寝言は寝て語れ (旧analyzer的独白)

自転車か走って逃走か 家族らエンジン音聞かず
共同通信 2007/10/19 18:13
聞き込みをする警察官　鵜瀬柚希ちゃんが遊んでいた公園と自宅の間で、自転車の通行人に聞き込みをする兵庫県警の警察官＝１９日午後、兵庫県加古川市

　兵庫県加古川市の市立別府小２年鵜瀬柚希ちゃん（７）刺殺事件で、柚希ちゃんが襲われた前後、家族や複数の住民が車やバイクのエンジン音を聞いていないことが１９日分かった。

　加古川署捜査本部は、犯人が１分足らずで襲撃を終えた後、自転車か走って逃走した可能性が高いとみている。

　事件直前、自宅に向かっていた柚希ちゃんの後ろで、自転車に手を添えて立っている不審な男も目撃されている。

　調べでは、柚希ちゃんは１６日午後６時ごろ、自宅から約５００メートル先の公園から自転車で帰宅。自宅裏に自転車を置き、家の中に入るため玄関に回った直後を襲われた。

　出迎えた小学３年の姉と幼稚園児の妹は、６時前から自宅にいたが物音には気付かず、犯人や不審者も見なかった。悲鳴を聞いて家から出た母江梨香さん（２７）も、エンジン音や不審な物音は聞かなかったという。