青い炎が消え、謎の獣モンスターウルフが現れる。 モンスターウルフは現場の作業員たちに襲いかかり、瞬く間に惨殺する。そのころ、土地買収を強引に進めていたスタークの弁護士として、美人弁護士マリアが街に到着する。彼女はこの街の保安官の娘で、この大きな仕事のために3年ぶりに帰ってきたのだった。 しかし、マリアはモンスターウルフに殺されかけたのをきっかけに、スタークの仕事から手を引くことを決意した。ネイティブアメリカンのターナーは、訪ねてきたマリアと仲間たちにネイティブアメリカンに伝わる戦士と狼の伝説について語る。そのとき、土地買収を邪魔されたスタークがターナーの命を奪い、マリアたちも銃撃を受ける。マリアはターナーの首飾りをはずして警察に逃れる。 部族の生き残りを探そうとするマリアたち。そして、モンスターウルフをなんとか倒そうと、犠牲ばかりを増やしていくスターク。マリアたちは、遺跡の謎を解明することができるのか・・・。 感想。 自分の地元や人間関係より自分のキャリアを選んだ新米弁護士マリアが今回のヒロインです(´・ω・`)悪いけれど共感出来ないわ~このヒロイン。 弁護士として一流になりたいが為に、プロポーズしてきた恋人エールを振って、ルイジアナ州の田舎町クロウリーを出てニューヨークで仕事をしているマリア。 今回クロウリーへ戻ってきたのは、里帰りが目的ではなくこのクロウリーで石油採掘を行いたいホルター石油に雇われたからなんですね。 ネイティブアメリカンのターナーの土地が欲しいのですが、ターナーは石油採掘に反対しているので社長のスタークにNOを突きつけています。 そのターナーを始め、石油採掘に反対してる住民達を動かすのに、地元出身で顔が利くマリアを敢えて雇ったんですよ。 「友人達を裏切ることが出来るか?」というスタークに「人間関係が良かったら街を出てないわ」とクールに答えるマリア。 最後まで徹底して悪役ヒロインになりきってればまだ良いものの、途中で反対派についちゃうものだからつまんなかった。恋人のプロポーズ蹴ってまでつかみ取りたかった名声じゃないのか(´・ω・`) まぁともかく、そのホルター石油社長スタークが、内緒で深夜に掘削作業を行わせている現場に先住民の遺物らしいものが出てきたのでどうしますか?通報しますか?と現場監督から電話が来たんですが、「内緒で掘ってるのばれたらヤバイから、そんなもん爆破しておけ」と一蹴。 その遺物は石でできた直径1m位の輪で、何故か上部には青い炎がともったままです。 よくそんな気持ち悪いもん爆破出来るなΣ(´∀`;) それでC4爆弾で爆破しようとしたのですが壊れない輪。しかし青い炎は消えました。 そして輪の中から、巨大な狼さんこんにちわ |ω?`)チラッ (((((((`ω´ノ;)ノ ニゲロ~!! 三(ノ;゚д`) ニゲロー! がぶりんちょΣ(>Д<)アウチ! 作業員全員喰われて死亡。 検屍官や警察官の判断は「他の州から迷い込んだオオカミか熊だろ」。 というわけで輪っかから出てきた体重100kg強の謎のオオカミさんだとは思いもしません。まぁ普通はそうだ。 マリアは地元のスーパーで知り合い達に遭遇しまくり小さい街だと実感してます。 ついでに元恋人エールにもお節介にも「マリアが帰ってきた」情報が複数寄せられ、マリアが家に帰るとエールが待ってましたw 「仕事で来てるから3日ほどで帰るの」と連れなくあしらうマリア。 それでもエールはめげずにアタックするつもりですが。 マリアの父親は街の保安官です。父ちゃんも複雑だろうな、娘が買収する側で。 マリアはやたら「キャリアの為よ」と気合い入ってます(´・ω・`) 一方のスタークは、マリアに良い買収案を求めます。マリアは「ターナーの周辺住民の土地を買収するのよ。それで石油が出た~と虚偽の報告をして、周辺住民にがっぽりウハウハと収入が出来たら“じゃあ俺も売った方が良いのかな?”ってターナーも気が変わって売ると思いますわ」と、ジワジワ周囲から攻めればいいんじゃね?作戦というアホな作戦を提示。「それいいんじゃね?」と乗ってくるスターク。 アホだろうこいつら(゚A゚;)金銭の問題じゃないっつの。 それで早速おとり買収の為にマリア宅のお隣さん。人の良さそうなおじいちゃんを買収。「掘削中はどこへ旅行に行っても良いんだと(*´Д`*)儂ニューオリンズへ行くぅ♪(*´∀`*)ワーイ」と無邪気なおじいちゃん。 マリアが「車で3時間の所よ!?」と近すぎるんじゃね?もっと贅沢しても良いのよ?的な発言をしたのに、人の良いおじいちゃんは「冒険したって良いじゃないか~♪」とマリアの発言を逆に取るような慎ましいおじいちゃん(´;ω;`)いい人や。車で3時間のところでも贅沢に思えるなんて。 それなのに、オオカミの目的は「ホルター石油撃退Σ(`Д´ )」なもんだから、何も知らずにマリアにも助言されたし大丈夫だろうと気易くサインしちゃったおじいちゃんは、ルンルン♪と荷造り中に入ってきたオオカミにがぶりんちょΣ(>Д<)アウチ!…おじいちゃん、浮かばれなさすぎるorz その後、「ホルター石油に関連した人しか襲われてない」事が判明したのに、おじいちゃんの死について微塵も反省してないマリアはヒロインの資格無しm9っ`Д´) ビシッ!! 次々とホルター石油関係者がオオカミに殺されるので、スタークはオオカミを始末するのに殺し屋を雇いますが、こいつらも何だかなぁ(´・ω・`)本当に一流か?と突っ込みたくなる箇所が多々。 「事故死」に見せかけてターナーを始末するように依頼されたのに、思いっきりマリアやエール、エールの友人達と庭でお茶しているターナーやマリアをバンバン撃ちまくるし工エエェェ(´д`)ェェエエ工事故死ちゃうやん。 マリアは途中で「辞めます!」とスタークに言いますが、おせぇよマリアさんよ…途中まで片棒担いでて都合良すぎ。 あっさりとエールとも寄りを戻すし。キャリアより愛情友情が大事と気付いたのは良いけれど、今更だわ~( ̄д ̄) それでターナーは殺される前のお茶をしているときに、オオカミを過去に封印した部族の血を引く者が自分の命と引き換えにならオオカミを倒せるという伝説を3人に話します。しかしその部族は絶滅したはずとマリアは言います。ターナーは首を振って最後の一人が居ると言いますが、その直後に殺し屋に撃たれて死亡。それが誰かは聞けませんでした。ターナーはマリアに自分の首飾りを渡して息を引き取ります。 冒頭から、何度もフラッシュバックのようにマリアが過去に事故を起こして横に乗っていた母親が死んでしまう記憶が出てくるんですね。マリアはその時の記憶が曖昧で、自動車に乗るときによくそのフラッシュバックが現れます。 それでクライマックスでマリアが殺し屋を追いかける時に警察署に居たのでパトカーを拝借して運転するんですが、そんなフラッシュバックが起きると分かってるマリアに運転させるエールもどうかと思うよ(´;ω;`)男2人のどちらかが運転しろよ!それでマリアがパトカー運転中にまたフラッシュバックが起きてパトカー事故るし( ̄д ̄)まぁ事故るよな。 その衝撃で事故の前後の記憶を取り戻したマリア。 なんと!マリアは養子だったのです!しかも彼女がその部族の最後の1人だったヽ(`д´;)ノなんてありがち展開w つーか、隣に乗ってた義母さんよ。そんな人生ひっくり返るような重大な会話を「マリア16歳運転中☆」に語るなよ(;´Д`) そりゃ吃驚して事故るわ… それで「命と引き換え」なのを分かっていてライフル持ってエールに「愛していたわ!」と言い残して狼さんを倒しに行ったマリア。 ライフルの筒に、ターナーから貰った部族の首飾りをつっこんでおもむろに ばきゅん▼Д▼)┳*--------------(☆||| ̄д ̄)オオカミ灰になる そしてマリア死亡。 しかし何故かエールが救急車などを呼んで、電気ショックを与えたら無事に復活しました。 ・・・・・・・・それじゃ駄目だろ(´ω`)命と引き換えなのにw そしてマリアとエールは結婚することに。 マリアは一人、あの輪っかにオオカミの灰を投げ入れると、輪っかの上には青い炎が再び出現してオオカミを封印しました。 ・・・・・・・・その青い炎は、誰の魂よ(´・д・`) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.08 10:30:59
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