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あま野球日記@大学野球

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2011.03.19
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カテゴリ:プロ野球

最近の出来事から。

セ・リーグは文部科学省の節電協力要請を受け、19日の臨時理事会後、「ファンの皆様へ」と題した文書を報道各社に配布した。内容は全6項目からなり 、3月29日開催に延期を決めたことや、節電策の一つとして、今季のレギュラーシーズンについて延長戦は行わず、9回で打ち切ること等を発表した。

選手会の意向はパ・リーグと同じ4月12日開幕だったが、それは無視した格好だ。それより問題なのは「今季延長戦なし」と決めたこと。延長戦なしでは野球自体の面白みが減少する。それを理解した上での判断だったろうか。また現時点で1年間を通じた発表をする必要があったのか。

どうやらセ・リーグの幹部たちは、そもそも野球に興味がないらしい。「1年を通じて延長なし」の愚策は、ファンの野球離れを加速させる、いわば自分で自分の首を絞める行為なのに。
 

日本高校野球連盟は18日、東日本大震災を受け、第83回選抜大会(23日開幕予定、甲子園球場)の開催可否を協議する臨時運営委員会を大阪市内で開き、予定通りの開催を決めた。高野連の奥島孝康会長は「真剣にプレーする姿が、被災者のみならず日本国民にとって一筋の光になればいい」と語った。 (時事)

プロ野球(セ・リーグ)のことは前回書いたとおり。ただ高校野球は予定どおりに開催することが決まり良かったと思う。高校野球はプロと違い、(本来の意味で)興行ではない。
おらが町の代表校が懸命にプレーする姿が「復興への一筋の光」になる可能性はある。


■被災地・宮城県の代表校は東北高。すでに1回戦の対戦校は岐阜・大垣日大高に決まっている。組み合わせが決定後、阪口慶三監督は「どう言っていいか。20何回も甲子園に来ているが、初めてコメントに困る・・・」と言った。最後に飲み込んだ言葉は「東北高は最も対戦したくなかった相手だった」だと思う。

甲子園では、否が応でも「敵役」を演じざるを得ない学校がある。組み合わせの妙としか言いようがない。古くは返還直後の沖縄の学校と対戦した高校がそうだったし、最近では2006年夏・決勝で早稲田実と対戦した駒大苫小牧高、さらに2007年夏、公立の佐賀北高と戦った広陵高もそれに近いようにボクは思った。

今回の大垣日大は確実に敵役である。ここ数日間、東北高の選手たちがボランティアに励む姿が再三テレビに映し出され、その影響もあって球場を埋めたファンたちは東北高を熱心に応援するはずだ。百戦錬磨の阪口監督、多くの観客を敵にまわしてどう戦うか。


■箕島高の元監督・尾藤公さんが3月6日亡くなった。亨年68歳。尾藤監督の甲子園での通算成績は、出場14回、35勝10敗、優勝4回。地元の選手だけを集めたチーム作りでこの成績はすごい。

尾藤さん、最も忘れられない試合は1979年夏の甲子園3回戦(対星稜高戦)だったという。延長18回の激闘の末、尾藤さんが率いる箕島高がサヨナラ勝ちした試合だ。ただ箕島勝利の伏線には星稜・加藤直樹一塁手のファールフライの落球があった

数年後、尾藤さんは、「伝説の落球」というレッテルを貼られ、息の詰まるような生活を強いられていた加藤さんに再会し、自筆の色紙を贈った。対戦した学校の監督が相手校の選手を思いやるというのは不思議な関係なんだけど、その文字は加藤さんの胸に染みたという。色紙にはこう書いてあった。とても加藤さんへの思いやりの大きさがわかる詩だった。

岩もあり木の根もあり
ファーストフライもあるけれど
さらさらと
たださらさらと
水は流れる

 

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Last updated  2011.03.26 17:10:59
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