■昨日(5月29日)行われた早慶戦1回戦は、慶應義塾大がスコア2-1で早稲田大を制し、11季ぶりのVに王手をかけた。勝利投手はノーヒットノーラン男・竹内大助(2年、中京大中京高)。スライダー、チェンジアップなど変化球を低めに集め今季5勝目(2敗)を挙げた。
一方、早稲田の先発・斎藤佑樹(4年、早稲田実)は完投したものの、被安打6、自責点2。昨年よりは調子が上がってきたようだが、敗戦投手になってしまった(今季通算、2勝2敗)。
■日刊スポーツには、もし江藤省三監督を指して「元プロ監督が優勝すれば、60年(昭和35年)春の法大・服部力氏以来50年ぶりになる」と書いていた。
服部力? ボクは江藤監督が初のプロ出身監督と思っていたので、服部力の名前をまるで知らなかった。いま調べてみたけれど、どこのプロ球団にいてどんな選手だったのかわからないまま。
調べてわかったのは1957年(昭和32年)~60年(昭和35年)までの4年間法政大の監督を務め、60年春季リーグ戦はチームを優勝に導き全日本大学野球選手権も優勝したこと。それ以外はまったく不明。
ちなみに、この時法政の主力打者は山本一義(元・広島)。野球部部長は後に「法政野球部の父」と呼ばれた藤田信男。1941年~1949年に法政大野球部の監督を務め、その後、職業野球・近鉄パールスの初代監督に就いたのは実弟の藤田省三。
■服部監督がリーグ優勝した翌シーズン(60年秋)には、名勝負「伝説の早慶六連戦」が始まった。
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