|
テーマ:DVD映画鑑賞(14181)
カテゴリ:洋画感想
トレジャー・オブ・レジェンド~ナチスの秘宝~ ■監督:ルスラン・バルトザール ■出演:デニス・ニキフォロフ、イナ・ゴメス、ユークリッド・クルドジュディス、ナタリア・ルドヴァ、オレグ・ドリン ■ストーリー 失われた“ナチの秘宝”を探せ! 伝説の5つの秘宝を巡る、怪盗アドベンチャー・アクション! 「インディ・ジョーンズ」の謎解きアドベンチャーに「ナショナル・トレジャー」の宝探しアクションが見事に融合!幻と思われた半世紀前のナチス・ドイツの隠し財宝を巡り、奮闘・死闘を繰り広げるトレジャー・ハンターの活躍を描いた、興奮のアクション・アドベンチャーが日本上陸! 不可思議な謎解きとスリリングなアクション満載の大冒険活劇! 魅力的なストーリーと登場人物、爽快感溢れる怪盗アクション!様々な思惑と情報が複雑に交錯する中、幻の秘宝を盗み出すことはできるのか…!? 今やケータイゲームを筆頭に、コミックス・ドラマなど多彩なメディアで絶大な人気を誇る、“怪盗”モノ! スピード&スリル溢れる、痛快・怪盗アクション!時代を跨ぎ、インターナショナルなロケーションで展開する、圧倒的スケールのアドベンチャー巨編!物語に複雑に絡む時間軸と舞台。 世界規模のロケを敢行し、アドベンチャー大作に相応しい迫力の映像を創り上げた! あらすじ 時は第二次世界大戦下の1944年── 戦況不利なナチス・ドイツ軍は5つの秘宝のパワーを使い、ドイツの復活、さらには世界征服を目論んでいたが、参戦したロシア軍の奇襲に遭い、秘宝もロシア部隊の手に…。 時と場所を越え、現代のロシア── かつて5つの秘宝を所有していたドイツ人貴族の子孫から、秘宝の噂を聞きつけた謎の資産家・ロフトは、散り散りになった秘宝を探し出すべく、ロシア軍の子孫の1人であるポチョムキンに宝探しを依頼する。成功報酬は破格の100万ユーロ。お調子者のポチョムキンは即座に依頼を引き受けるが、命懸けのサバイバルになるとは思ってもいなかった…。 感想。 ロシアのテレビ映画です。物凄くロシアらしくないノリというか…大変ゆるい感じのコメディでした(;´Д`)アクション・アドベンチャーじゃないじゃん…一応、アドベンチャーしてアクションもしてるけれど、うん、コメディ。 主人公のポチョムキンは、冴えないチンケな詐欺師まがいのお調子者な脳天気野郎。 傍にいたら、蹴りの一発でも入れてやりたくなるわw私とはきっと合わないタイプw 1944年。東欧のナチス・ドイツ軍のお偉いさんであるフォン・スタインバーグ男爵が5つの秘宝を探し、そして手に入れました。5つの秘宝を溶かして融合させると、何か強大なパワーを発揮出来てドイツが世界を征服出来るとかなんとか…うん、意味がわかりません。 溶かそうとしてた時にロシア軍が攻めてきて、どさくさで部隊の下っ端が秘宝をネコババしちゃいます。 咎めようとした隊長も、その下っ端たちに「隊長にも1個あげるから」と1つ渡されて、ネコババすることにw そして5つの秘宝は散り散りになってしまいましたとさ。 そして現代、モスクワ近郊。せこい警察官詐欺をやってるポチョムキンwスピード取締詐欺してると本物の警察官に連行ww 警察署で「またか〜」みたいな説教受けてると、謎の美女登場。 ポチョムキンの保釈金を支払って連れていきます。 連れて行かれたのは、ハインリヒ・ロストという富豪のお宅。 彼は“ある公証機関の代表”で、「スタインバーグが5つの秘宝を家族の元へ帰したら100万ユーロ与えるよ、という遺言を残した」とポチョムキンに説明します。 そして、その5つの秘宝を奪った部隊の隊長がポチョムキン大尉。そう、ポチョムキンの祖父だったんですね(;´Д`) 「1つに付き20万ユーロ。取り敢えず手付け金1万ユーロを渡す」と1万ユーロの札束をちらつかせるハインリヒ。 何も考えずに飛びつくポチョムキンw そしてポチョムキンの、秘宝探しの旅が始まったのでした。 この後は、なんていうのか緊張感が一切無いトラブル起こしまくり巻き込まれまくりなのに、脳天気なマイペース男のポチョムキンの独特のペースで進んでいきます。 途中に出会ったコーヒー占いのおばあさんに「悪を阻止出来るのは5人の継承者が1つになった時。魅惑の秘宝とは物を意味するのでは無く人を意味するのだ」と言われます。 これがもう、オチ丸見えの台詞でかなり萎えてしまった(´・ω・`) だって、要するに5つの秘宝を持っていった軍人達の子孫が力を合わせてハインリヒの野望を阻止するってオチでしょw 最初の方でネタ晴らししてどうするよww そうそう、すごく分かり易い悪役のハインリヒ。 勿論「公証機関の代表」ってのは真っ赤な嘘で、秘宝のパワーを得てナチスを再興して?世界征服しようと思ってますよハインリヒ。 途中途中で、自分の肖像画を描かせたり銅像を造らせたりポスター撮影をしてたりと、すっかり5つの秘宝が自分の物になると信じ込んで準備してるのが笑えます'`,、('∀`) '`,、 自分以外の4人と、色々アクシデントがあったりしつつも徐々に?繋がりを深めていくポチョムキン達。 ラストはどろどろに鉄と共に溶かした5つの秘宝の中に飛び込もうとするハインリヒ。 なんでも「最初に秘宝に入った者が生まれ変わって世界征服できる」という言い伝えを信じていたらしい。 そして5人の前で意気揚々と生まれ変わることを信じて溶鉱炉に飛び込むハインリヒ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 何も起こらずwwww 当然よね、アホよね( ̄Д ̄ )と言い合いながら、ハインリヒが最後の秘宝買い取りで準備してた200万ユーロを持って5人はさっさとその場を立ち去ったのでありました(;´д`) 非常にゆるい微妙なコメディ作品なので、暇つぶし位にはなるかもしれませんが、アドベンチャー・アクションをお求めの方にはお勧めできませんw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[洋画感想] カテゴリの最新記事
|